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2017年06月30日 イイね!

助詞

助詞 ローカル局・千葉テレビの放送コンテンツから『プロ格闘家の男 傷害容疑で逮捕』に呆れる。

 用法を誤れば、他者を深く傷付け命を奪いかねない能力を持つことへの自覚が欠けている、という点では、稲田防衛大臣の度し難い軽さと通底する話である。

 双方へ猛省を求める。


 また用法を誤っている、と言う点では、Yahoo!ニュースのヘッドライン上での記事タイトルも同様であり、個人的には事件当事者ではない格闘家の愚挙よりも、むしろこちらの方が許し難い。

×「交際女性お酒で酔わせ頭にきた」 
○「交際女性(酒で)酔わせ頭に来た」

 酒に酔わされた”対象”を示すのであれば「を」を用いるべきであって、「に」では”目的”の意味が付加されてしまう。
 仮に知人が「交際女性に酔って」=交際女性に横恋慕して一撃を喰らったのなら、まだ理解できる(当然にその行為は許されない)が、そのような事実関係なら「交際のもつれで暴行」と書き記されるだろう。

 併せて、ヘッドライン向けに短縮したタイトルなのに「お酒で」の語が余計である。
 一般的に「酔う」という動詞と親和力が高いのは「酒」または「飲酒」であり、特に明記しなければ伝わらない対象(芸術・名曲・絶景・舞台・女性w)でない限りは、必要無いものと考える。
 敢えて付け加えたいなら、接頭語の「お」は要らない。


 逮捕された格闘家の供述を、咀嚼せず安易に短縮するから、文法的には正しくとも意味不明瞭な日本語文章がでっちあげられてしまう。

 「Yahoo!」運営当局の日本語能力に苦言を呈し、防衛相・格闘家以上の猛省を求める。



Posted at 2017/07/01 10:09:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2017年06月29日 イイね!

凶相

凶相 職場の共用プリンターのところでバッタリ逢った勤務先の大先輩から、やにわに「どうした、調子悪そうだな」と声を掛けられた。
 
 当たり障りなく「えぇ、あまり調子良くないです。分かりますか?」と返すと
 「何だか黒いモノが周りを漂っているぞ」とな。

 
 確かに調子が悪い。
 久々のドライヴに出掛けた土曜日は、まだ元気だったのだが、翌日はぐったり疲れてしまい動けず。週が明けて月曜日以降も、かつては寝起きがよかったのにスッキリ目覚めることができず、日中も高層ビルのエレベーターに乗っているような浮遊感が解消しない。
 昨日など、出勤した直後に「もう帰ろうかな」と思ってしまった。




 倒れる前の週も、やはり同じ場所で、同じ大先輩から声を掛けられた。
 「お前、怖いから髭を剃れ!」

 直属の上司からは、「紛争地帯で取材しているフリージャーナリストみたいだ」と評されてきた髭面だが、まともな手入れをしないまま伸び放題にしていたら、武装して民族衣装をまとえばイスラム原理主義勢力と見做されないこともない……状態になっていた。

 そういった表面的な異様さも然ること乍ら、救急搬送される前の段階でも、深刻な体調不良が「凶相」となって表情や佇まいに滲み出ていたのかも知れない。



 退院後、大先輩の言葉を思い出して、初出勤の前には髭を綺麗に剃り上げた。
 もっとも短期間とは言え苦しい闘病生活の結果、少しやつれてしまった肉体に髭面が乗っかっていると、まるで掃討作戦で敗走の末に捕虜となったタリバン兵?イスラム国?のように見えてしまうことを嫌った、というのもある。


 私の行動が単純に過ぎて、他人から見て分かりやすい可能性もあるが、常に気にして下さり、折に触れ声を掛けてくれる人が身近にいるというのは、非常に有難く、心強い。





Posted at 2017/06/29 21:00:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2017年06月28日 イイね!

衛相

 全国紙・読売新聞が運営するニュースサイト「YOMIURI ONLINE」の配信記事から
 『都議選「自衛隊としてお願い」防衛相…発言撤回』および
 『稲田氏の発言、首相陳謝「党総裁としておわび」』に注目。


 地方議会議員とは言え、実力組織たる自衛隊が推薦するかの如き候補とは、一体何者か。

 民政移管を果たしてなお議会に25%もの軍人枠を設けるビルマ(ミャンマー)か、先軍政治を布き独裁者が肥え太る北朝鮮か、はたまた自由と権利と求める市民に銃を向ける「人民抑圧軍」を抱えた反人民共和国か。
 何時からこの国は、政治的後進国に成り果てたのだろう。


 某宗教政党が政権を握ったら、北朝鮮へ亡命するなどと、不用意な発言をして後悔している。
 亡命などしなくとも、この国は軍隊が擁立する人物が権力を獲て議場を占める、前近代的な政治体制下に在った。
 かの国を批判し、体制変革を期する資格など、我々にあるのか。


 改めて指摘する。
 身命を賭して国民の生命・財産を護る兵士は、尊敬されるべき存在であるが、一方で軍人が大きな顔をして跋扈する国に、まともな国家は一つとして存在しない


 発言の軽率さを猛省し、認識を改めるよう求める。





Posted at 2017/06/28 21:28:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2017年06月27日 イイね!

遮蔽

遮蔽 全国紙・読売新聞が運営するニュースサイト「YOMIURI ONLINE」の配信記事から『電磁波を99%遮る塗料、電子機器の誤作動防ぐ』に注目。

 日本の「ものづくり」が益々高度化し、喜ばしい限り……と呑気に記事を読み飛ばすことはできない。
 この時期に、このような技術が発表されたことに、或る目的と意図を感じざるを得ない。


 某国から核ミサイルが飛来した場合、着弾すれば破滅的な事態に追い込まれるのは当然のこと、仮にパトリオット・ミサイル等で迎撃に成功したとしても、甚大な被害は免れない。

 高高度での核爆発に伴って発生する電磁パルスが、電力システムや通信ネットワークを悉く破壊し、インフラを機能不全に陥らせてしまうからだ。


 爆発の直下で航空機が飛行中だったとして、強力な電磁波がコンピュータを破壊し、バックアップするべき通信ネットワークは途絶、仮にマニュアル操縦で滑空できたとしても、地上は電力を喪失し漆黒の闇に包まれており、空港の位置など全く分からない。
 乗員・乗客や航路上の住民が、その後どのような末路を辿り、如何なる悲劇が起きるのか、想像するだに恐ろしい。


 軍の装備は、核戦争が始まっても機能するよう、厳重に電磁パルス対策が施されていると聞く。
 冒頭記事で紹介されているマテリアルを用いれば民生用品に対しても、核爆発に伴う電磁バルス遮蔽策を、確実かつ安価に施工できるようになるだろう。



 以前記事にした「コスモクリーナーD」並みに画期的な放射能除去アイテムと同様、具体的な脅威に曝されることが無ければ、必要性を認識されず開発もされなかったかも知れない。

 長期的には、そもそも原発事故など起きないよう安全対策に万全を期し、それが無理なら原発から潔く撤退を検討するべきだ。
 某国との関係においても、緊張状態を解き万が一にも破滅的な戦争を起こさないよう、粘り強く外交的な努力を続けなければならぬ。

 一方で、現在直面している脅威、即ち山野に撒き散らされた放射能や、いつ飛んでくるやも知れぬ核ミサイルに、どう対処し文明的な社会を維持できるかも、同時並行で検討しなければならない。


 まずはインフラを電磁パルスから護り抜く手段として、カーボンナノチューブをフル活用してほしい。それが行き渡ったら、各企業や家庭の電子デヴァイス、自動車の車載コンピュータ等を遮蔽・保護できるよう、簡易なグッズを安価に販売してもらいたい。





Posted at 2017/06/27 21:18:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2017年06月26日 イイね!

暁波

暁波 全国紙・朝日新聞が運営するニュースサイト「朝日新聞DIGITAL」の配信記事から『ノーベル平和賞の劉暁波氏、末期がん 刑務所から移送』に注目。



 かの国の人権抑圧については、国際的かつ普遍的な問題としての理解と、具体的な行動が欠かせないことは、我が国における左右の立場を超えて認識を一にするところだろう。

 しかし個人的には、劉暁波氏のお顔を見ると、ついつい昔お世話になった上司を思い出してしまう。
 愛用している眼鏡や、佇まいがそっくりなのだ。


 高校、大学、そして勤務先でも先輩という、なかなか得難い経歴の持ち主で、極めてリベラルな志向も共通していた。
 一方で道徳的には保守寄りな私とは異なり、ややアナーキーな面があったりして、若輩者の身上を弁えず衝突したこともあったが、今思えばそんなところも含めてチャーミングな人だった。

 その上司も、一体何があったか窺い知れぬが、奥方と無理心中を遂げ、もうこの世に居ない。



 劉暁波氏が釈放されたということは、恐らくは中国政府として、もはや影響力は限定的で、仮に世の中で混乱が起きてもコントロールが可能と判断したものと推測する。
 国際的な批判に対しても、「人道的な立場から釈放を認めてやった」的な態度で応じ、結局は中国における人権問題は解決されぬまま、劉暁波氏は短い余生(正しくは万全の治療を受けられずに短くさせられた余命)を過ごすことを強いられる。


 だが劉暁波氏は、そっくりな私の上司とは異なり、まだこの世に生きている。
 私と上司は酒を酌み交わし、通った学校・キャンパスの思い出を語り合うことはできないが、劉暁波氏は、限られた親族だけかもしれないが、会話をし食事を愉しむこともできる。

 軟禁状態に措かれ、何ら外部へ情報発信ができなくとも、その存在自体が抑圧されている人々にとって希望となる。


 生きているとは、何と偉大なことか。
 


 同じくノーベル平和賞を受賞したパキスタン人の女性人権活動家マララ・ユスフザイは、国連演説で
 「私たちに繋がる兄弟、姉妹よ。私は誰に対しても反撃をしません。
 また、タリバンあるいは他のテロリスト・グループに対する個人的な恨みを申し上げるつもりもありません」
 と述べた。


 劉暁波氏も、裁判における陳述で
 「私に敵はいない、憎しみもない。私を監視し、逮捕し、尋問してきた警察、起訴した検察官、判決を下した裁判官はすべて私の敵ではない。
 監視や逮捕、起訴、判決は受け入れられないが、当局を代表して私を起訴した検察官も含め、あなた達の職業と人格を私は尊重する」
 と主張している。

 
 イスラム原理主義勢力に命を狙われて瀕死の重傷を負い、或いは不当な判決を受け数次に亘り投獄されてなお、自らの信念を曲げず、更には相手の立場をも慮って発言をする寛大さの前に、如何なるテロリストも独裁政権も力を持たない。

 中原の支配者が劉暁波氏の活動に屈し、人民が抑圧と暴虐から救い出される日は、直近ではないにせよ、何時かきっと訪れる。

 その日を目指して生き続け、釈放後の日々を穏やかに過ごしていただきたい。



 私はその知らせを耳にしたら、そっくり上司の墓前を訪れて、大好きだった酒を供え語り合ってこようと思っている。



Posted at 2017/06/26 22:26:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記

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何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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