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midnightbluelynxのブログ一覧

2024年04月15日 イイね!

井川

井川 スポーツ紙・日刊スポーツのニュースサイト「ニッカンスポーツ・コム」の配信記事『カジノで2兆円負けた井川意高氏「俺って優秀なギャンブラーじゃん」 収支分析の新事実にドヤ顔』に接し、天を仰ぐ。

 この記事の書き手も読み手も、いったい何が面白いのだろうか。
 醜悪なことこの上ない。

 2兆円などという金額は、政府の目玉政策経費か、自治体の一般会計予算か、はたまた小国の国家予算か、という規模である。
 有効に活用されれば、景気が浮揚し、地域の振興が果たされ、国民生活の安定が期待されよう。 
 個人が享楽的に”熔かし”、裏社会に流してよい筈がない。

 以前にも意見したが、そもそもその金の出所は本来、井川某が自由にできる財産ではない。
 文明社会のあらゆる場面で、その屋台骨を支える製紙業に、真摯に取り組んできた数多の従業員が稼ぎ出した売上げである。

 井川某の家業に仕えた従業員たちは、この記事を読み何を思うだろうか。
 まるで立小便をするクソガキが、「オレはこれだけ飛ばしたぞ」と下らない競い合いをしているに過ぎず、少なくとも私には、真摯な反省や深い後悔の気持ちを読み取ることができない。


 一切を喪った絶望から自裁することも、返済されぬ掛け金の代わりにマフィアがタマを取りに来ることもないならば、博打とは無縁の真面目な人々の失笑と、稼ぎを奪われた労働者の怨嗟に塗れて、呪われるがよい。



Posted at 2024/04/15 20:57:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2024年04月11日 イイね!

泣訴

泣訴 出版大手・講談社が運営するウェブマガジン「現代ビジネス」の配信記事から、本日付『「息子が突然正座になって泣きながら…」多くの人が知らない「体験格差」の厳しい実態』に懸念す。

 子どもが「サッカーをしたい」と泣訴するエピソードは、やや過剰な演出の臭い(正座し畏まってお願いする、などという所作を誰から教わった?)がしないでもない。
 しかし、そのシチュエーションが、忙しく夕餉の準備を進める台所での立ち話であっても、親子で温まる浴槽の中であっても、はたまた床に就きまどろむ前のひと時であっても、リアルなスポーツ体験を渇望する子どもの真剣な訴えに直面した親の立場では、「なんとかしてあげたい」と思い心が締め付けられるのは当然であろう。

 我が国の社会から、潤いとしなやかさを喪失せしめた腐れ保守政権の失政が、世代を超えて悪影響を及ぼそうとしている。
 貧困に喘ぐ者の怒りと絶望を、特に政権主流派の立場で裏金を恣にしていた自称・政治家は正面から受け止め、汚れ切った自らの手と、嘘で醜く歪むツラを恥じるべきである。


 問題は、「体験格差」の底辺に追いやられた子どもたちだけではない。
 何不自由なく体験を積み重ねている子どもたちにも、大きな負担がのしかかっているように思う。

 ある私学の小学校入試で、面接試験において「富士登山に挑戦して、とても辛かったけど登頂しました!」なるエピソードを話して、合格を得た受験生の話が伝わると、我も我もと富士登山にチャレンジする未就学児が増えたようだ。
 もちろん子ども自身が主体的に、富士山の地理や歴史に興味を抱き、果敢に登山へ挑んだ例もあるだろうが、大多数は受験に熱を上げる親が仕向けて、面接のネタになればと登山に連れて行ったのではないか。
 富士山は、普通の山ではない。未熟な肉体が未体験の気象条件に見舞われれば、簡単に高山病や低体温症に陥り、命の危機が火口の如くに開けている。

 フィジカルな体験だけでない。
 いわゆる「英検」も、幼年層の受験が多い。
 初歩レベルの級位であればともかく、実例として未就学児が2級に合格している。
 こちらも、帰国子女で英語力がそもそも高いといった背景があれば何の問題もないのだが、むしろ日本語能力の増強が必要な時期に、無理な外国語教育を強いている家庭が皆無と言い切れるだろうか。

 過剰な「体験」もまた、所詮は親の自己満足や見栄でしかない……のかも知れず、子どもにとって獲るところ少なければ、体験をしていないのと変わらない。


(以下、一部限定公開)


 
 そもそも、子どもが積み重ねるべき「体験」とは何なのか。
 辺境に赴き異国へ旅することや、レベルの高い(コストも高い)習い事だけが「体験」なのだろうか。
 もし冒頭の泣訴が、本当に居住まいを正して行われたのだとしたら、私はその子を、こう慰め励まそう。

 君が、正座をして親にお願いをした、その態度は極めて尊い。
 本当に自分のやりたいことを親にお願いするのであれば、自然と背筋が伸びることだろう。
 のほほんとサッカー教室に通っているような子どもたちは、そんな想いに至ることもなく、況してや居住まいを正してお願いするなんてこともない。

 その想いや、正座でのお願いそのものも、人として成長するために、君にとってむしろサッカー教室よりも貴重な「体験」なのだと。


Posted at 2024/04/11 21:36:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2024年04月09日 イイね!

徴収

徴収 在京キー局・フジテレビ系列のニュースネットワーク「FNN」が運営するサイト「FNN プライムオンライン」から、『【速報】子育て支援金の年収別徴収金額を公表 年収200万円だと月350円、年収600万円以上で月1000円超に』に怒る。

 次世代育成のため、相応の費用が掛かるというのは理解できるし、政策投資に特段の異論はない。所得に応じた国民負担も、当然のことだろう。
 ところが政府は、岸田首相を先頭に「実質的な国民負担は生じない」などと嘯く。いやいや、こうして実額で試算されているぢゃないか。

 政府の言わんとするところは、その分ぐらいは賃上げがあるので、負担は増えていないでしょう……なるロジックなのだが、賃上げ相当分を勝手に召し上げ、消費に回せなくしておいて「負担は無い」などと主張するのは、遠慮の無い物言いが許されるのであれば、ハッキリ言って頭がおかしい。
 そもそもここ2年近く、物価上昇の影響で実質賃金はマイナスを記録しており、全く賃上げになっていない(参考情報URL参照)。

 そして最も拙劣なのは、加藤大臣の「(この年収別の試算は)正確でないので」なるコメントである。
 正確でない資料を、国会の場で臆面もなく公表するでない。

 過去の実績に基づく試算であって、今後の状況如何で変わる可能性があります、ということを言いたかったものと推察するが、明らかにボキャブラリーの不足である。

 血税から支払われる議員報酬や政党助成金だけでなく、多額の裏金を受け取ってもなお、有能な「次世代」政治家が育たないのであれば、政治に関連する経費を大幅削減/不正な裏金は没収または懲罰的な重課税をするなどして予算を確保し、社会を支える「次世代育成」に投資してほしいものである。

 恥を知れ。


Posted at 2024/04/09 15:27:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2024年04月08日 イイね!

巨艦

巨艦 出版大手・講談社が運営するウェブマガジン「現代ビジネス」の配信記事から、本日付『戦艦「武蔵」「大和」、空母「信濃」…日本海軍の「三大巨艦」すべての最期を見届けた男の回想』に注目。

 折しも昨日7日は、既に連合国の支配下に陥ちた沖縄への水上特攻の途上で戦艦大和が轟沈、事実上帝国海軍が壊滅した日である。
 もはや発掘され尽してしまったかと思われた戦争史において、いまさらよくも貴重なエピソードが見つかったものである。
 莫大な国家予算と数多の新機軸を盛り込みながら、極めて短命に終わった巨艦たちにして、最期に立ち会ってなお生き残った者が僅かであったとしても、こうして後世にその雄姿が伝わったのであれば、多少の慰めとなろう。


 しかし、この記事で紹介されている内容は、日本の戦争遂行が如何に誤っていたかを端的に示している。
 緒戦の夜戦成功に気を緩め、おっとり敵艦に近付きレーダー射撃の餌食になるなど、愚かしいことこの上ない。

 この件を「因果応報」、そして日本の敗戦(度々述べるが、決して「終戦」などでない)を「諸行無常」などと表現することにも、大いなる違和感を覚える。

 敵を攻めて後、反撃されて致命的な被害を受けたのは、因果などという他律的なやりとりの結果ではない。記事でも認めている通り、慢心と油断があったからである。
 また、海軍であるなら敵の猛攻に曝されてなお、常に「浮かび続ける」ことが義務であり、最も基本的な前提ではないのか。
 浮かび闘い続けることが「無常」であるなら、危なっかしくてそんな海軍には安全保障を任せられない。

 戦争を始めたのであれば、勝ち続ける他ない。
 その覚悟だけはあったにせよ、それを裏打ちする明確な戦略や緻密な外交工作を欠いたまま、我が国を他国の支配に委ねるに至った歴史を、元首・政府高官から末端の将校に至るまで、戦争を指揮した者は大いに反省し後世の国民から審判を受けるべきである。

 「諸行無常」は世の理と言え、「無常」たるべきでないものは確実に存在する。
 国の独立と、国民生活の安寧である。


Posted at 2024/04/09 08:30:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2024年04月02日 イイね!

就職

就職 時事通信社のニュースサイト・時事ドットコムの配信記事から『愛子さま「困難な道に心寄せ」 「新たな挑戦」意気込みも―日赤就職で文書回答』に祝意を示す。
 若者の特権たる瑞々しさ・初々しさが伝わる文面に接し、謹んで祝意を申し上げたい。
 

 昨日の早朝、愛宕警察署にほど近い裏道で、機動隊バスのディーゼルエンジンが唸りを上げている。
 元々芝消防署があった跡地を、警視庁が借り受けて捜査車輛の臨時駐車場としているスペースに、機動隊バス3台+指揮車(パジェロ)を入れたいのだが、敷地の端から1/3ほどの中途半端な場所に別の警察車輛(これも恐らく警備目的)が止められているため、頭から突っ込み敷地内で折り返すことができない。
 ならばとお尻から入れようとするのだが、国道裏の路地では幅に余裕がなく、民間ビルの裏口ギリギリにバスの額を寄せては切返し、寄せては切返し‥…をしていた。
 その間、当該道路は通行止め状態なのに加え、歩道も塞がれて迷惑この上ない。警察が円滑な交通を妨げるとは、何事であろうか。

 愛宕警察署の斜向かいが、内親王のお勤め先となる「日本赤十字社本社」で、初出勤にあたり無用な混乱を防ぐべく、機動隊が投入されたらしい。
 それにしても、警察署の目の前というロケーションである。所轄の警備能力に余程不安があったのかもしれないが、早朝の道路を封鎖状態にする騒ぎを起こしてまで、大部隊を投入する必要性があったのか。些か疑問である。

 社会的・経済的に俯瞰すれば、内親王がお勤めで果たされる貢献<過剰警備に伴う費用となってしまい、「ならば宮殿内でお静かにされていた方が…」という議論も巻き起こりかねない。
 不穏なテロは何としても防がねばならないが、内親王殿下の社会的貢献が極大化されるよう、警備当局も折り合いをつけてもらいたいと考える。


 よもや毎日、お勤め先近辺に機動隊バスがやってくるのか?と不安になったが、今日改めて同じ場所を通ると、機動隊バスや指揮車の姿はなく、いつも通りの街角の光景が戻っていた。
 日々のお勤めも、この平穏な日常の光景の中で続けていただきたいと願っている。

関連情報URL : https://www.jrc.or.jp/
Posted at 2024/04/03 17:51:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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