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midnightbluelynxのブログ一覧

2018年09月28日 イイね!

月収

月収 長崎のローカル局「NBC長崎放送」のニュースサイトから『1歳女児 母親の車にはねられ死亡』に注目。


 当然に、まず犠牲となった子どもを悼むべき事件であるが、個人的には親の暮らし向きに非常な違和感を覚える。

 公表されている西海市の公営住宅募集に関する資料(参考情報URL)に拠れば、事件が発生した面高団地の月額家賃は3LDK・20坪で2~3万円弱。地方にしてはまずまずの水準かとも思うが、住宅困窮者向けに整備されている公営住宅の目途に鑑みて、月収15万8千円以下という収入制限が設けられている。



 私も子どもの頃、住宅どころか生活そのものに困窮しかけて、公営住宅のお世話になっていた。
 当初は割安な家賃で、クオリティの高い住宅に暮らせて有難かったが、親が頑張って営業の仕事に専念し、収入が上がってくると家賃も年々改定され、最後には懲罰的な水準に高騰してしまった。

 これでは割に合わぬと、更に頑張って貯蓄に励み、某中核都市に自宅を新築して転居、我が家の公営住宅暮らしは終わった。



 事件当事者の車輌を見ると、厳つい国産高級ワンボックス、しかもローダウン改造が施されているようだ。
 一方で我が家は、前世紀のことではあるが最初はクルマ無し。漸く私も親も運転免許を取得し、まだチョークボタンがあったマツダ・ファミリアの中古を購入。退去時点では新車に乗っていたものの、日産・サニーが精いっぱいだった。

 先に示した所得制限の範囲内で、公営住宅を生活の本拠にしつつ、高級車を維持できる家計とは如何なるものか。率直に覗いてみたい(というか、まず以て有り得ない)。



 まだ足元も危うい乳児を、駐車場の、しかもクルマの進路に放置した迂闊さは、親として責めを受けねばならぬとしても、我が子を喪った悲しみを以て贖ったとも言える。
 しかし、その現場となった市営住宅に、収入を隠すなど不正な手段を講じて入居していたのだとしたら、我が子に対する過失致死とは別に、法的責任および他の住宅困窮者の入居機会を奪った道義的責任を、厳しく問われなければならない。

 もしかして、その取り返しのつかぬ迂闊さは、希薄な規範意識から発していなかったか。真摯に反省と検証を求めたい。


 
 思い返せば、我が家の階下で暮らしていた家族は、最寄り駅至近の場所で商店を経営していながら、我が家よりも先に入居し、我が家が退去してもなお住み続けていた。
 子ども心に、サラリーマンと個人事業主の所得について、やりきれない格差と理不尽さを感じた最初であった。



Posted at 2018/09/28 21:37:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2018年09月26日 イイね!

連帯

連帯 国際的ラグビー競技統括団体「WORLD RUGBY」の本日付プレスリリース「ラグビーワールドカップ2019™日本大会オフィシャルソング決定のお知らせ 『World In Union』をいきものがかりボーカリスト吉岡聖恵氏が歌う」に注目。


 クラシックの名曲・ホルストの組曲「惑星」から、「木星」をアレンジしたメロディに歌詞を附し、1991年のイングランド大会(日本が南アフリカから歴史的勝利を挙げたイングランド大会は2015年開催)から、オリンピックにおける「オリンピック賛歌」のような位置付けで歌い継がれている。

 歌手も「オリンピック賛歌」と同様、開催国における名うてのシンガーが選ばれ、来年開催される日本大会では「いきものがかり」のヴォーカル・吉岡聖恵が重責を担うこととなった。


 「木星」ベースの楽曲は、日本では平原綾香の「Jupiter」が著名だが、リリースされたのは「World In Union」の方が古い。
 因みに、平原綾香も「木星」繋がりで声が掛かったか、2006(平成18)年のイタリア代表戦、そして旧国立競技場での最終試合となった香港代表戦で、国歌独唱と「Jupiter」を披露している。



 ラグビー競技の本質を余す処なく盛り込んだ、平易な英語で構成される歌詞は、一スポーツ競技に留まらない普遍性を持つ。
 日常の場面で様々な困難や課題に挑む人々の姿を織り交ぜた、日本協会制作のプロモーション画像と重ね合わせると、感動的ですらある。

 これでラグビー競技に少しでも興味を抱かぬ人が居たとしたら、言葉が過ぎるのを承知で、私はその人の感性を疑う。

 あと1年足らずに迫った、鋼の肉体を持つ男たちのぶつかり合いに、期待していただきたい。






There's a dream,I feel so rare, so real
All the world in union,The world as one

Gathering together One mind, one heart
Every creed, every color Once joined, never apart

Searching for the best in me,I will find what I can be
If I win, lose or draw there's a winner in us all

It's the world in union,the world as one
As we climb to reach our destiny a new age has begun


We face high mountains, must cross rough seas
We must take our place in history and live with dignity

Just to be the best I can,Sets the goal for every man
If I win, lose or draw It's a victory for all

It's the world in union,the world as one
As we climb to reach our destiny a new age has begun

It's the world in union,the world as one



私にはとても得難く、心からの夢がある
世界が連帯して、一つとなること

一つの精神、一つの心の下、皆が集う
あらゆる宗教、あらゆる肌色の人々も、ひとたび一緒になれば、二度と離れまい

私にとってのベストを追い求め、至高の存在になってみせる
たとえ私が勝とうが負けようが引き分けようが、我々全てが勝者だ

世界は連帯し、一つとなる
目指す高みに達したとき、新しい時代が始まる


我々は険しい山々に挑み、荒れ狂う海を渡らなければならぬ
我々が歴史を紡ぎ、尊厳をもって生きねばならぬ

至高の存在になろうと、男たちはゴールを目指す
たとえ私が勝とうが負けようが引き分けようが、勝利は我々全てのものだ

世界は連帯し、一つとなる
目指す高みに達したとき、新しい時代が始まる

世界は連帯し、一つとなる





※2015イングランド大会版(オープニング・セレモニー)



※1991イングランド大会版(歌手のキリ・テ・カナワはマオリの血を引いていて、この上ない人選)



※2011ニュージーランド大会のマオリ語版(何故だか懐かしさ?親近感?を覚える)


関連情報URL : https://www.world.rugby/
Posted at 2018/09/30 11:13:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | 日記
2018年09月24日 イイね!

俺等

俺等 我らが東京六大学野球・秋季シーズンは第3週。明治大‐慶應大/早稲田大‐立教大と、ここ5年半優勝を分け合ってきた4校(明5回慶3回早2回立1回)が激突。
 リーグ創設以来の初優勝を期す東京大、11季ぶりの優勝に向け好スタートを切った法政大を含め、各校等しく2カードをこなし序盤における立ち位置が確定する。

 ダブル三連休の前半・第2週は土曜日が雨で中止となり、第3戦までもつれた明治大‐法政大のカードは平日に食み出してしまった。
 しかし今週は天候に恵まれ、かつ明‐慶/早‐立両カードとも1勝1敗で第3戦まで開催。連盟としては祝日をフルに使え、入場料収入が伸びて喜んでいることだろう。


 一方で、学生はそうでもないらしい。

 月曜日が振替休日となる暦の関係上、月曜日にアサインされたカリキュラムの進行が遅れがちで、今日は休日扱いされずに講義を行う学校があった。
 どうしても抜けられないメンバーが少なからずいて、応援団リーダーも、ブラスバンドも、チアも、やや手薄な印象。応援スタンドに参集している学生の中にも、試合終了後に午後の授業へ出ると明言する者が居た。

 私の学生時代だったら、間違いなくブッチしていたところ(苦笑)だが、真面目に学業へ取り組む姿は、接していて気持ちが良い。
 そんな学生たちの想いに応え、フィールドでは是非とも勝利を得たいところである。





 直近5年余りで最多の優勝回数を誇る明治大は、開幕カードとなった第2週「血の明法戦」を2敗1分けで落し、勝ち点どころか勝利も得られぬまま今節を迎えた。
 3年生ながら明治のエースナンバー11を背負う森下暢仁(もりしたまさと・大分商高)始め、投手陣が何とかゲームを作っても、打撃陣が見殺し状態(0‐0/1‐2/0‐2)では勝ちようがない。

 今節・明慶戦も第1戦は1‐2のサヨナラ負け、第2戦は序盤に7点リードを得て勝利(7‐4)したものの、今日の第3戦では逆に中盤から撃ち込まれ、4‐7でまたも勝ち点を落としてしまった。
 エース・森下暢は第2・3戦と連投したが、勝った第2戦で4失点、今日は中継ぎ登板で1アウトも取れぬまま4失点と、精彩を欠いた。

 夏は大学侍ジャパンのエースとして、日米大学野球(アメリカ開催)→ハーレムベースボールウィーク(オランダ開催)と、地球を一周する長期かつ長距離の遠征に参加していた疲労が、抜け切れていないのかも知れない。

 森下暢の活躍もあり、ハーレムベースボールウィークにおいては12大会ぶり4回目の優勝を飾ることができたが、その代償として秋季シーズンがおざなりになってしまっては、国内のファンが納得しない。
 優勝の可能性は極めて低くなってしまったが、早急に立て直しを図り、残る対東京大戦/「明早戦」「紫合戦(明立戦)」で最高のパフォーマンスを見せて欲しい。


 もう一つのカード・早立戦は、明治大と同じく勝ち点を得られぬまま第3週を迎えた早稲田大が、優勝戦線に踏みとどまるべく意地を見せ、エース小島(4年・浦和学院高)が完封勝利で第3戦を制し(3‐0)、今季初の勝ち点を得た。



 
 フィールドでは調子が上がらない明治大だが、応援スタンドは意気軒高。今週から新しい応援曲「Oh‐rera!」が披露された。



 動画では「一発決めるぜ明治」「決めるぜ俺ら!明治」になっているが、今日の試合では「今日も勝つのは明治」「勝つのは俺ら!明治」でコールされていた。
 観客の歌声や手拍子が主力の応援曲で、歌詞も状況次第でフレキシブル。野球に限らずサッカーホッケーの試合でも盛り上がりそうだ。

 帰宅後も、ずっと脳内リフレインしている(笑)。






Posted at 2018/09/25 06:16:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東京六大学野球 | 日記
2018年09月23日 イイね!

産品

産品 全国紙・読売新聞が運営するニュースサイト「YOMIURI ONLINE」の配信記事から『韓国産OK、岩手産ダメ…返礼品規制戸惑う市町』に注目。

 弊サイトでも度々触れている「ふるさと納税」の話題。
 ブログ主としては、新しいスタイルの民主主義が芽生えることを期待していたのだが、どうやらその願いは手痛く裏切られそうだ。

 国・中央としては、私が提唱した”ふるさと納税民主主義”=首長の政治姿勢に抗議して地元自治体への納税を忌避する/反原発・反基地政策を推進する自治体に寄付を通じて意思表明をするといった政治行動に、有権者が流れることを恐れたか、自治体の自主性を狭める方向に規制を掛ける。
 当の地方自治体側も、「ふるさと納税」制度が発揮するべき本来の効果に気付かないのか、敢えて無視しているのか、目先の寄付額や返礼品の話題性にのみ興味が注がれているように見える。



 この記事において読売記者の取材力が発揮されたのは、友好都市協定を結んでいる関係とは言え、韓国製の産品は返礼品としてよいのに、同じく友好都市協定を結んでいる国内自治体の産品は認められないという矛盾を炙り出した点である。

 昨今頻発する自然災害における復興支援として、友好関係にある被災地以外の自治体が代理で寄付を受け取る制度がある。
 住民支援・インフラ復旧で忙殺される被災地自治体に代わり、ふるさと納税に関連する手続きの面倒を、他の自治体が引き受ける。
 長期的な支援を志向するなら、被災地自治体の名産品を返礼品として扱うこともあって良いではないか。

 明らかに、国・中央の方針は統一性を欠いていると言わざるを得ない。


 制度を設計した側(国・中央)も、制度を利用する側(自治体・納税者)も、双方満足を得られないなら、いっそのこと制度を廃止すべきであると、弊サイトでは提案をさせていただく。




 



Posted at 2018/09/23 20:04:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2018年09月22日 イイね!

仮説

仮説 午後、南麻布界隈を子どもと歩いていた際、歩道上でゴキブリを見付けた。
 夜の繁華街であれば大して珍しくも無いが、周辺は戦前から営業している個人商店か、寺院や超高級マンションが立ち並ぶエリア。しかも昼間である。

 よくよく周辺を見回すと、某メガバンク支店の大きなガラス外装を支える腰壁部分にも、丸々太ったワモンゴキブリ(全体的に薄茶色で、胸部に白い輪=輪紋がある)がうようよしている。壁を蹴るようにして、何匹抹殺しただろうか。
 昨日は肌寒さを覚えるほどの気温だったからか、或いは支店内で燻蒸作業をしているのか、いずれの個体も動きが鈍い。

 この銀行は、どんだけゴキブリ飼っていたんだと呆れながら先に進むと、銀行とは別の建物入口でも、ゴキブリが歩いている。
 しかも種が違い、丸々太っているのは同じだがワモンゴキブリよりも一回り小さく、黒々した色のクロゴキブリ。こちらも遠慮なく潰していくが、はっきり言ってきりがないくらい、大量にいる。
 成虫だけではなく、まだ羽根が揃わぬ幼虫も出てきて、歩行者の足元で逃げ回る。

 街区の境で、地元の方が箒と塵取りを手に掃除をされていたが、回収していたのは衰弱している/通行人に踏まれ死んでいるゴキブリ。集められて、ちょっとした小山になっていた。




 ちょっと時間を遡る。
 朝から子どもの通う小学校に出向き、夏休みの自由研究や自由制作の展示を観覧した。

 1年生から6年生まで総覧すると、子どもの発達段階を短時間でトレースできて面白い。
 低学年は、まだ「お遊戯」の延長という感じで、ヴィヴィッドな色使いの絵画やオブジェで教室内が彩られている。

 一方で高学年は、自由制作で生地からドレスを縫い上げたり、油絵に取り組んだりと、実に本格的。また自分で研究テーマを設定し、仮説を立て、様々な角度から検証を試みる「論文」が数多く発表されている。

 その中間、3・4年生は瑞々しいヴィヴィッドさを保ちつつ、兄・姉に感化され「論文」にチャレンジする子も出始める。

 
 佳き芸術作品や、ユニークな論文に触れ、保護者の立場でとても愉しませてもらったと同時に、さて我が子も同じようなクオリティで、来年の自由研究・自由制作に取り掛かれるものか、些か不安に陥る。



 「論文」にチャレンジするとして、研究テーマの設定は、何も大層なものに膨らませる必要は無い。
 身近な現象で不思議に感じた、または疑問に思ったことを、上手に切り取ることができれば、それで十分だ。

 そして因果について仮説を立て、実験および検証の方法を見出し、仮説が正しかった、或いは誤りだったと、科学的な視点で論じれば良い。



 例えば、「南麻布におけるゴキブリ大発生について」をテーマに据えて、ゴキブリの種類・成虫か幼虫かを地図上にプロット、前後の気温・湿度の変化や天候を確認して、突如街中に大量発生した要因を考察する………なんて論文もいいのでは、と団欒の折に子どもを諭した。

 南麻布へは帯同しなかったママは、「なるほど」と納得しつつも、眉を顰めていたが。






Posted at 2018/09/24 16:54:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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