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2013年06月30日 イイね!

廃駅

廃駅 今日はみん友・js'styleさんのお声掛けによるイヴェント『みんなでオフロードを楽しみませんか?』に参加させていただいた。


 走行会場がよく分からず、広い河川敷を彷徨するも既に参集している筈の四輪駆動車の姿を発見できない。
 js'styleさんに泣きの「何シテル?」を投稿して途方に暮れていたところ、気合の入ったジムニーが近くに停車したので、思い切って「みんカラで集まられた方ですか?」と尋ねてみた。ドライヴァーさんは「集まりのことは知らないが、ジムニーが走っている場所は知っている」とのこと。しかもそこまで案内してくださるという。
 
 親切な方のお導きのお蔭で、「何シテル?」を視て飛び出してきてくれたjs'styleさんともランデヴーでき、無事イヴェントへ顔を出せた。



 走行会には、錚々たる四輪駆動車が集結。ジムニー・ランクル・デリカ等国産車勢は言うに及ばず、輸入車の雄・レンジローヴァーも相応のヴァージョンアップが施されている個体ばかりで、完全ドノーマルのゲレンデなぞが混じっていいものか、顔を出してしまってから思い悩む。

 しかし私にとって、この場所へゲレンデで乗入れることは、もう一つ重要な意味を持っていた。




 走行会場は、具体的場所が判明してみれば何のことはない。私が学生時代から訪れていた場所だった。
 川越市安比奈新田または増形の入間川右岸。
 その筋の方には、「西武安比奈線の終点」と言った方が解りやすいだろうか。


 入間川で採掘された砂利を東京へ運搬するために開設された「西武安比奈線」は、東京近郊というロケーションと比較的最近まで現役当時の痕跡を留めていたことから、いわゆる「廃線マニア」の聖地と崇め奉られるだけでなく、川越が舞台となった連続テレビ小説「つばさ」でもオープニング画像始め線路敷が度々登場し、その存在が汎く知られている。

 正確には、西武安比奈線は「廃線」ではなく「休止」扱いとなっていて、今でも西武鉄道の営業延長キロ数に含まれる。


 今日の私たちは、今でも(法律上だけは)現役の駅構内で、クルマを乗り回して遊んでいたのだ。



 現役時代の安比奈駅には、西武鉄道で活躍していたアメリカ・イギリス・スイス由来の舶来電気機関車が本線(新宿線)から乗入れ、採掘場所から安比奈駅まで砂利を運搬するトロッコ軌道にはドイツ・コッペル社で製造され、旧帝国陸軍鉄道連隊で使用された後に西武鉄道へ払い下げられた蒸気機関車が活躍していた。

 機関車か自動車かの違いはあるにせよ、軍隊に由来するドイツの車輌という共通項で結ばれたゲレンデで出向く。そのステアリングを私が握っていることに、少なからず誇らしさを覚えた。


 レンジローヴァーにしてもジープにしても、舶来車輌の大先輩が轡を並べていた駅構内なのだ。
 もし弊ブログをお読みになった後この場所へ出向く機会があったなら、そんな歴史の一コマを心に留め置き、砂利を満載した貨物列車が雁行した往時に思いを馳せて欲しい。




 あまり気合の入っていない、タキシードブルーのゲレンデで立ち入ってしまったことへの気後れは、直ぐに解消された。
 レンジ勢の中に、js'styleさんと同じくみん友のgunsoさんがいらして、親しくお話をさせて貰った。
 しかも子どもたちにはお土産まで賜り、このイヴェントを主導してくださったjs'styleさんともども感謝の気持ちに見合う言葉が見付からない。

 gunsoさんの愛車走行シーンは見られなかったが、お友達のレンジがまさに「猫脚」を惜しげもなく披露してしなやかにモーグルを駆け、js'stylさんが切株を乗り越えて藪を突き抜ける様を目の当りにし、私だけでなく子どもたちも目を丸くしていた。


 本格的にモーグル・エリアへのチャレンジはしなかった(する勇気が無かった)が、泥濘地を中心にオフロード走行を愉しみ、タキシードブルーのボディーはすっかり灰色に上書きされてしまった。


 ちなみに今日の長男の絵日記は、モーグルにチャレンジするレンジローヴァーと、泥沼に突入する我がゲレンデ……という構図だった。


Posted at 2013/06/30 21:40:53 | コメント(6) | トラックバック(0) | イベント | 日記
2013年06月29日 イイね!

割引

割引 土曜出勤中の私の携帯に、都内の別の場所に居たママから連絡。
 これから子どもたちと一緒に銀座(=私の勤務地)に向かうという。

 時刻は間もなく1600時。夕食にはまだ早い時間帯だが、私はまともな昼食を摂っていなかったのでお腹が空いている。
 私が贔屓にしている「一風堂」に行くかと提案すると、ぢゃあ食べて帰るかと乗ってきた。


 勤務先至近の東銀座駅で下車した皆と合流。駅と直結している「木挽町広場」(歌舞伎座地下の公開空間)で歌舞伎鑑賞客や旅行者を出迎えるお土産物店・弁当店の賑わいを愉しんだ後、昭和通り並びの一風堂銀座店へ向かう。



 実は私だけでなく、ママも子どもたちも「一風堂」のファンである。
 子どもたちはまだ固有名詞を憶えていないが、都心に行って「美味しいラーメン屋」というと、「あぁあそこね」というコンセンサスは既にテッパンでできている。

 子どもにはベーシックな『白丸元味』、大人にはコクと旨味の『赤丸新味』をオーダー(ただし人数分ではなく、それぞれ1杯ずつ)。

 トッピングには味付け玉子。子どもに麺を取り分けてしまうと大人が食べる分が無くなってしまうので、当然速攻で替玉2つ。

 サイドオーダーで『ハカタノチカラめし温玉のせ』と、ハーフ餃子(5個入り)を各2点。


 テーブルに載せきれないほどのボリュームだったが、食いしん坊のパパを筆頭に、美味しいラーメンには目が無い長男、餃子と濃い味のスープが好きな次男、そして赤丸新味のコクに魅入られたママが寄って集って全て食べ尽くしてしまった。


 ちなみにこれだけ食べてお会計は……

〇白丸元味             750円
〇赤丸新味             800円
〇味付け玉子2個         プレミアム・メンバーズ割引で0円(本来は@80円)
〇替玉2つ              プレミアム・メンバーズ割引で0円(本来は@120円) 
〇ハカタノチカラめし温玉のせ  移転記念無料券で0円(本来は@420円)
〇ハーフ餃子            スタンプカード更新時に配布の割引券で0円(本来は@210円)


 合計で1550円也。これらを割引なしの正価で支払ったら3210円になるので、実に半額以下である。
 傍から見ている限りでは、一風堂銀座店の利用客は銀座界隈に出てきた出張・旅行者が非常に多い。そういった一見さんからは正価で徴収し、べヴィーユーザーにドンと還元してくれるので、有難い限りだ。


 美味しいラーメン・餃子他のサイドメニューに満足し、ママと子どもたちは地下鉄で帰宅。私はスタミナ十分で、独り仕事が残る職場に戻った。

Posted at 2013/06/29 23:52:47 | コメント(4) | トラックバック(0) | | 日記
2013年06月28日 イイね!

覆面

覆面 職場に近い晴海通り・三原橋の路上に、見慣れないクルマがいた。
 今や珍しくなりつつある古典的なスリーボックススタイルのセダン。リヤのトランク部分には大きめの「S」マークが輝く。えっ、スズキ?・・・・・・・・。






 聡明な読者の方は、もうお判りだろう。国産小型車メーカーの雄・スズキのフラッグシップ・モデル、「キザシ」だった。
 そして更に、クルマの話題に精通されている方はご存じかと思うがこの車輌、警視庁の覆面パトカーである。

 国費で調達される捜査用車輌の競争入札を勝ち抜き、晴れて採用が叶ったものの、そもそも国内販売台数が極めて少ないクルマであるため「これぢゃ目立って”覆面”にならないじゃん」とネット上で話題になっている。


 事実、ランチ上がりの脳に血が回っていない状態で銀座を彷徨していた私が、一瞬で気付いて正気に戻った(笑)のだから、少しクルマに詳しい人であれば判らぬはずがない。

 しかもコスト低減のためフォグランプが省略されているフロント下部、インパネ部分に記録用のカメラをインストールされ、男性2人が乗車している……と来れば、もう確定的に警察車輌である。



 
 私が写真を撮ろうとしているのに気付き、ネット上にアップされるのを怖れたか、私がカメラを構えている最中にソロソロ~っと本線に戻り、強引に三原橋交差点の右折レーンへ。一度に2車線を跨いで行くのは違反かと思うが、どうしても写されたくなかったらしい。

 三原橋交差点の晴海通り方向は比較的青信号の時間が長く流れが良いが、「覆面キザシ」は右折矢印信号の間に通過しきれず、交差点先頭で停止。すかさず私が回り込んで、正面の写真もゲット。




 三原橋交差点では赤になってから強引に右折する信号無視車輌の取締りもよくやっている。写されたくなくて逃げたとはいえ、さすがに信号無視まではできなかったようだ。



 ちなみに私が「キザシ」を見たのは、これが2回目。最初の機会はは自宅近く。地元警察の車輌が直前を走っており、追従しながら画像を得ようかとも思ったが、既に暗くなりかけていたので断念。今回念願叶ってようやく画像をゲットできた。

 民生用としては我がGカブリオよりも少ない、その希少さに免じて進路変更違反の件は目を瞑っておいてやろう(笑)。



 個人的には、「キザシ」はとてもかっこいいクルマだと思う。
 そもそも国際展開を期して開発された車種なので、欧州車っぽい造形には好感を覚える。
 警察車輌として1台100万円そこそこの破格値で納入されたようだが、そこまで行かずとも200万円を大きく割り込む価格で販売されれば、民生用としても相応の販売が期待できそうな気もするのだが。

 このクルマを購入してリアルに「警察ごっこ」をしたり、意識的に反社会的勢力の事務所周辺を徘徊したり、或いは時代錯誤な主張と軍歌を大音量で垂れ流す政治結社の街宣車を追いかけ回したりすると面白いかもしれない。



Posted at 2013/06/28 21:57:35 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記
2013年06月27日 イイね!

博打

博打 6月末工期の業務が無事終了。
 只でさえ1日短い6月末が週末と重なり厳しい日程となる中、昨日取り急ぎ納品を済ませ、今日完了届と請求書を発送し手仕舞い。数ある業務の一つに過ぎない(ちなみに、一昨日前話題にした業務とは完全に別物)とは言え、クライアントのお導きと協力で任務を全うしホッとする一瞬である。


 しかし請求金額を見ると、再び気が塞ぐ。
 140万円余り。これは増額の設計変更を経た数字で、当初契約では100万円に満たなかった。

 専任の担当者として従事していたここ2箇月間の私の給与+管理費を積み上げたら、それだけで明らかに赤字に陥ってしまう。実態として私自身はこの業務ばかりをしていた訳ではないが、契約を遂行するに当たり複数部署に跨って7人のプロフェッショナルに参画いただいたので、どう計算しても利益が上がっていないのは確かだ。



 
 以前は、複数部署に跨るような業務であれば1千万円以上、安くても数百万円を手にできたものだが、そんな業務は希少になり、100万円前後の仕事が圧倒的に多くなった。
 私が従事するコンサルタントの業務というのは、大規模な設備投資や材料調達を要する産業ではないので、契約金額が10倍になっても手間やコストが10倍にはならない。つまり契約金額が大きければ大きいほど利幅も大きい一方で、金額が小さい仕事は手間ばかり費やされ利益が殆ど出ないことが多い。


 中には金額が小さくても、実質私一人が数時間従事しただけで成果を挙げられ〇△万円也……なんていう美味しい仕事もあったりする(もちろん、私の勤務先に蓄積されたノウハウとデータの裏打ちがあってこそ)ので、まめにそういう仕事を漁って利益を上げるのも、一つの事業改善策かもしれない。
 しかし抜本的には、仕事のやり方そのものを変えていかなければ、ジリ貧状態から抜け出せないであろうことは確実。誰もが参入できるコモディティ化した仕事で競争しても、所詮価格の争いにしかならず、利益は得られない。



 ところが経営陣は、競争力強化を理由に賃金削減を強行しようとしている。
 それは我々職員の賃金を担保にして、勝つ当ての無い博打に現を抜かしているだけとしか見えない。
 安く成果品を提供してもらえるクライアントは大喜びだが、職場を疲弊させ企業を蝕むという意味では、ガバナンスもコンプライアンスも機能しなかった紙屋の旦那と変わるところが無い。


 私の勤務先にしかできない、付加価値に比例して利幅も大きい業務分野があるはずだし、そんな業務にチャレンジするために日々研鑽しているのだが。 




Posted at 2013/06/27 23:42:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | | 日記
2013年06月26日 イイね!

針鼠

針鼠 今日は長男の授業参観日。
 私は生憎多忙のため出席できず、ママが学校へ出向いた。

 授業中、隣の席の子が長男の机上に貼られた名前シールを剥がそうと手悪さをし、それを阻止しようとした長男の腕に咬みつくという狼藉に出た以外は、普通の授業参観だったそうだ。




 短い参観授業の間に、他にも色々と問題行動をはたらいていたようなので、その子の資質に若干ならず改善すべき点があることは間違いなさそう。特に咬みつかれた側の親としては、その現象だけ見れば腹立たしいことこの上ないのだが、ここで感情的に動いては単なる「モンペ」になってしまうので、ちょっと引いて俯瞰してみた。



 参観授業ならではの企画で、子どもたちが互いに日頃の感謝を述べ合う、という時間があったらしい。
 長男は余計なほど世話焼きなところがあって、着替えを手伝ってくれたとか笑わせてくれたとか、雑多な理由で複数の子たちから感謝の言葉を貰ったと聞いた。

 

 長男に咬みついた子は、最近の席替えで隣に移ってきたとのことで、長男との絡みが現時点では希薄なようだ。当然親切に世話を焼くような機会がまだない。 

 「他の子に親切にしてあげる」。当たり前だが、褒められるべきポジティヴな善行である。
 しかし隣の子は「僕は親切にしてもらっていない」と、ネガティヴに考えたのではないだろうか。



 隣の子の手前勝手な性格は改善すべきとしても、親切に構って欲しくてちょっかいを出すという心理は理解できなくもない。
 長男もまだ幼いので、嫌なことをされれば相応の反撃を辞さない。いわゆる「ハリネズミのジレンマ」で、互いに温めあいたいと近付けば近付くほど、自分も相手も傷つけてしまう。

 ご家庭の事情までは存じ上げないし、どんな子育て方針なのか分かり兼ねるが、何かに飢えてしまっている子は他者に構って欲しいが為にハリネズミの如く刺々しい粗暴な行動に出て、更に構って貰えなくなるという悪循環から抜け出せずもがいているように思う。



 帰宅して、ママと長男からひとくさり話を聴いた後、長男にはこう申し伝えた。
 今直ぐに優しくしてあげるのは、気持ちが向かず無理かもしれないけれど、何かの折に親切に手伝ってあげたり、真剣に話を聴いてあげたりできれば、もしかしたらとっても良いお友達に変わってくれるかもよ………と。



 今日持ち帰ってきた学級通信でも、担任の先生はこう綴られていた。

 「争うよりも、楽しもう」
 「トラブルを乗り越えると、チャンスが生まれる」
 「友達のよいところを見つけよう。必ずあるから」


Posted at 2013/06/26 21:34:52 | コメント(2) | トラックバック(0) | イベント | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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