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midnightbluelynxのブログ一覧

2017年10月21日 イイね!

罪箱

罪箱 在京キー局・テレビ朝日のニュース動画サイト「テレ朝news」の配信動画から『習氏が建国の父に並ぶ? 党規約に指導思想を明記か』に注目。








自信過剰
大言壮語
厚顔無恥
傲岸不遜
傍若無人
乱暴狼藉
悪逆非道
個人崇拝
中華思想


 この報道を始め中国共産党大会のニュースに接していると、ついつい四字熟語の学習になり、衰えかけた頭脳にカツが入る。

 弊ブログでは度々コメントしているが、古来中原を支配する国家が、近隣諸国にとって横暴でなかった期間の方が遙かに短い。
 その意味において、東アジア史が正常化しつつあると言える。何ら慌てることも、慄く必要もない。

 党総書記として新たな5年間、その先も慣例を破ってまで更に5年間、自らの名を党規約に盛り込んで建国100周年を迎えむと企図しているようであるが、中原の支配者が権力を永続し得ないこともまた、歴史が証明している。



 ところで、下らない連想で恐縮なのだが、現党総書記および国家主席(=シー・ジンピン)の名前を聴いていると、つい荒れたラグビーの試合を思い出してしまう。

 悪質な違反を犯したプレイヤーに、退場を命じる「シンビン」=「Sin-Bin」=罪人を収容する箱、である。


 世界は、東シナ海や南シナ海で顕在化している国際ルール違反を遺漏なく指摘し、粗暴なプレイヤーを排除できるだろうか。
 公平なレフリーなど存在しない国際社会において、ラグビー選手と同様に気力を漲らせたタフな肉体とクールな頭脳に裏打ちされた、華麗な連係プレーが求められている。





Posted at 2017/10/21 22:53:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2017年10月21日 イイね!

鉄屑

  日本語もまともに使えないくせに、日本の伝統だの歴史だの誇りだのをドヤ顔で語り、「日本人かくあるべし」などと偉そうに高説を垂れる自称保守系紙・惨軽辛蚊のニュースサイト「産経ニュース」の配信記事から『「橋名板」盗んだ疑いで26歳無職男逮捕 栃木県警、152枚押収』に注目。


 明らかに盗難に遭ったとしか思われない東北地方での事案を「紛失」と報じた惨軽も、さすがに犯人が検挙されれば「盗んだ」と記述するようだ(苦笑)。

 惨軽執筆陣には、「紛失」と「盗難」の意味および用法の違いを、改めて辞書を引き確認してもらいたい。はっきり言って、小学生以下の語彙力である。藤井聡太四段を褒め称えるなど10年早い。


 この犯人が、先に記した東北の事案にも関与していないか、各県警には徹底的な取調べと捜査を進めてもらいたい。

 併せて、盗品を買い取り代金を支払っていた金属リサイクル業者の名が公表されないのは、どういうことか。
 解体業者等から、鉄筋・高欄・支承・伸縮装置・落橋防止装置など、橋梁に用いられている金属製品と一緒に鉄くずとして搬入されたのであればともかく、個人が橋名板・管理銘板だけを大量に持ち込むという極めて怪しい状況を看過したのであれば、盗品買取の意図が有ったか無かったかを問わず共同正犯と見做されよう。
 関与した法人または経営者も、遺漏なく摘発されなければ事件が解決したとは言えまい。


 このような事案が続けば、本来は鉄くずなど金属を再資源化する重要な役割を担っている筈のリサイクル業界に対する、社会的な評価を貶めるのは必至である。
 盗品買取に手を染めぬよう、業界団体や許認可権限をもつ官庁による不断の啓発が必要だと考える。



Posted at 2017/10/21 10:53:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2017年10月19日 イイね!

団栗

団栗 老舗有力経済誌・東洋経済が運営するサイト「東洋経済ONLINE」の配信記事から『小池にはまった「どんぐり」たちの大変な末路~元の木阿弥?「希望の党」崩壊で民進再結集か』を嗤う。

 誰が言ったか「緑のタヌキ」も秀逸だったが、「小池にはまってさあ大変」も、読んでからこみ上げてくる笑いが止まらない。



 与党・自民党ですら成しえなかった、最大野党の崩壊をもたらした小池氏の手腕を、政界は驚きを以て受け止め、或る者は慄き、或る者は狂喜乱舞した。

 記事中にある通り、崩れ往く古巣に後ろ足で砂を掛けて脱し、前議員は命脈を保ち、新党は次期政権与党を窺う勢いで躍進する……はずだった。

 ところが小池氏以下取り巻き連中の不作為で、追い風は猛烈な逆風へと変化し、恐らくは多くが「前議員」のまま選挙後を迎えることになる、と東洋経済誌では分析している。



 私の意見は、結論は同じでもプロセスがやや異なる。
 節操無く雪崩をうって新党に合流した、民進党前議員こそが致命傷だったと考える。
 小池氏や側近の失言は、有権者が嫌い、軽蔑した前議員の「節操の無さ」を強調・増幅したに過ぎない。

 
 また、東洋経済は政局を童謡に例えたが、私は架空の艦隊戦を思い浮かべた。

 最新鋭のミサイルを装備し、情報戦に長けた駆逐艦が、古ぼけた巨大戦艦を攻撃し、撃沈に成功した。どうやら内通者の破壊工作も奏功したらしい。

 ところが沈没の間際、主砲から放たれた徹甲弾が命中。今のところ炸裂はしていないが、どうやら駆逐艦の内部で腐食性のガスを放出し、艦の機能が次々侵されている。
 徹甲弾の炸薬も不発だったわけではなく、超遅発の信管が装備されていたようだ。起動するのは今週末辺りか。それまでに管内で充満するガスを無害化・排出し、砲弾を処理できなければ……。

 
 一方、旧式の巨大戦艦は、艦体の殆どが波間に沈んだが、着底鎮座してそのままの姿勢を保っている。そして破壊されつくした外装を隠れ蓑に、深部ではやや赤味がかった色の新型戦艦が建造されている。


  
 現時点では戦果が確定していないが、損傷が甚大なのは旧式の巨大戦艦でなく、多種多様なミサイルで武装し、アンテナを張り巡らして情報戦を仕掛けはするが、実は装甲がペラペラで火力も劣る、緑色の旗を掲げた駆逐艦の方だった。

 そもそも本当に情報戦が得意なら、巨大戦艦が降伏もしくは自沈を選ばねばならぬ状況へと追い込み、いよいよ再起が叶わなくなってから手を差し伸べても、遅くはなかった。

 不用意かつ中途半端な攻撃を仕掛けたがため、相手に反撃の機会を与えたばかりか、作戦後に回収した内通者自体が毒ガス?時限爆弾?を抱えて転がり込み、艦内で自爆せんとしている。




 この余りに無様な艦隊決戦を、歴史の一場面として眺めるなら、それもまた一興。
 しかし戦費は、我々へと付け回される。安っぽい駆逐艦が放棄・除籍されればまだしも、万が一浮揚の上で修理、なんてことになれば、その費用も負担しなければならない。


 やや赤味がかった新型戦艦が持ち帰るであろう「コスモリバースシステム」に賭けるか。
 はたまた盤石の支配体制を布く総統閣下に恭順し、あらゆる白紙委任状を与えるか。

 いずれの選択も採りうるが、少なくとも暗く澱んだ水面を漂う、腐りかけたドングリを小池から救い出して芽吹かせることはない。


Posted at 2017/10/20 00:58:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2017年10月18日 イイね!

月面

月面 全国紙・朝日新聞が運営するニュースサイト「朝日新聞DIGITAL」の配信記事から『月に50キロの地下空洞 探査基地に利用期待 JAXA』に注目。


 月面には予め、地下鉄・道路・共同溝・居住スペース・燃料や水の貯蔵その他もろもろのインフラや設備を収容して余りある容積のウサギ穴=大断面トンネルが穿たれていたというわけだ。

 ついつい建設業界人的な視点で記事を読んでしまうが、長さが近似の青函トンネル(総延長53.85km)が、総工費7,455億円。断層が複雑に輻輳する海底での長大トンネル掘削という施工条件の厳しさはあったが、もし月面に同規模のトンネルを穿とうと思えば、施工機械や材料および作業員・技術者をロケットで輸送しなければならず、桁が幾つ加算されるか分かったものではない。
 ちなみに現在打ち上げられているH-ⅡAロケットはフル装備で1基120億円するが、ペイロードは最大でも15t(低軌道まで)が精いっぱい。
 青函トンネルの総工費と同じ7,455億円を輸送費に注ぎ込むとして、打ち上げ回数は62回余り。大気圏外に持ち出せる貨物の総量は930tとなるが、これでは青函トンネルに敷かれた6本のレールのうち、海底部23.3km区間の1本分すらも運びきれない(23,300m×60kg=1,398t)。
 しかも月面に荷揚げする費用は別途、かつ坑道の断面積は、この度発見された空洞の方が遥かに大きい。


 人類は月面開発に当たって、技術面および経済面で大きなアドヴァンテージを得たものと考えてよかろう。夢膨らむ話である。



 一方で、懸念もある。

 宇宙空間や地球外惑星・衛星は、条約で領有権が認められないので、この空洞を日本の研究陣が発見したからと言って、日本が他国に対し排他的な権利を主張できるわけではない。
 せいぜい開発が具体化した際、優先的に研究・開発スペースを確保できる/地下空間の命名権を得る程度だろう。
 
 しかし、近隣某国が「日帝、月面でも侵略行為」だのと喧伝したり、逆に探査機や宇宙飛行士を送り込み、実効支配を進めたりするやも知れぬ。

 或いは国際協調が機能して、月面の植民地化がうまくいったとしても、世代が進むにつれてナショナリズムが高まり、地球政府に対して独立戦争を仕掛ける……なんてことも起こりうる。


 ウサギ穴にウサギが居なかったのは仕方ないが、ウサギ穴を人間の欲望や暴力で満たすことだけは、避けねばなるまい。
 
 月を見上げながら、地下空間の利用を夢見ている今が、一番ハッピーで平和な状態と言えるか。




Posted at 2017/10/19 23:08:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2017年10月17日 イイね!

映像

映像 今夜は土木学会技術映像委員会主催・第97回イブニングシアター~鉄道特集~が、東京・四谷の土木会館2階講堂で開催される。
 たまたま習い事で都心に出ていた子どもと参加してきた。

 「イブニングシアター」は、土木学会の公益的な事業として会員・非会員を問わず参加を認めているCPD=継続研鑚プログラム(ただし要事前登録)の一つで、参加費は不要かつ1h40min=1.67単位のCPDポイントを取得できる。
 終業後に楽しみながら(今回の企画は、私のような鉄道好きの建設業界人は特に)ポイントを戴けるので、非常にありがたい。


 冒頭、技術映像委員会役員の挨拶を承った後、当時世界最長の陸上トンネルであった東北新幹線岩手一戸トンネルの施工記録映像を鑑賞。
 次いで、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(=JRTT)の方から、東北新幹線盛岡~青森間における、地震災害および雪害を防止する諸施設の解説。
 最後に、やはり東北新幹線の長大橋梁、第2・第3阿武隈川橋梁の施工記録映像を鑑賞してお開きとなった。


 JR化後に着工された岩手一戸トンネルの記録映像は、やや肌理が粗いもののビデオ撮影でノイズは少なかったが、昭和40年代に記録された第2・第3阿武隈川橋梁の画像はフィルム撮影で、かなり傷が多く色褪せも進んだものだった。

 土木学会では、これらの貴重な映像記録を収集、もしくは所有者をデータベース化し、必要に応じて技術資料として活用する事業を推進している。
 現状は、星の数ほど整備されているインフラに関する膨大な記録を、体系的に整理することで手一杯と推察するが、いずれ傷み往く記録映像の修復や、デジタル化に着手しなければならなくなるだろう。
 また、設計図などの重要資料が散逸した老朽インフラの保全に際し、収集した記録映像から三次元データを抽出することができれば、記録映像に新たな技術的価値が出てくる。


 昨今はUAV(いわゆるドローンを含む無人航空機)を用いた測量や検査の手法が確立されつつある。
 これまでの記録映像は、施工の苦労や竣工の喜びを盛り込んで、ややドラマチックな仕立てとなっている作品が多いが、将来的には保全業務への展開も意識した、非常にドライな映像へと変わっていくのかもしれない。



 私は興味津々で映像および講演にのめり込んでいたが、我が子はほの温かい講堂で、上映のため照明を落とした刹那、居眠りを始めてしまった。内容としては、やや難しすぎたか。
 しかし、トンネル掘削の記録映像から度々響き渡る、ダイナマイトの発破音を聞いても目覚めないとは、結構な大物である(笑)。


Posted at 2017/10/19 12:39:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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