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midnightbluelynxのブログ一覧

2015年04月30日 イイね!

乗員

乗員 ゴールデンウィーク初日に東北新幹線が架線トラブルで長時間運休したのに続き、今日も首都圏の鉄道網で混乱が多発した。

 特に最悪だったのは東武鉄道。東上線系は正午頃に発生した人身事故で志木駅以北が運休。必然的に東京メトロ有楽町線・副都心線にも遅延が波及する。
 そして東武スカイツリーライン系統では朝の通勤時間帯と夕方にそれぞれ別の原因でトラブル発生。こちらも東京メトロ日比谷線・半蔵門線へ影響が及んでいる。

 夕方のトラブルは信号機故障に因るものだが、朝のトラブルは駅頭の表示を見て呆れてしまった。
 「乗務員の体調不良」だったそうだ。



 乗客の体調不良に因る遅れは、今日昼過ぎにも総武緩行線に於いて発生しており、比較的頻繁に起きる。
 昨今は鉄道会社側も業を煮やして、「少しでも不調を感じたら下車して駅員にお申し出ください」と啓発をしている程だ。

 しかし「乗務員の体調不良」は、少なくとも首都圏では寡聞にして類例を知らない。
 事故を起こす前に自らドロップアウトする決断をすることも、確かに必要だし個人レヴェルでは相当に勇気が必要だったことと察する。一方で代替の乗務員手配に手間取ったためか、昼を過ぎてもなおダイヤ乱れが続くという、重大な影響を与えてしまった。

 
 公共交通機関の安全かつ安定的な運行に責任を担う立場なれば、体調管理を万全にし意識清明で職務に当たるのは、輸送サーヴィスの質を云々する以前の初歩である。

 況してや、利用者に対して体調管理を求めているのだから、何をかいわんや……だ。


 上福岡駅に於ける寝坊事件に匹敵する、お粗末な運行トラブルを起こした東武鉄道の猛省を求める。




Posted at 2015/04/30 21:23:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記
2015年04月29日 イイね!

新橋

新橋 ゴールデンウィーク初日の今日、私は長男と博物館・美術館巡り。
 まず最初は、汐留にある旧新橋停車場・鉄道歴史展示室で第37回企画展「野球と鉄道~幻の球場と思い出の球団」を観覧。

 次いで両国の江戸東京博物館で開催中の「大関ヶ原展」。しかし入場まで1時間半待ちと聞き及び、観覧を断念。隣接する国技館内に開設された相撲博物館で両国国技館開館30年記念「両国国技館を沸かせた力士たち」 を観覧。

 東京駅へ移動し、丸ノ内駅舎内にある東京ステーションギャラリーで「ピカソと20世紀美術」展を観覧。
 最後は、東京駅丸ノ内駅舎から地下道で直結している三菱一号館美術館で「ワシントンナショナルギャラリー」展を観覧してきた。


 これだけハシゴすれば、交通費も然ること乍ら入場料もさぞ嵩むのではと思われるかもしれない。
 しかし入場料を請求されたのは東京ステーションギャラリー(大人1,000円也/中学生以下無料)と三菱一号館美術館(大人1,600円也/中学生以下500円也)だけで、旧新橋停車場・鉄道歴史展示室と相撲博物館は無料。結構安上がりな週末の娯楽である(笑)。



 このうち、旧新橋停車場・鉄道歴史展示室で開催中の第37回企画展「野球と鉄道~幻の球場と思い出の球団」は、野球ファンおよび鉄道ファンへ強くお勧めしたい。

 大阪球場(南海)/藤井寺球場(近鉄)/西宮球場(阪急)/平和台球場(西鉄)といった、懐かしいながらも比較的最近までプロ野球の試合が挙行されていたスタジアムから、穴守稲荷近くにあった羽田グラウンド/セネタースの本拠地にして神宮球場が米軍に接収されていた際には東京六大学野球のメインスタジアムとなっていた上井草球場/「国鉄」の名を冠した新興チーム・スワローズの本拠として開設され三鷹駅から支線が伸びていた武蔵野グリーンパーク、そして規模や廃止時期が全く記録に残っておらず、謎に満ちた東京湾岸・東陽町の須崎球場など、無料の展示ながらコンテンツ満載。

 鉄道企業が野球チームを保有し、沿線に観戦客を呼び込むビジネスモデルの黎明期から現在まで、歴史的な資料や写真を用いて詳しく解説している。


 会期は7月20日までと、まだまだ時間はあるが、夏休み前に終わってしまうのが残念なところ。
 ゴールデンウィーク中もしくは梅雨でアウトドアの遊びができない休日にでも、観覧に出掛けられては如何だろうか。

 なお旧新橋停車場には、銀座の老舗ビヤホール・ライオンが店舗を構えており、ランチに絡めて観覧予定を組まれるとよかろう。





Posted at 2015/04/29 22:29:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | 日記
2015年04月28日 イイね!

尼国

尼国 全国紙・読売新聞が運営するニュースサイト「YOMIURI ONLINE」の配信記事から『「72時間」目前、救助急ぐ…死者3900人に』に心痛す。


 私の手許に、アンモナイトの化石がある。
 ネパールの首都・カトマンドゥの青空市で購入したものだ。売主はチベット人の老女で、厳密にはネパール産ではなくチベットで採掘されたものらしいが、それでも佳きネパール旅行の土産として大切に保管している。

 記事の通り、中国およびインドに挟まれた山岳国家ネパールで発生した大地震は、国内外に甚大な被害をもたらした。首都カトマンドゥだけでなく、第二の都市ポカラにも滞在したことがある私としては、事態の推移が常に気に懸り、犠牲者が増えるたびに心が痛む。

 まずは被災者救助と生活再建が第一。国際社会の総力を挙げた、迅速な対応が求められる。
 その次の段階として、ヒマラヤの麓に栄えた古都の風情をどこまで復元できるか。耐震性を付与しながら伝統的な建築物を再建する技術は、日本を置いて他に提供できる国が無いように思う。

 息の長い支援を、反復継続させていかねばならない。




 なお蛇足ではあるが、大いに気なる点を一つ。
 被災地支援を口実にした、中国の過剰な関与・介入である。

 そもそもネパールは、民族的にも文化的にも南側で国境を接するインドの影響が強い。しかし昨今は経済面で、ヒマラヤ山脈の北側まで勢力を広げている中国への依存が強まりつつある。
 中国政府はヒマラヤ山脈北麓に広がるチベットの元首にして宗教指導者・ダライラマ猊下を追放、傀儡を打ち立てて自治政府をでっちあげ、強権的な支配下に置いている。その過程で生じた深刻な人権侵害は、リベラル層を中心に西側世界から強く非難を浴びているところだ。


 ネパールは2008(平成20)年まで立憲君主制を布きながらも、毛沢東主義を掲げる共産党勢力が強いという不安定な政治情勢が長らく続いていた。
 旅行中ずっとガイドに付いてくれた現地の若者は、王宮前を通過する際に必ず手を合わせて首を垂れつつも、「ネパールの王様は、みんなからあまり尊敬されていないんで…」と吐露したことを覚えている。
 内政混乱の芽は、そんな所に隠れていたのだろう。

 2001(平成13)年にカトマンドゥの王宮内で、皇太子ディペンドラが父である国王ビレンドラを含む王族9名を射殺した末に自殺する、という衝撃的な事件が発生。国王の弟(皇太子の叔父)ギャネンドラが即位したものの人心掌握に失敗し、共和制移行を求める国民の意向に屈する形で退位させられた。

 中華人民共和国建国の祖・毛沢東を崇め奉る勢力は言わずもがなだが、王宮内での国王・王族殺害事件も、中国に唆されたギャネンドラが仕掛けた宮廷クーデターであるとの噂が絶えない。
 そんな国情のところへ緊急援助隊とは言え、中国から実力組織が大挙圧し寄せたら………。


 まさか今日明日でチベットのような事態に陥ることはないと思われるが、私の手許にあるアンモナイトの化石がたどったルートで八一の軍旗が隊列を為し、ヒマラヤの南側にも五星紅旗が翻る景色を想像すると、背筋が寒くなる。

 援助の充実と併せ、ネパールにおいて特定国家の影響力が強まることの無きよう、国際的な監視が必要だ。




※冒頭画像は、ネパール中部ダンプスの集落
  上画像は、アンナプルナ連峰の山々(マチャプチャレ6993m/アンナプルナⅢ7555m)
Posted at 2015/04/28 13:00:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2015年04月27日 イイね!

悲嘆

悲嘆 CX系のニュースネットワークFNNが配信したニュース動画『千葉・船橋市少女遺体 少女の父「犯人のことは絶対に許さない」』に意見す。

 この際、人間性の欠片もない犯人たちの悪行は論じない。口にする、または文字にすることすらおぞましい虐殺をやってのけたのだ。限りなく極刑に近い裁きが下されることを、私も期待する。


 一方で父親よ。
 未成年の娘が怪しげな職に就き、夜中に遊び歩くのをなぜ咎めなかったのか。
 つい先だっても、未成年者が夜間徘徊の末に殺害された事件があったではないか。

 家族が捜索願を提出したのが事件発生の4日後・遺体発見の前日だったことからして、常習的に無断外泊・深夜早朝の帰宅をしていたものと推測する。

 また物品や金銭の貸借でトラブルになった……との報道が正しければ、他者への思い遣りを欠き、お金にルーズな人間に育てた親の責任は、どう贖われるべきなのか。
 苛烈な殺意を抱かれるほどなのだ。よほど大切な物を横領したか、大金を借りて頬被りしていたのだろう。



 愛娘を喪った悲嘆だけは共有するが、その他の部分では何ら共感できるものがない。
 昨今の凄惨な事件を見るにつけ、我が子を護るということは即ち、日々の小さな気配りの積み重ねなのだと痛感する。

 事件が起きてから犯人を罵っても、犠牲となった子は生き返らないのだ。



Posted at 2015/04/27 17:11:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2015年04月26日 イイね!

団長

団長 昨日に続き今日も天気が良く、神宮球場へ母校を応援せんと集結する観客の多いこと。応援席への入場を待つ人々は長蛇の列を成し、私もその中の一人に加わった。

 何時になったら入場できるものかと苛立ち気味にふと振り返ると、見知った若者が隣にいた。
 昨年の応援団長だ。後輩たちの活躍ぶりが気になって、一観客として来場したらしい。



 大変失礼となることを承知で、感じたことをそのまま吐露させていただく。
 社会人となった(であろう)前団長は、現役時代よりも小さくなってしまったように見受けられた。

 誤解のないようにフォローさせてもらうと、何か問題やトラブルがあったわけでは決してなく、歳相応の身形をした、礼儀正しい爽やかな若人であることは間違いない。



 しかし振り返ってみれば、私は彼が私服で過ごしている姿を見たことが無い。
 毎度毎度詰襟の学生服に革靴、たまに発声練習中で上着を脱いだワイシャツ姿を見掛けたぐらいだ。
 そしていつもスタンド狭しと駆け回り、声を張り上げ、掌が腫れるほど拍手し、幹部になってからもステージ上から絶え間なく気配りを見せ、ダイナミックなテクで応援席を鼓舞し続けていた。

 学ランまたは羽織袴に身を固め眉間に皺寄せ、母校の応援に全責任を負う激務に勤しむ姿と、重責から解放され普通の若者に戻った姿の落差は、本人が意図しなくとも違和感を覚えるのは致し方あるまい。


 
 いや、むしろ彼の本当の姿は、今日の「普通の若者」なのであって、与えられた立場・職責が彼を大きくしたのかも知れない。
 縦社会で知られる応援団の幹部として下級生に傅かれるだけでなく、神宮球場の応援席に集うOBOGをまとめ上げ、フィールドで勝負している同窓へ皆の気持ちを届けるテクニック、或いはカリスマ性は出色であった。

 
 もう二度と、後輩から大声で挨拶や報告を受けることなんてない。
 華やかな舞台で演技を披露する機会も得られない。

 そこに思い至ると彼自身をさて置いて、私の方が寂しくなってしまった(泪)。そんな想いも相俟って、彼の姿が小さく見えてしまったのだろう。


 私如きが申し述べる迄も無いが、神宮の応援スタンドで見せたあの統率力・カリスマ性は、きっと違うステージに移ってもきっと役に立つ。前応援団長の前途は、必ずや明るいと確信している。




 さて後輩たちが躍動した今日の神宮球場。
 立教大対早稲田大の対戦は、抜きつ抜かれつのシーソーゲーム。一時は何かと騒々しい大阪桐蔭出身の4年・河原が放った満塁弾で6-3とリードした早稲田大だったが、立教大は7回に1点・9回に2点を挙げ追いつき、引き分けに持ち込んだ。

 明日はエース澤田の先発が確定的。負けが混む悪い流れを断ち切って、火曜日も試合ができるかどうか。


 明治大対慶應大の試合は、昨日紹介した「孔明」の神通力が途切れ、7-0で慶應大の大敗。
 安打記録の懸る明治大・高山はトップバッターに座り、満塁弾を含む2安打と気を吐いた。

 純粋に優勝争いをするなら、土日で勝ち点を得た方が有利(同じ勝ち点なら勝率勝負となるため)だが、殊高山の安打記録を伸ばしたいなら、月曜日以降も試合をしたいところ。

 安打記録の行方と併せ、明日の試合を楽しみに待ちたい。




Posted at 2015/04/26 18:42:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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