• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

midnightbluelynxのブログ一覧

2016年09月20日 イイね!

鷹匠

鷹匠 時事通信社のニュースサイト・時事ドットコムの配信記事から『ハトのふん害、タカでゼロ=「迫力ある」観光客にも人気-金沢駅』に注目。


 我が家の最寄り駅前の市街地でも、野鳥の糞害は深刻な問題となっている。
 比較的まめに街路を清掃してくれており、美観と衛生状態を保ってはいるが、それでも余りに大量の鳥が集った街路樹周辺は糞尿の異臭が漂い、喧しい羽音・囀りに慄くことが少なくない。

 インフルエンザが流行している時期などは、臭いや騒音に混じって、野鳥の糞に由来する強力なウィルスが浮遊しているような気がして不安に陥る。

 継続的な街路清掃と並行して、警戒を示す鳥の鳴き声を大音響でスピーカー放送したり、街路樹を丸坊主に近い状態まで強く剪定するなどの対処をしてはいるが、抜本的な対策にはなっていないようだ。

 野鳥の糞害は、直接的に通行人への被害が及ぶのみならず、間接的に都市経営や公衆衛生にも関わる、行政にとって重要な課題なのだ。



 多額の費用と手間を要する街路清掃、効果が一時的かつ限定的なスピーカー放送、糞害以上に街の美観を損ねる街路樹の強剪定から比べれば、確かに鷹匠が操る猛禽類を遊弋させて野鳥を追い払う手法は、あらゆる面で優位なように思う。

 特に鉄道駅周辺は、線路敷で市街地・街路が分断されており、人手に依存もしくは機器・車輌を用いる対策では、往来するのにロスや無駄が多い。

 タカであれば、駅を中心に上空を自由に飛び回って、野鳥を追い払うことが期待できる。
 是非我が街でも実行してもらいたいものだ。




 個人的にもう一つ要望を言わせてもらえば、鷹匠が操る猛禽類はフクロウがいい。
 タカやハヤブサも精悍で格好いいが、知的なイメージで語られることの多いフクロウが、果敢に貪欲に野鳥と対峙する姿も見ものだ。
 特に御茶ノ水界隈は、フクロウをキャラクターに据える明治大学が研究がてら、費用と手間を負担して「野鳥対策めいじろう」を飛ばしたら、結構いい宣伝効果になるだろう。
 


 さすがに熊や獅子(早稲田のキャラクター)、或いは一角獣(慶應のキャラクター)を狩るわけにはいかないが、ウサギ(法政のキャラクター)ぐらいは仕留めて帰ってくるかもしれない。




Posted at 2016/09/20 20:32:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2016年09月19日 イイね!

増車

増車 我が家にもう一台、ゲレンデがやってきた。


 トップ画像にはペダルカーのウニモグのコックピットに座るクマしか映っていないが・・・・・・。




 実は、この可愛らしい熊のぬいぐるみが、我が家の最新ゲレンデ。
 日本国内では2016(平成28)年2月から発売された「メルセデスベンツコレクション」の1アイテムで、リヴァーシブルになっており背中のチャックを開き裏返すと、ゲレンデが現れる仕掛け。しかもヴィヴィッドな赤色(笑)。



 かつて初代Aクラスでも同様のリバーシブルベアが発売されており、国内リリースが近かった初代Mクラスを購入した際に、勢いで買ってしまった。
 今回も、珍しいゲレンデグッズを見付けてしまったが最後、勢いで取り寄せてしまった……というのが正直なところ。



 仮にゲレンデを買い替えるにしても、赤系はまず選ばない塗色だが、ミッドナイトブルーのカブリオレに搭載するアクセサリーとしては、佳きコントラストを演出してくれよう。

 楽しい買い物ができた。




Posted at 2016/09/20 08:59:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | ゲレンデ | 日記
2016年09月18日 イイね!

満州

満州 全国紙・産経新聞が運営するニュースサイト「産経ニュース」の連載コラム【満州文化物語】から、その第32回『特急「あじあ」の機関車設計者は「キング・オブ・ロコモ」と呼ばれた男だった…』に注目。

 少々年齢の進んだ鉄道ファンであれば誰しも、そして旧満鉄社員の子孫である私は尚更のこと、超特急「あじあ」の伝説的なスペックに憧れる。

 その流麗にしてパワフルな機関車を開発した鉄道技師・吉野信太郎について語った記事。
 敗戦と同時に喪失した植民地に遺された機関車と共に、彼の地で客死したと知り望郷の念いかばかりかと思い遣りつつ、技術者としては短くとも最高の人生だったのではないかと讃えたい。

 「あじあ」が伝説の超特急たる所以を、更に補強するエピソードと位置づけられよう。




 しかし、ロマンやノスタルジーだけで読み飛ばせない、深刻な問題を孕む記述も見られる。

 保守を自称する産経なれば、過去の日本が犯した拙劣な植民地経営を美化・正当化しようと試みるまでは、リベラルな私も「しょうがねぇなぁ」と大目に見よう。

 議論のある歴史認識の問題はさておき、技術的な解説に理解不足および決定的な誤認がある。



 記事の中段部分で、当時最先端だった満鉄の技術が、現在の新幹線にも活かされているかのように理解した読者がいるかもしれない。

 確かに戦前の「弾丸列車計画」は、軍部の横槍で完全電化が許されず、満鉄「あじあ」と同じく蒸気機関車牽引の列車が運行される予定とされており、もし順調に開業していれば日満連絡の花形姉妹列車となったことだろう。
 機関車開発やオペレーション全般で、満鉄の経験が大きな糧となることは想像に難くない。


 一方で現行の新幹線は、寧ろ在来線の延長に在るものと、私は考えている。
 標準軌(1435㎜:4フィート8インチ1/2)を採用する欧州並みの大きさの車輌を、日本では遙かに狭い軌道上(1067㎜:3フィート6インチ)で、戦前から高速走行させていた。

 その証拠に1988(昭和63)年、パリから遥々シベリア経由で走行してきた「オリエント急行」の車輌は、台車交換と僅かな手直しのみで青函トンネル・瀬戸大橋・関門トンネルを駆け抜け日本全国のJR線を走行している。

 日本の新幹線車輌は標準軌を採用しているとはいえ、車輌の横幅は欧州の車輌に比べて相当に大きく造られており、これは狭軌上で大柄な車輌を安定して走行させる、在来線の技術が活かされているものと見るべきだ。
 

 弾丸列車・新幹線に携わった国鉄の技師・島秀雄が、満鉄技師・吉野信太郎について詳しい記録を遺していない点を、コラムでは「プライドが邪魔をした」かのように書き記しているが、私はそもそもバックボーンもアプローチ手法も異なるのだから、先進性に敬意や羨望の念を抱きつつも、技術的には初めから参考にしていなかったのではないかと考えている。



 そして致命的なのは最後段の記述。
 給水ポイントが限られる過酷な区間での運用を目指した復水式(シリンダーで用いた蒸気を回収して水に戻し再利用する。給水インターバルを伸ばせる反面、復水器にエネルギーの2~3割を奪われ効率が悪い)蒸気機関車「ミカク」と並び紹介されている「ダブサ」が、ディーゼル併用となっている。

 全く仕組みが異なるディーゼルと蒸気機関の併用って、一体どんな機関車なのだろう。
 戦前に、かくも複雑な「ハイブリッド機関車」が開発されていたのなら、まさにトヨタ・プリウスも真っ青である。
 当然、そんな機関車が実在する筈はない(イギリスで試作した記録はあるが、失敗している)。


 満鉄「ダブサ」は、超特急「あじあ」の牽引機「パシナ」と通底する流線形のカヴァーが施されたタンク機関車(水・石炭を搭載した専用のトレーラーが無いタイプ。機関車トーマスなども同カテゴリ―)で、一見すると蒸気機関車には見えない斬新な形状をしている。
 外観だけでなくメカニズム面でも新機軸を採用。蒸気機関車が一般的に燃料とする石炭を用いずに重油専燃とし、オペレーターに重労働を強いる投炭作業を廃した。

 「蒸気機関車らしからぬ流麗なフォルム」「燃料は重油」という点を、惨軽執筆陣が軽率に読み違えたが為に、謎の機関車「ダブサ」を出現させてしまったのだろう。


 ちなみにドイツや日本国内でも、蒸気機関車を重油専燃に改造して運用していたし、現役で走行している蒸気機関車も補助燃料として重油を用いているが、それらは「重油を燃料にする蒸気機関車」であって、当然に「ディーゼル機関車」ではない。



 「自虐史観」とやらを妄想するのはともかく、歴史上も技術上も存在しなかった機関車をでっちあげてしまうのは、執筆記事の正確性が真っ先に問われるマスコミとして、在り得べからざる事態である。
 署名には「文化部編集委員 喜多由浩」とあるが、惨軽文化部ないしは喜多某にとって、高度に技術的な話題を取り扱うには荷が重かったようだ。


 相変わらず執筆記事が拙劣な惨軽新聞記者・編集陣の、心からの猛省を求める。


Posted at 2016/09/18 22:32:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記
2016年09月17日 イイね!

祭典

祭典 全国紙・産経新聞が運営するニュース画像サイト「産経フォト」の配信コンテンツから『ビールの祭典「オクトーバーフェスト」が開幕 ドイツ・ミュンヘン』に注目。


 オクトーバーは英語でもドイツ語でも「10月」だが、例年9月中旬から始まる。
 元々は1810年10月に挙行された、バイエルン王国皇太子ルードヴィッヒ(後にダイムラー・ベンツの勃興に代表される工業化、世界に誇る高速列車網の始祖となる鉄道路線の開通を推し進めた国王・ルードヴィッヒⅠ世)の成婚式典を、市民が挙って祝したのが起源とされる。


 
 まぁドイツ内外を問わず庶民にとっては、祭典のきっかけなどどうでもよい。しかもルードヴィッヒⅠ世は女遊びが過ぎて退位させられ、バイエルン王国自体も革命を経て共和制移行→王室廃止となってしまった。
 今となっては「10月の祭典」と言えば即ち、「世界最大のビール祭り」として通っている。


 連綿とドイツ車を愛車とし(ただしドイツ生産車は皆無だが・苦笑)、ドイツの政情に興味を持ち、実際にドイツの地を旅した経験を持つ者として、そして何より「ビーラー」としては、気にならぬ筈がない。



 先だって愛車で出掛けた折、利用した駐車場の提携先スーパーで買い物をすれば無料にしてくれるのをこれ幸いと、アルコールに支出した。

 当然ビールが軸なのだが、「あともう少し呑みたいなぁ」と思う時に封を切ろうかと、ショート缶の発泡酒(24本入りで1100円ほど)を買ってみた。

 値段の割には美味しく、アルコール飲料としては十分及第点なのだが、中途半端に「ビール味」なものだから、ついつい不満が募ってしまう。

 やはり私にとっては、多少高くても本物のビールの方が、コストパフォーマンスが良いようだ。



 「三大ビール聖地」(=ミュンヘン・札幌・ミルウォーキー)のうち、未だ訪れていないミルウォーキーへの旅と併せ、本場のオクトーバーフェストで、是非ともビールに溺れてみたいと思っている。






Posted at 2016/09/18 12:05:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2016年09月16日 イイね!

赤出

赤出 今日のランチは、久方ぶりの「ぎんざ磯むら」
 職場の移転で銀座の街を離れて以来、半年ぶりの訪問だった。

 後輩を伴っての午後の行動途上で銀座を通過することから、昼前に職場を出て、お店には銀座和光の正午の鐘と共に入った。



 通常の顧客対応を装いつつフロアも厨房も、長らく不義理をしていた髭面の大男のことを覚えていてくれていたらしい。

 古民具を配した落ち着きのある店内、料理一品一品のクオリティ、提供のタイミング、サーヴィス水準の高さは誰でも享受できるし、以前と変わっていない。

 ただ一つ、違っているのは、私が赤出しの味噌汁を飲み干すと、間髪入れずに「赤出し御代り!」と厨房から声が飛び、即座に新しいお椀がサーヴされるのだ。


 濃厚な赤味噌をふんだんに投じ、山椒をスパイスに加えて後味を整え、口内が火傷する直前の絶妙な温度に仕立てられた味噌汁の味に魅せられて、毎度3杯以上はオーダーする大ファンであることを、お店の皆が知っていたようだ。

 次々自動的にオーダーされる御代りを平らげていたら、とうとう4杯目。後輩からは呆れ気味に「先輩、塩分やばいですよ」と反応されてしまった(苦笑)



 我が子たちもお気に入りの「ぎんざ磯むら」。業務遂行に託けた今回のように、プライヴェートでも何とか用事を作って、ファミリーで訪れたいものだ。


 高いサーヴィス水準を維持していることが判り安心したと同時に、もう一つ佳き情報が得られた。
 異動前の部署で「ぎんざ磯むら」へのランチに帯同していた同期が、一昨年前に結婚した奥方を伴って、マメに利用しているらしい。

 何だ俺には何も言わず、水臭い奴だと罵りつつも、義理堅さと優しさに触れて嬉しくなった。



Posted at 2016/09/17 18:41:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

愛車一覧

メルセデス・ベンツ Gクラス カブリオ メルセデス・ベンツ Gクラス カブリオ
 G320カブリオ(V6・ミッドナイトブルー)を愛車にしています。  息の長いGクラスで ...
その他 その他 その他 その他
 サントレックスの軽規格折りたたみトレーラーです。以前所有していたキャンピングトレーラー ...
メルセデス・ベンツ Gクラス ジュラシックワールド・オフィシャル (メルセデス・ベンツ Gクラス)
G550 as a movie star! Coming soon.
メルセデス・ベンツ Gクラス ドイツ連邦軍多目的車輌「ヴォルフ」 (メルセデス・ベンツ Gクラス)
 ドイツ連邦軍が1989年~1994年にかけて10,000両以上もの大量調達を果たした軍 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation