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midnightbluelynxのブログ一覧

2016年04月30日 イイね!

統括

統括 全国紙・産経新聞が運営するニュースサイト「産経ニュース」の配信記事から『日本版「NCAA」創設を検討 政府・与党 大学スポーツ統括機関』に懸念す。


 我らが東京六大学野球は中盤に入り、最多優勝を争う早稲田大と法政大の対戦、そして前節で明治大と第4戦まで至った熱戦の末に、勝ち星を落としてしまったお疲れ気味の慶應大と、今世紀2つ目の勝ち点を狙う休養十分・東京大が激突した。




 日米のプロ球界および社会人野球に多数の人材を輩出してきた、東京六大学始めとする有力な大学スポーツ組織が、政府主導で統合されるのでは……との記事。

 日本最古の野球リーグとして発足し「職業野球(=後のプロ野球)」を凌ぐ人気を誇りながら、敵性スポーツと見做され国家の命で解散、徴兵に応じた有能な学生をむざむざ戦死させられてしまった経緯に思い至るにつけ、権力がアマチュアスポーツの組織運営に口出しすることへの嫌悪感が拭えない。

 国家のご都合主義は、教育政策では実質的に文系学部廃止を推し進めようとする大学改革案、スポーツ政策では「神宮球場からの無条件撤退」という図々しい計画を恥ずかしげもなく打ち出すなど、つい先ごろの報道にも如実に顕れている。



 最も気に喰わないのは、記事中の「スポーツを教育ととらえる風潮が強く」という部分だ。
 スポーツが教育の一環であることの、何が問題だというのか。
 教育的な視点が欠けていたから、違法賭博薬物に溺れるトップアスリートが出てきたのではなかったか。



 現状、学生野球がプロの三軍・四軍化している実態は、私も認めるところ。
 それでも大学や高校が、教育機関としての矜持と責任の下でスポーツを振興していることの意義は、決して小さくない。

 昨今のスキャンダルを論うまでもなく、アスリートとしてのスキルアップと、教育の成果としての人間的成長・人格的深化は、どちらもスポーツ選手として必要欠くべからざる適性と考える。
 



 もう一つ、「東京六大学野球」の伝統と特徴を例に、行政主導のアマチュアスポーツ一元統括・行き過ぎたビジネス化がそぐわないことを示そう。
 東京六大学野球はリーグ戦形式を採用しているが、元々は2校による「対抗戦」思想が根本にある。

 始祖となった「慶早戦」が必ず最終週にアサインされるのも、その結果として早・慶のみが8週間・他4校は7週間で日程を消化するという格差が生じているのも、どちらかが2勝して「勝ち点」を得るまで永遠に決着しない不合理さも、全ては対戦相手を凌駕することに主眼を置く「対抗戦」が基本だから。
 これら東京六大学の総意で堅持されている伝統的なルールは、公平を期すべき純粋なリーグ戦では設定し得ない。


 東京六大学野球は「対抗戦」であるが故に、純粋な愛校心に燃える現役学生の応援団・チア・ブラスバンド、加えてOB・OGまでもがスタンドに参集し、フィールドの選手と一体で共に闘う。
 もはや「スポーツ」も「教育」も超越した、永遠の「果し合い」であり、誰もが好きな時に参加できる「同窓会」であり、世代を超えて共有できる相互の「友情」と「敬意」である。
 

 そこに冷徹な経済原理や、薄汚い商業主義、そして権力の横暴が割り込む余地は無い。
 政府・与党には、下らない戯言を弄する暇があったら、より実効性・即効性のある経済対策を打ち出してほしいものだ。







Posted at 2016/04/30 21:43:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2016年04月29日 イイね!

牧師

牧師 親子で親しんだ鉄道絵本の傑作「汽車のえほん(=機関車トーマス)」に、蒸気動車のトレバーが登場する「たすかったトレバー」というエピソードがある(第9巻「青い機関車エドワード」収録)。


 中型のテンダー機関車・エドワードが常駐している駅近く。線路沿いに位置するスクラップ業者のヤードで、老朽化とエネルギー革命に因り用途を喪った蒸気動車トレバーが寂しく留置かれている。その哀れな姿を見咎めたエドワードとの交流から、物語は始まる。

 エドワード自身も一時は調子を崩しながら、大改修を受け漸く本線運用に復帰した経緯があり、老いを隠しようもない。性格の穏やかさに加えてエドワードの年齢(車齢)も、トレバーへの共感に繋がったのだろう。

 2台は思い出話に花を咲かせる。



 いずれ解体される運命にあるトレバーの境遇を変えようと、優しきエドワードは常連利用客の牧師さんに相談する。
 まだまだ動くことができる、子どもが大好きな蒸気動車を教会に置いて貰えないかと。


 最初は難色を示していた牧師だったが、息子2人とトレバーの許を訪れて対面。子どもたちが大いに気に入っておねだりをしたことも奏功して、その場で買取を決断。

 トレバーはスクラップ業者のヤードを脱し、子どもたちや信者の笑い声が絶えない教会の果樹園で余生を送ることになった……というお話(最後は森本レオ調で)。



 私も息子2人と、このウニモグを前にして「牧師さん」になりたいのだが………。




Posted at 2016/04/29 19:00:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | ウニモグ | 日記
2016年04月28日 イイね!

快復

快復 事後のご報告となって恐縮だが、一昨日前・火曜のお昼に職場近くでみん友・minnjiさんと超短時間・超ミニオフ会を設けた。

 minnjiさんのご厚意で、お手許に残っていた懐かしいメルセデスのカタログを頂けるとのご連絡に応えて、初めてお目に掛かることとなった。

 ネットの世界でコミュニケーションするだけでなく、短時間でもリアルに対話することの価値を、改めて認識できた。
 貴重なカタログと併せ、楽しい時間を演出して下さったminnjiさんには、改めて感謝申し上げたい。



 その際にも、まずminnjiさんからは「頭痛のお加減は?」と心配を賜った。
 昨日・水曜には、余程辛そうな表情をしていたのか、職場でも「大丈夫ですか」と後輩に慮られてしまった。

 minnjiさんとオフ会をした火曜日は、前日に服用した特効薬が効き、ほぼ一日楽に過ごしていた。
 ただ、ダイレクトに薬効が発揮されたわけではない。最初に飲んだ1粒は完全に無意味だったどころか、逆に頭痛が悪化。薬剤師の指示に従い、2時間置いてもう1粒服用したら、僅かに楽になった気がする程度で劇的な反応は無い。
 しかし翌朝になって目覚めると、明らかに頭痛が解消している。確かに効果はあったようだ。

 その日の夕刻は以前から予定されていた飲み会をこなし、二次会でカラオケまで歌って帰宅。
 ビール2リットル、日本酒5合(うち半分は、かの「獺祭」)ほど呑んでいたので、かなり酔っていた筈だが、乗り過ごすことも体調を崩すことも無く我が家に戻り、入浴して就寝した。
 

 ところが翌水曜日。二日酔いは感じず普通に起床したものの、後頭部の奥で頭痛の予兆がモヤモヤ動き始めている。
 早出した職場で、強烈な頭痛が再発。辛さに目が眩み吐き気すら覚える中、先に記した通り職場の後輩に表情を読まれてしまった。

 そこで迷わず特効薬の3粒目を服用。今度は劇的に効果を発現し、1時間ほどで痛みが消えて、普通に仕事を消化できるまでに戻った。


 そして今日。時折り後頭部の奥で、不穏な予兆を感じるものの、強烈な頭痛に見舞われることのないまま過ごすことができた。

 「不穏な予兆」も徐々に軽く、頻度が疎らになってきており、このまま特効薬に依存することなく頭痛が退いてくれればと期待している。




 毎度『病気ネタ』をアップする度に、親身なアドバイスと励ましを頂戴する。
 それが欲しくてアップしている、自分の弱さ・あくどさも否定し得ない。

 ただ少なくとも、弊サイトにお見えの皆さん、そしてリアルにお目に掛かったminnjiさんのお気持ちが、快復の一助となっていることは、間違いないと確信している。
 





Posted at 2016/04/28 20:52:21 | コメント(2) | トラックバック(0) | | 日記
2016年04月27日 イイね!

大麻

大麻 全国紙・産経新聞が運営するニュースサイト「産経ニュース」の配信記事から『【スノボ大麻】スポーツの価値を傷つける相次ぐ不祥事』に憤怒す。




 大麻そのものの法的問題、また競技者として強く忌避すべきドーピングの問題だけではない。
 大麻はパーティーで手に入れたとされる。麻薬が飛び交うような如何わしい集まりに参加していたということは、未成年者の飲酒や、不適切な性行為にも関わっていた疑いはないか。

 生きてパーティーから帰って来ただけまだマシで、オーヴァードース?会場でトラブルに巻き込まれ射殺?薬物を吸引してのセックスで興奮が過ぎ腹上死?でもしていたら、また別の問題を惹き起こしていた。

 海外遠征先における未成年者の行動を、全く把握していなかったコーチ陣・競技団体職員の責任は、安易に愚かな行為に奔った選手自身が負うべき重さに比して、軽くされるべきではない。




 記事中でも挙げられているが、日本選手団のユニフォームを勝手にアレンジして「腰パン」に貶め、非難されると「ちっ、うるせーなぁ」「反省してまーす」と嘯いたスノーボード代表選手がいた。「上流階級の嗜み」といったハイソなイメージのスキー競技に対し、後発のスノーボード競技はダウンタウン或いはアウトロー的なダーク・イメージが染みついているように思う。

 今回の大麻問題も、あぁスノーボード選手はイカレた奴が多いのだな、という文脈で括られてしまうことだろう。



 選手や競技団体がスポンサーを喪い、窮していくのは自業自得だが、迷惑なのは趣味としてライディングを愉しんでいる、善良な一般のスノーボーダーである。

 イメージの悪化に加えて、スキャンダルが原因で競技が衰退していけば、メーカーに拠るギアやツールの開発・供給が滞り、新しい板やブーツを手にし嬉々としてゲレンデに立つ経験ができなくなるかもしれない。


 私にとって数少ない「主体的に愉しめるスポーツ」を、奪わないでもらいたいものだ。



Posted at 2016/04/27 23:16:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2016年04月26日 イイね!

風土

風土 全国紙・読売新聞が運営するニュースサイト「YOMIURI ONLINE」の配信記事から『小渕優子氏後援会、問題発覚端緒の観劇会再開へ』に呆れ果てる。



 政治資金規正法が明確に禁じていないからと、会費制を徹底し運営の透明性を確保すれば問題ナシと言い切れるのか。
 喫煙そのものは法律が認 めていることを楯に据え、人ごみの中で平然と歩き煙草をするニコチン中毒の愚か者と大差ない。

 観劇会が政策推進にとって必要欠くべからざるものなのか、政治家の後援会活動として妥当なメニューなのか、根源的な視座が欠けている。



 リベラル思考の人間として、改めて主張したい。
 有権者を連れ出し、有形無形の恩恵を与えて票に結びつけようとする政治風土が未だ残っていることに、鳥肌の立つが如き嫌悪感を覚える。


 群馬県内の選挙区に限らず、保守系の政治家後援団体が主催する観劇・コンサート・旅行その他イヴェントに足を運ぶ有権者各位に問う。
 そんな政治的後進性を、保ち続けたままでいいのか。
 政策推進を支え、後押しすることが「後援会」の役割ではないのか。


 腐臭を発して恥じることなき土着保守の政治業者と、それらに集る蠅を培養する政治風土を、全身全霊を以て拒絶する。



Posted at 2016/04/26 19:13:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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