• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

midnightbluelynxのブログ一覧

2024年05月13日 イイね!

回顧

回顧 全国紙・読売新聞が運営するニュースサイト「讀賣新聞オンライン」の配信記事から『男子水泳部「シンクロやります」文化祭でゲリラ公演、動機は「女子に見てほしくて」…映画「ウォーターボーイズ」モデルに』に注目。

 先日の「松高」こと松山高等学校に続き、同じく”六校”の一角を占める「川高」こと川越高等学校の話題。

 因みに「川高」の略称を「かわたか」と読む人と「かわこう」と読む人に分かれるが、「かわたか」は外部(現役・卒業生など関係者以外)が中心で、主な理由は川越工業高等学校=「川工」(こちらも創立百年超の伝統校で、県内最古の工業高校)と区別するため。
 関係者内部では、当たり前だがそもそも工業高校と区別する必要性が希薄なため「かわこう」が定着している。
 栄えある第一応援歌「奮え友よ」の歌詞も、

 奮え友よ 奮い立て今
  初雁の 校旗はためく
   武蔵野に 鍛えし我等
 栄光の伝統守り 熱血の闘魂高く 今こそ誇れ
   勝利の王座 勝利の王座
    川高(かわこう) 川高 川高 川高
     おお我が 川越高校

 締めは「かわこう」4連発となっている。



 川越高校と言えば、云わずと知れた元祖「ウォーターボーイズ」
 関係者から漏れ伝わる話として、部分的ながら既に存じ上げていた内容もあったが、この度の讀賣新聞の記事は、更に深掘りして関係者を探し出し、直接インタヴューしているところが目新しく、極めて濃密である。

 やはりインタヴューを受けられている、映画版の矢口監督のコメントも、最初はイロモノかと思った(「くすのき祭」=文化祭では、女装コンテストもあったりするので、監督の感想は或る意味正常)ところが、豈図らんやイヴェントとしての完成度の高さに驚かれたとある。
 この辺り、映画では海岸での練習中に、高校生が集団で溺れているとの通報で救急車が出動する騒ぎになった際、生徒の一人(玉木宏)が、伊達や酔狂ではなくシンクロに真剣に取り組んでいる旨、マスコミに答えるセリフ(この事件が意図せずに文化祭の広報になった)に活かされているように感じた。


 川越高等学校水泳部関係者だけでなく、俳優・監督など映画関係者の人生にも、大きな足跡を遺した作品として、それぞれの記憶の中で回顧され続ける「名作」と位置付けてよかろう。

 今は別々の人生を過ごす多才な人々が、初秋の学校プールで、或いは過酷なロケ現場で、濃密かつ甘美な収束を体験したこと、それを共通の思い出として語れることは、極めて貴重で誇れることだと思う。


 また今年も、文化祭シーズンを迎えるのが楽しみだ。


※こちらはTVドラマ版「ウォーターボーイズ」のテーマ曲「シンクロBOM-BA-YE」。
 プールサイドの青年たちを見守る、果てしない初秋の青空がイメージされる名曲だと思う。川越高等学校吹奏楽部の鉄板定番曲。


Posted at 2024/05/19 18:21:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | 日記
2024年05月12日 イイね!

精力

精力 今夕、空手(松濤館流)の昇級審査を受審してきた。
 現在の級位(2級・茶帯)に上がったのが、一昨年前(2022=令和4年暮れ)だったので、実に1年半ぶりの審査である。

 この間、新型コロナ感染症の影響も受けつつ、一番の懸案がご指導いただいている師範のご健康で、暫くは平日の稽古が休止された状態が続き、追々稽古量も不足気味に陥っていた。
 そこで私の方から具申して、同じ師範の下、少し離れた別の街で開講している道場に話を通してもらい、クルマで往復1時間弱かけて稽古に出向き、これまでと違った環境で鍛練を重ねること幾星霜……。

 師範に代わり指導を統括されている副師範(ご子息)から、「ゴールデンウィーク明けに審査を実施するので受けますか?」と尋ねられたのが、先月上旬のこと。
 その「受けますか?」という副師範の物言いは、ニュートラルな単なる意向確認というより、「ここで頑張った成果を、見せてください」「もういいタイミングなので、受けましょう」と、熱量を持ってお誘いをいただいているように聞こえた。
 些かの不安(稽古不足に加えて、膝の調子が回復・調整途上)は否めなかったものの、より稽古に身を入れて取り組むためにも、そして何より副師範の熱量に応えるためにも、ここは受けるべしと決断し受審の申請を提出した。


 久しぶりに顔を出された師範を始め、先生方が審査員として見守るなかで始まった審査の内容は、

 突き・受け・蹴りなど「基本動作」が、5往復。
 前進しながら突き・蹴りなど複数の挙動を繰り出す「連続動作」が、2往復。
 指定形(各級位毎に定められている形)を2つ、得意形を1つ、それぞれ演武する。

 大人の受審者は、私を含め3名だったが、その他両手に余るほどの小学生~中学生の子どもたちも一緒に受審するので、当然一挙にこなすわけではなく、受審する級位の低い順から「基本動作・連続動作」→「指定形①」→「指定形②・得意形」→「組手(段審査のみ)」と進められ、息を整えることができるインターバルも設けられる。

 私は、指定形①=鉄騎初段までは何とか無難にこなしたものの、指定形②=抜塞大で体力を消耗し、得意形=慈恩の後半では酸欠を起こして、ふらついてしまった。

 稽古量に不足は無かった、とまでは言わないが、それなりに鍛練できていたつもりでいた。しかし、いかんせんスタミナが足りなかった。
 酸欠に陥ってしまったのも、呼吸の仕方が下手くそで、挙動の合間々々に呼吸を割り込ませて酸素を取り込んでいないからと推察され、呼吸法も含めて「空手」なのだとすれば、まだまだ鍛練も道半ば……ということに他ならない。


 今日の審査の結果がどう出るか、正直なところ分からない。
 結果云々よりも、現時点で達成できていること、至らざるところが見えただけでも、受審した意味は大いにあったものと思う。
 昇級できなければ、改めて昇級に向け鍛練を重ねるのみ。
 昇級(1級・茶帯)できたとしても、至らざるところに目を向け、克服しなければ、次の段位(黒帯)は無い。
 しかも段審査は、更に組手も加わるのだから、精力増進・スタミナ強化も課題だ。

 
 初夏の夜風に火照った体を冷やしながら、大いなる充実感と、同じくらいの反省を覚えながら、道場を辞した。
Posted at 2024/05/14 18:39:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | 日記
2024年03月29日 イイね!

法曹

法曹 東京六大学の雄・明治大学の広報サイト「Meiji NOW」の配信コンテンツから、『「虎に翼」放送直前!伊藤沙莉さんスペシャル・インタビュー』に注目。

 今日で最終回を迎えた「ブギウギ」に続き、新年度の連続テレビ小説は、女性初の弁護士・判事である三淵嘉子氏をモデルとする「虎に翼」。

 連続テレビ小説といえば、どの地域が舞台となるかが話題になることが多い(先ごろ震災に見舞われた能登・石川を舞台とした「まれ」や、天与も深き小江戸・川越を舞台とした「つばさ」等々)が、「虎に翼」では主人公の学び舎「明律大学」が、物語前半の舞台となっている。
 字面から想像される通り、こちらは我らが明治大学がモデルで、当然三淵氏はOGである。


 ドラマの舞台となった地域では、これを絶好の機会にと様々なイベントや展示を行って振興を図るが、明大も同様にネット上での情報発信や大学博物館での企画展を通じて、歴史的な偉業を成したOGの活躍を広報するようである。
 視聴者が目にする絵面だけでなく、法律考証に法学部教授がコミットし、ヒロインへの法学レクチャーも実施するなど、明大当局もバックアップに余念がない。

 ドラマ上の時代設定も、実際に三淵氏が明大に通っていたのも、戦前(昭和10年代)なので、現在の高層化・インテリジェント化されたキャンパスとは大きく雰囲気が異なるだろうが、それでも当時の明大や、キャンパスが立地する神田駿河台周辺がどのように描かれるのか、楽しみである。

 折を見て、「虎に翼」関連のイベントにも参加したいと考えている。
Posted at 2024/04/10 16:49:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | 日記
2023年10月29日 イイね!

戦後

戦後 今日は午後から、東京・九段にある「昭和館」を訪れた。
 昨年6月に初めて訪問して以来、2回目である。
 今回は、所属する大学技術士会のイヴェント(見学会)として再訪することとなった。

 前回の訪問に際し「昭和館」の概略を書き記したが、この施設は、どちらかと言えば歴史的・文化的な施設で、科学技術に関する高等の専門的応用能力を持つ技術者たる技術士団体の見学先としては、些か技術的なコンテンツに欠けるのでは?と思われるかもしれない。

 技術士制度が創設されるに至った背景は、第二次世界大戦後、荒廃した日本の復興に尽力し世界平和に貢献するため、「社会的責任をもって活動できる権威ある技術者」が多数必要となったことにある。
 技術士制度は、米国のコンサルティングエンジニア制度を参考に創設され、1951(昭和26)年「日本技術士会」が発足、1957(昭和32)年に根拠法令である「技術士法」が制定された。
 我らが技術士制度の源流は、終戦後の荒廃した日本の復興、即ち昭和館の展示にあり、そこへ立ち返って来し方を俯瞰することは、大変に意義深いことに違いない。

※以下限定公開
Posted at 2024/06/02 17:53:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | 日記
2022年06月11日 イイね!

辛苦

辛苦 今日は縁あって、東京・九段にある「昭和館」を見学してきた。
 第⼆次世界⼤戦中・戦後における国⺠の⾟苦を後世に伝えるべく、厚⽣省(当時)によって 1998(平成10)年に設⽴された展⽰施設で、当時を知る⽅・その世代から直接話を聞いている子世代にとっては、懐かしいであろう実物資料を常設展⽰しているほか、収蔵されている⾳響・映像資料や図書なども充実している。
 チタンパネルに覆われた特徴的な外観のビルは、早稲⽥⼤出⾝の建築家・菊⽵清訓博⼠の設計によるもので、細い縦桟が連続するデザインは、やはり歴史的な収蔵物を護り続けてきた東⼤寺正倉院の「校倉造」にヒントを得たと伝わる。

※以下、限定公開
関連情報URL : https://www.showakan.go.jp/
Posted at 2024/06/01 18:08:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

愛車一覧

メルセデス・ベンツ Gクラス カブリオ メルセデス・ベンツ Gクラス カブリオ
 G320カブリオ(V6・ミッドナイトブルー)を愛車にしています。  息の長いGクラスで ...
その他 その他 その他 その他
 サントレックスの軽規格折りたたみトレーラーです。以前所有していたキャンピングトレーラー ...
メルセデス・ベンツ Gクラス ジュラシックワールド・オフィシャル (メルセデス・ベンツ Gクラス)
G550 as a movie star! Coming soon.
メルセデス・ベンツ Gクラス ドイツ連邦軍多目的車輌「ヴォルフ」 (メルセデス・ベンツ Gクラス)
 ドイツ連邦軍が1989年~1994年にかけて10,000両以上もの大量調達を果たした軍 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation