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「『バナナが好き＝猿』という価値観が偏見であり、デタラメだ。そして非常に栄養価の高い果物であるバナナを粗末に扱う（投げ入れる）行為も糾弾されるべき。だが我が息子は決して動じることなく冷静に対応したと思う。息子を褒めてやりたい」

(FCバルセロナDFダニエウ・アウヴェス選手=ブラジル代表の父、ドミンゴの発言)






「無知な人間は、おのずと無知をさらすものだ。アメリカは、いまだに人種差別の名残と戦っている」

(NBA・LAクリッパーズオーナーの黒人蔑視発言に対するアメリカ・オバマ大統領のコメント)

　今日の我が家は、東京メトロ乃木坂駅と直結の「国立新美術館」で開催されている｢イメージの力～国立民族学博物館コレクション｣を鑑賞。

　｢国立民族学博物館｣は、｢みんぱく｣の愛称で知られる大阪府吹田市・万博記念公園内にある博物館で、今回の企画展では貴重な収蔵品を東京にて鑑賞できる得難い機会。
　観覧券は大人1,000円也だが、高校生以下は無料。トータルコストでは我が家のような家族連れにお得なイヴェント(笑)。




　｢民族学博物館の収蔵品｣なんて、子ども達には難しいのでは?と思われるかもしれない。
　いやいやそれは大人の予断でしかない。

　展示の中心は、祭祀に用いられる仮面や装飾品、民族独特の模様が美しい工芸品、精巧な彫刻が施されたトーテムポール等々で、純粋にアートとして鑑賞すれば子どもたちでも理解しやすいアイテムばかり。

　参考URLからアクセスしていただける展示概要で表示される、パプアニューギニアの神像付き椅子などは、順路の一番最初に配置されているせいもありインパクト絶大。次男はその圧倒的な存在感に気圧されて、思わず｢コワイ～｣と呟いていた。


　日本のお多福や天狗、秋田のなまはげなどを含め、世界各国の仮面を一望できるコーナーでは、まるで観客が展示物の方から観られているような感覚すらある。
　人間が実際に装着するものなので一つ一つの仮面は然程大きくはないが、そこに濃縮された民族のエートス(或いは魂、歓喜、怨念、憤怒、悲嘆)が観る者に伝わり、不思議な空間を演出するのだろう。


　会期は6月9日まで。
　G63・6×6が展示されている六本木のメルセデスベンツ・コネクション(G63の展示は明日30日まで)および東京ミッドタウン内の｢MercedesMe｣(G63の展示は5/1～6)と併せ、お出掛けになられてみては如何だろうか。

　私が暮らす街の行政が発行する広報の5月号が、今日配布されてきた。
　まだ4月だが、ゴールデンウィーク前半の平日に全戸投函の手配をしたようだ。

　大学で政治を学んだ者として、地方自治は民主主義の基本。広報と同時に配布された議会報告と併せ、行政の動向を把握するためにも必ず全てのページに目を通すことにしている。





　広報のコンテンツで目に留まったのが、行政が締結した協定の報告記事2題。
　一つは国内大手自動車メーカーが設置している専門学校との｢包括協定｣。

　記事に拠れば、高い専門性を持った専門学校との協定締結で、相互に活動の充実を図り地域社会の発展や地域の人材育成に資することを目的としている……が、少々曖昧模糊として分かり難い。

　自動車メーカー系の専門学校なので、自動車の点検・修理はお手のもの。キャンパス内には教材として様々な自動車や工作機械類が配備されている。平時における生涯教育の充実だけでなく、災害発生時には教員・学生の保護および復旧作業への協力が包括的に申し合わされているのだろう。



　もう一つは県内でも1･2を争う規模の自動車教習所との｢災害協定｣。

　こちらは災害発生時に復旧作業へ供する教習車の提供および教官の派遣を約し、広大な教習所敷地を緊急避難場所に指定する、というもの。とても分かり易い。

　私も妻もこの教習所で免許取得を果たしたので、ロケーションも街を往く教習車もよく存じ上げているが、先ごろ教習車にスバル・インプレッサG4(4WD)を導入。震災や水害で悪化した路面状況でも、十分災害支援車輌として活躍できるに違いない。



　私は、加入する自治会の｢防災アドヴァイザー｣をお引き受けしている。この記事を読み意を強くしたのだが、自治会でも加入世帯が保有するオフロード車をリストアップし、万が一の際には協力を要請する制度を設けてはどうか……と提案しようと思う。

　何せ拙宅がある路地に駐車しているクルマ10台のうち、4台が悪路走破性の高い4WD車。その中の1台が、我が世界最高のオフロード車・ゲレンデヴァーゲンである。



　私自身は協力を要請されればお請けしようと思うし、現実問題として緊急援助とクルマでの移動を求めている方が目の前に居れば、堅苦しい制度など無くとも協力するだろう。非常時の悪路走行に因り多少愛車が損傷しても止むを得ないと考えるが、もし万が一事故で被支援者が負傷・もしく死亡してしまった場合の補償がどうなるのか……が心配ではある。



　行政には、住民の自主的な防災活動を支援する、包括的な制度整備を検討して欲しいものだ。

　今日は東京六大学野球の第3週･早稲田大対立教大／明治大対慶應大を観戦。
　神宮球場に隣接し、2020年の東京オリンピックを前に再開発される国立競技場および周辺の公有地を通り抜けてきた。

　これらが全て解体された上で一旦更地となり、改めて煌びやかな競技施設が整備されるのかと想像すると、極めてインパクトの強い事業であることが実感できるのだが、更にショッキングなニュースが昨日報じられた。


　何せ｢五輪｣を超越した｢六輪｣がリリースされたというのだ。





　改めて自動車専門サイト・カービューの配信記事『6輪駆動のド迫力！　G63 AMG 6×6日本上陸 』に注目。


【 G63 AMG 6×6 】
全長×全幅×全高＝5795mm×2185mm×2368mm（※欧州仕様の値）
車両重量＝4100kg（※欧州仕様の値）
駆動方式＝6WD
エンジン＝5.5L V型8気筒 直噴ツインターボ
最高出力＝400kW（544ps）/6000rpm
最大トルク＝760Nm（24.5kg-m）/1750rpm
トランスミッション＝7速DCT(AMGスピードシフトプラス)


　上記スペックで示されない装備を追記するなれば、5箇所あるディファレンシャル(3軸+1・2軸間および2・3軸間)の全てにロック機構が付く。
　またメルセデスでゲレンデヴァーゲンと並び世界最高の悪路走破性を誇るウニモグとも相通じる、門型アクスル機構を採用して車高を大幅アップ。ノーマル仕様(と言っていいかどうかはともかく)G63AMGの最低地上高215㎜を倍以上超える460㎜を稼ぎ出す。

　乗用車としては初となる、タイヤの空気圧を運転席から自在に調整できる装備もウニモグと一緒である。






　こんな特殊な車輌ながら、ちゃんとプライスタグが附されており、その額何と80,000,000円也。
　高いと見るか安いと見るかは、その人が置かれた経済事情に拠るだろうが、純粋にスペシャルな装備のクルマとして判断した場合、消防自動車やミルスペックの車輌と比べ然程理不尽な価格設定ではないなぁというのが私の評価。


　アジア地域では日本だけの5台限定発売。
　現在ゲレンデのオーナーである方、また特に今までゲレンデに憧れながらなかなか手を出せなかった方、このモデルが発売された機会にお求めになられては如何だろうか。

　因みに私は、このモデルを手にする資金があれば、普通にウニモグをオーダー(ただしダブルキャブ仕様指定)することになるだろう(笑)。




　その姿だけでも目にされたい方は、下記のスケジュールで公開されているので、お出掛け願いたい。


　4/26～30　メルセデスベンツコネクション・東京
　　　　　　　　(※従前のミッドタウン前から、乃木坂駅方面に移転)

　5/1～6　　　Mercedes me
　　　　　　　　(東京ミッドタウン内に期間限定で展開するショップ)

　6/13～15　MercedesBenz Experience
　　　　　　　　(2014年は横浜赤レンガ倉庫で開催)

　午前中は、次男とシマトネリコの落葉掻き。

　箒と塵取りを持って出たついでに、自宅に居ながら花見を楽しませてくれる桜通りの後片付け。次男と力を合せ、20m程の区間片側に積もった花弁・萼を大き目のビニール袋に詰めていくが、程なく満杯になってしまった。土混じりなので気を付けて持ち上げないと、ビニール袋が破れてしまうほどの重量がある。


　終わった頃、長男と同級生のご近所さんが出て来て外遊び。
　このところ都合が合わず互いの顔を見ることすらなかったが、そこは気心知れた子どもたち。落葉掻きが終わりすっきりした我が家前の路地が、途端に歓声で賑やかになる。


　30分ほど遊んでから、再び私と次男のパーティーで荒川河川敷にあるテニスコートへ。例年エントリーする春の大会に向けて、同僚との練習会に参加させて貰う。

　移動には我がゲレンデ。出発当初から屋根をオープンにして、早や夏めいてきた陽光と心地よく乾燥した風を感じながら走る。念のためパーカーを着ていたが、テニスをプレーした際の半袖姿でも寒さを感じないほどの陽気。



　テニスを終えて昼食。次男は食事中からあからさまに眠気を催していたが、食事場所から退出しゲレンデに乗ったらすぐに寝てしまった。
　
　
　自宅へ戻り、暫く昼寝させる。
　ゲレンデも一旦ガレージに仕舞うものの、屋根は開けたまま。
　午後も出掛ける予定がある。



　1430時から、次男の水泳教室。
　近所のショッピングモール内に併設されているスポーツジムへ。駐車場はショッピングモールの自走式地下パーキングを使えるので、屋根を開け放したまま留めていても急な雨や強風による汚損の心配はない。

　十分髪を乾かし、少し塩素臭がする次男を乗せて帰宅するまで、今日は終始オープン走行を愉しんだ。



　屋外作業やスポーツに好適な季節は、即ちカブリオレにとっても好適なシーズンである。
　今日から始まったゴールデンウィークを通じて、この天候が続いてくれればいいのだが。