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midnightbluelynxのブログ一覧

2015年01月16日 イイね!

冥王

冥王 全国紙・朝日新聞のニュースサイト「朝日新聞DIGITAL」の配信記事から『史上初の冥王星観測開始へ 無人探査機、9年かけ近づく』に注目。

 太陽系の奥深く、暗い宙域に浮かぶ冥界の王・プルートの星。
 死後の世界を支配し、多くの命を奪い去る猛毒の核物質「プルトニウム」の語源でもある。



 その遠き星へ、人類は漸く探査機を送り込み本格的な観測を始めるのだという。
 太陽系の果て、我々にとって最も縁遠いはずの天体に心惹かれ、探査機到達の報道に接しワクワクしてしまうのは、私が「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」に親しんだ世代だからだろう。



 ガミラス帝国による地球侵攻の最前線にして、地球環境を破壊し尽くした「遊星爆弾」の発射基地だった冥王星を攻略すべく、「宇宙戦艦ヤマト」緒戦のハイライトたる戦いが行われた星。
 青い地球を取り戻す第一歩となる勝利を飾り、太陽系から敵勢力を駆逐したヤマトは、一路イスカンダルへ向け太陽系外へ進出する。


 銀河超特急「999号」の太陽系内における最後の停車駅である冥王星には、機械の体に換装し魂を喪った夥しい数の肉体が氷の下に埋葬されている。果てしなく続く氷原の墓地を訪れる者は、太陽系を飛び出すべきか残るべきか、生身の体を捨てるべきか否か、思い悩むことになる。
 墓地に跪き涙していたメーテルの姿に引っ掛かるものを感じつつも、機械の体で永遠の命を得る希望に燃える星野鉄郎は、迷うことなくアンドロメダへの旅を続ける。
 


 こうして振り返ってみると、太陽系の惑星(現在は準惑星に降格)の中でも、フィクションながら最も緻密に描写された星の一つと言えるかも知れない。
 また「最果ての星」という解り易いキャラクターが、この世の誰もリアルに銀河鉄道の乗客として旅し、或いは宇宙戦艦の乗組員として航海していないのに、遠大なロマンや限りない旅情を演出しているのだと思う。

 名アニメ2作の舞台となった冥王星の実像がどんなものなのか。
 「999号」の車窓から、あるいは「ヤマト」のブリッジから眺めるつもりで、観測データの公表を愉しみに待ちたい。





Posted at 2015/01/16 23:53:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | | 日記
2015年01月15日 イイね!

旧札

旧札 全国紙・読売新聞のニュースサイト「YOMIURI ONLINE」の配信記事から『中国から旧1万円の偽札密輸容疑…2人逮捕』に注目。

 旧一万円札(現在でも通用)の偽造紙幣とは、確かに盲点だ。
 そもそも1986(昭和61)年まで流通していた聖徳太子の紙幣を見たことがない世代(概ねアラサー以下)は、「こんな札あったっけ?」と最初から疑ってかかり騙されないだろうが、私などは記憶の彼方に残滓が在るとはいえ、目の前に提示された旧札の真贋を明確に見極める自信は無い。

 余罪の追及も入念に行うべきだと思う。中国は危険ドラッグの原料となる違法薬物の供給元と目されており、怪しげな社団法人を隠れ蓑にして、偽造紙幣だけでなく他にも禁制品を持ち込んでいないか遺漏なく捜査してほしい。




 私は前世紀の末、シンガポール在留邦人の子女を対象とした学習塾で夏休み・冬休み時期だけ勤務していたことがある。
 勤務先からの給与は円建てで支払われていたが、別口で個人的にお手伝いした仕事の謝礼をシンガポール・ドルで貰った。1000ドル程だっただろうか(当時はハイパー円高で、現在より2割以上安い1シンガポールドル=70円前後)。
 滞在中の宿舎や日本との往復交通費は勤務先持ちだし、屋台での食事が数ドル~高くても10ドルそこそことあっては明らかに現地で使いきれないので、殆どを日本円に両替することにした。

 旅行好きの方であっても、外国で現地通貨→円への両替を経験する機会は殆ど無いだろう。現地通貨への両替と違い、日本円のコインは外国で通用せず、日本円のお札で両替し切れない分は現地通貨の小額紙幣またはコインで返される。
 コミッションを差し引いて渡された日本円は福澤諭吉の万券6枚、そして当時既に懐かしくなっていた岩倉具視の500円札(新規発行は1985年まで)だった。

 世界通貨である米ドルは当然だが、主要な経済大国の通貨に成長した日本円の紙幣も世界各国で流通しており、両替不可能な500円玉ではなく、れっきとした通貨である500円札が端額調整用に重宝されていたのでは、と推測する。
 シンガポールから私と一緒に帰国した500円札は、ちゃんとシワを伸ばし保管中である。


 数は減ったにしても、聖徳太子の万券は今でも世界のどこかで流通していることだろう。
 それらが全て真札であればいいが、外国の両替商に「古いお札、懐かしいでしょう」と水を向けられ、偽札を掴まされる可能性も否定できない。
 それを不用意に日本へ持ち込んでしまえば、今回の事件の容疑者と同様に逮捕され、容疑が解けるまで厳しい追及を受けることになろう。

 信頼の置ける両替商を選んで利用する、計算書など証憑類を大切に保管しておく等、善良な旅行者であっても相応の対策を取っておく必要がある。


Posted at 2015/01/15 17:08:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2015年01月14日 イイね!

原付

原付 全国紙・読売新聞のニュースサイト「YOMIURI ONLINE」の配信記事から『「これで勘弁して」警官に5千円渡そうとした女』に憂慮す。

 スクーターでかっ飛んでいた若者が捕まったのかと思いきや、御歳77歳の老婆とは。高齢化社会の現実を思い知ると同時に、常識を弁えない愚かな老人の増殖が嘆かわしい。
 贈賄はともかく、反対車線を逆走するなぞ極めて危険な行為。死亡事故を巻き起こし、この老婆が77年余りの人生を自ら強制終了させるのは勝手だが、前途ある善良なドライヴァーが過失運転致死で逮捕されてはたまったものではない。
 老婆の猛省と免許証の返納を求めたい。



 併せて、日本の警察官のモラルの高さも、称賛されて然るべきかもしれない。
 これが途上国の警察官だったら、あっさり買収されているだろう。

 その昔、ソヴィエト駐在の日本人の話として、運転中は必ず日本製のボールペンを大量に持っていた…と聞いた。
 普通に走行していても、警察官がいろいろ難癖を付けて停止を命じることが多々あり、しかも資本主義国からの外国人では話がますますややこしくなる。
 そこで、品質の高さが社会主義諸国でも知れ渡っている日本製のボールペンを渡し、「これ差し上げますから」と言うと、スムーズに「行ってよろしい」となるらしい。

 手前勝手な法律解釈でクルマを止められるのも迷惑だが、ボールペン如きで買収される警察官というのも、社会主義経済の停滞から慢性的な物資不足が生じていた背景があるとは言え、賤しいことこの上ない。



 逮捕された老婆は、我が国が途上国レヴェルの社会だとでも思っていたのだろうか。
 だとすれば、交通違反や買収行為以上に罪深い。


Posted at 2015/01/14 12:57:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | | 日記
2015年01月13日 イイね!

旅券

旅券 全国紙・読売新聞のニュースサイト「YOMIURI ONLINE」の配信記事から『他国に比べ地味…パスポートのデザイン変更検討』に呆れる。

 検討内容が全く理解不能。
 菊の御紋をあしらった表紙を全面的に刷新するのならともかく、中ページの用紙に日本の名所を描いたところで入国審査官しか見ない。まともな旅行者なら、見ず知らずの外国人に旅券を曝すなんてことは、絶対にしないだろう。
 こんなことで日本文化の発信ができる、などと考えているなら、外務省の役人は相当にお目出度い。


 かくも下らないことに予算と時間を費やすなら、旅券の発行手数料を値下げ、加えて空港の使用料や燃料税を減免し、より多くの日本人が海外に渡航/外国人が日本を訪問できるよう配慮した方が、余程「日本文化の発信」に資するに違いない。

 検討にすら値せず。却下すべし。


Posted at 2015/01/13 12:50:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2015年01月12日 イイね!

作戦

作戦 昨日に続き昨日に続き次男と2人で過ごしていた連休最終日。昼食は次男のリクエストで回転寿司と相成った。

 いわゆる三大チェーンのうち、我が家の近隣に「スシロー」「かっぱ」の店舗はなく、必然的に残る「無添くら」を利用することになる。クルマだったら気楽に行ける範囲に2店舗あり、しかもネットで利用時間の予約ができるので便利がいい。そして何より、子どもたちにとっては景品が貰える「ビッくらポン」が置かれているのてポイントが高い。


 「ビッくらポン」は「ガチャガチャ」の景品をセットしてある装置で、食後のすし皿を投入口に流すと、5枚毎に自動で抽選が行われる。
 いつもは握り寿司を模った携帯ストラップ等だが、今月15日までは「きかんしゃトーマス」のおもちゃや缶バッジが当たる特別期間中。親子で『汽車のえほん』に親しんでいる我が家としては、是非にも当てて帰りたい。



 そこで一計を案じる。
 事前にボックス席を予約して出掛けたのだが敢えてそれを断り、空いていたカウンター席にアサインしてもらう。

 ボックス席はブースに1つしか投入口が無い=「ビッくらポン」が1台しかないが、カウンター席はイス毎に投入口があり、それぞれ抽選が行われる。
 
 食べ始めたら、取りあえず次男席の投入口に集中して皿を流す。5皿目・10皿目の抽選は残念ながら外れてしまった。がっかりする次男にはっぱを掛け「もう少し一所懸命食べたらもう1回できるよ」と促すと、頑張ってもう1皿平らげてくれた。

 次男を褒めつつ「2回外れたからきっと次は当たるよ」と話しながら次男に皿を入れさせると、15皿目の抽選でトーマスのおもちゃをゲット。見事な作戦勝ちだった(笑)。



 以前この作戦の応用で、最初の抽選で当たってしまった後に、連続して当選が出る可能性は低いと判断して投入口を変えたら、何ともう1回当たったことがあった。
 子どもにとっては「確率」の初歩を学ぶ貴重な機会になったかもしれない。

 また、景品に喜ぶ姿を見て「まだ幼いな」と思う反面、15皿のうち6皿を5歳の次男が完食したことを考えると、元々食欲旺盛な子だとは言え随分成長したなぁとも感じる。


 これからも順調に、智慧をつけ体を大きくしていって欲しいものだ。


 
Posted at 2015/01/12 22:02:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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