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midnightbluelynxのブログ一覧

2024年04月21日 イイね!

濁酒

濁酒 詳細はいずれ公表できればと思っているのだが、我が家で発注する建築工事の打合せで隣接市へ出向くついでに、打合せ場所からクルマで10分ほどのところにある日本酒メインの酒屋さんに寄ってきた。

 今月初頭、新年度から始まる業務の初回打合せに出た後、上司・同僚と帰社せずに立ち寄った居酒屋で味わったどぶろく「庭の鶯」を買うためである。
 余りに美味しかったので、帰宅してから通販で探したのだが、そもそも価格設定が割高なのに加えて、送料も相当額を課されるため見送り。
 ならば直接出向ける範囲で、取り扱いのある酒屋が無いか探したところ、通販も手掛ける酒屋さんがヒット。所在地を見れば、今日の打合せ先に近いことが判り、予め電話で直接購入可能かどうか確認の上、一升瓶を1本取り置いてもらった。


 行ってみれば過去、何度となく通りかかっている場所だったが、そこに気の利いた酒屋さんがあったとは存じ上げなかった。
 周辺は、鎌倉初期に創建された県内最古の天神様の御膝元。鎮守の杜を含む丘陵地に拓かれた道の左右にある擁壁は、近くの河川から運ばれた人頭大の玉石が積まれている。
 土木技術者の観点では、玉石積みの擁壁は耐震性に難があるものの、自然石ならではの風合いは、いくらコンクリート製の擁壁に石模様を刻んで飾ろうとも、真似ができない。
 現在の設計・施工基準では採用されないだけでなく、そもそも「人頭大の玉石」なるマテリアルが、河川砂利の採取禁止で調達できない。
 都市近郊ながら、古くからある道路(恐らくは中世以来)ならではの、地域の歴史を感じさせる光景である。


 酒屋さんには先客が数組いて、それぞれが好みのお酒をチョイスし、お会計を済ませて退出。私の順番が回ってきた際に、取り置きをお願いしていた旨と、店内掲示で案内されていた酒粕を購入したいと伝え、「庭の鶯」に酒粕1kgを手に入れた。

 佳き酒屋、佳き土木の光景を目にした後、充実の建築打合せをこなして、夕刻の空手稽古の会場へ向かった。
Posted at 2024/04/24 08:54:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2024年04月20日 イイね!

骨盤

骨盤※整形外科でのリハビリテーション施術中の運動指導メモ

 前日の空手稽古で、かなり負担をかけてしまったため、今日は何をしても膝が痛い。

 前屈(注1)の姿勢については、体重をしっかり膝下へ垂直に載せることで痛みが改善、後屈(注2)の姿勢については、何もしないと痛くて姿勢を取れなかったが、療法士さんが後ろ脚の膝下を内側に捩じるように手を添えてもらうと、ほぼ痛みを感じなかった。本来その位置が正常で、変な癖がついてしまっている。
 膝下が外側へ捩じれた状態で膝関節に体重が掛かると、痛みが発生する実態が明確に分かった。

(注1)前屈の姿勢
https://sorush.info/2020/03/12/karate-how-to-stand/#zenkutsudachi

(注2)後屈の姿勢
https://sorush.info/2020/03/12/karate-how-to-stand/#koukutsudachi


 膝痛の根本原因は、膝そのものではなく、骨盤の動きに因るところが大きい。
 現状は骨盤が前傾し、いわゆる「反り腰」に近い形で、その場合、太腿は内旋・脛は外旋する。
 骨盤を後傾させれば、太腿→脛と荷重がストレートに伝わるようになり、膝の痛みも改善する。

 松濤館流の基礎として、骨盤は後傾させ、腕だけでなく肩から前に出し、やや下向きに突き込むように拳を出す。この時、上半身は反り返ることも前傾することもなく、正中線を保ったまま「C」の字を意識して、拳に全身の力を集中させる。
 上半身が凹面鏡だとすると、その焦点で炎が上がる部分に拳、というイメージ。

 また脚の動きの基本も、膝が内側に入らないよう外に張り、一方で足の外側を進路に対し並行させる(=親指は内側を向く)ことから、骨盤を後傾させないとスムーズに動けない。
 骨盤が前傾していては前述の通り、膝が内側へ、足は外側へ向いてしまうため、無理に松濤館流の動きをしようとすると、明らかに膝が捩じれて痛みが生じる。

※整形外科でのリハビリテーション施術中の運動指導メモここまで


 いやはや、伝統空手とはかくも奥深いものだったか。
 まだレントゲンが一般化していない明治初期以前の時点で、既に人体の骨格構造を知り尽くし、極めて合理的な動きを求めている。
 そして経験上、流派の求める動きを体現できないと、体躯に十分な力が入らず、強さを引き出せない。合理的な動きは、武術としての強さの源泉でもある。


 整形外科医の診察では、「骨に異常はありませんね」「湿布を貼って安静にしていましょう」で終わることが一般的で、正直あまりお世話になる気が起きないのだが、同じ医院内で理学療法士が施術してくれるリハビリテーションは、実際に痛くなる状況をヒアリングし、時に空手の構えを実演しながら所作の中でどこが問題か、何を改善すれば痛みが軽減されるのかを、一緒に探してくれる。

 その療法士の指南が、空手師範の教えと合致することに驚くとともに、衷心から納得させてもらえた。
 松濤館流は、年齢が進んでからのマスターは極めて厳しい。
 でも、何とかなるのではないか……と、希望が見えてきた。
Posted at 2024/04/21 14:07:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2024年04月17日 イイね!

石綿

石綿 全国紙・毎日新聞のニュースサイトから『名古屋市電をオークション出品したが……5日で取り下げ 一体何が?』に落胆す。

 全国的に問題となっている、保存車輛の老朽化。
 蒸気機関車にしろ路面電車にしろ、廃止間もなくは「この歴史を後世に」とばかりに熱量が上がり、保存や展示に向けた手配がトントン拍子に進んだのだろう。
 まだリアルに展示車輛の現役時代を記憶している人々がマジョリティであれば、「懐かしいね」「よく残っていた」と喜ばれ感謝もされようが、歳月を経て、全くリアリティを感じられない世代が多くなってくると「なんだあのガラクタは」「退けて駐車場に」と成り果てる。

 学校に置かれたのは、子どもたちの遊び場・教材としての活用を考えたのだろうが、適切な補修をしていなければ老朽化が進み、危険な状態になるのは必然で、学校現場としての対応が中途半端であったとの誹りは免れ得まい。
 かといって、健全な状態で利活用されていれば大丈夫なのかと言えばそうでもなく、民間レストランで活用されていた路面電車が、店舗撤退に伴い敢え無くクラッシャーの露と消えた例を、身近で体験している。


 「保存車輛」とは名ばかりで、錆びて朽ち果て、部品は盗り去られ、窓ガラスは割られて荒廃した姿を晒すかつての銘車が多い中、記事の名古屋市電は、まだキレイな方だと思うし、幕や表示類、そして安全地帯を模したコンクリート土台の先には、電停のポールらしきものも見える。
 比較的高いレベルの保存であっても、このように邪魔モノ扱いされてしまうのは、鉄道を趣味とするだけでなく、学術的な研究対象とする者にとって、極めて残念である。


 同じ形式の電車は、名古屋市の施設で複数保存されており、行政が引き取って保存する策は、望み薄であろう。
 アスベスト含有が故に移設も解体も儘ならないのであれば、ここは腰を据えて現地での再利用を考える他あるまい。

 地元の人間ではないので、遠くからの想像になってしまうが、「電車のある小学校」を卒業したOB・OGたちの脳裏には、多かれ少なかれ電車についての思い出が残っているのではないか。
 学び舎のアイデンティティである電車の再活用に向け、クラウドファンディングなどを通じて補修工事費用を調達するなど気運が醸成されれば、まだまだこの電車の軌道は先に通じている。解体や撤去だけが終着ではない。

 団塊ジュニアの収容が最優先された、何の特徴もない小学校を卒業した身としては、歴史ある電車が保存されているという、何にも代えがたい特徴を備えた学校が羨ましくて仕方がない。
Posted at 2024/04/18 08:59:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記
2024年04月15日 イイね!

井川

井川 スポーツ紙・日刊スポーツのニュースサイト「ニッカンスポーツ・コム」の配信記事『カジノで2兆円負けた井川意高氏「俺って優秀なギャンブラーじゃん」 収支分析の新事実にドヤ顔』に接し、天を仰ぐ。

 この記事の書き手も読み手も、いったい何が面白いのだろうか。
 醜悪なことこの上ない。

 2兆円などという金額は、政府の目玉政策経費か、自治体の一般会計予算か、はたまた小国の国家予算か、という規模である。
 有効に活用されれば、景気が浮揚し、地域の振興が果たされ、国民生活の安定が期待されよう。 
 個人が享楽的に”熔かし”、裏社会に流してよい筈がない。

 以前にも意見したが、そもそもその金の出所は本来、井川某が自由にできる財産ではない。
 文明社会のあらゆる場面で、その屋台骨を支える製紙業に、真摯に取り組んできた数多の従業員が稼ぎ出した売上げである。

 井川某の家業に仕えた従業員たちは、この記事を読み何を思うだろうか。
 まるで立小便をするクソガキが、「オレはこれだけ飛ばしたぞ」と下らない競い合いをしているに過ぎず、少なくとも私には、真摯な反省や深い後悔の気持ちを読み取ることができない。


 一切を喪った絶望から自裁することも、返済されぬ掛け金の代わりにマフィアがタマを取りに来ることもないならば、博打とは無縁の真面目な人々の失笑と、稼ぎを奪われた労働者の怨嗟に塗れて、呪われるがよい。



Posted at 2024/04/15 20:57:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2024年04月14日 イイね!

保全

保全 福岡圏のJNN系地方局・RKB毎日放送)のサイト「RKBオンライン」で配信しているニュース動画から『「東洋一のつり橋」と呼ばれた橋は今・・・赤色がピンクに、重さ1キロの金属片が落下9年間大規模修繕なし「早期無料化の代償」か』に注目。

 クルマの塗装で実感されている方も多いだろうが、赤系の塗料は顔料の劣化が他の色よりも激しいため、よりきめの細かいメンテナンスを要す。
 あぁ色褪せたねぇで済めばよいが、鉄でつくられた構造体は、塗装による表面保護がなければ早々に腐食がすすみ、程なく取り返しのつかない状態に陥る。
 況してや恒常的に塩分に曝される海沿いの鋼製吊り橋など、言わずもがなである。
 
 別報道に拠れば、タイトルにある落下した金属片とは、配管を止めていたブラケットで、直接的に通行する車輛の荷重や、風や地震の影響に因る変位を受ける部分ではなかったものの、橋の劣化が着実に進んでいることは間違いがない。


 弊ブログでは以前、イタリア・ジェノバで発生した大規模な高架橋(モランディ橋)崩落事故について論じた。

 そもそも部材が細く強度に余裕がなかったことに加え、橋を支えるストランド(高強度の鋼線)がコンクリート内部に埋め込まれていて劣化状態の確認ができないという、構造的な欠陥を抱えていた。
 更にこの橋を含む高速道路が、「コンセッション方式」で民間委託され、通行料収入を原資に維持管理を任されていたが、利益確保のため手抜き管理が横行。橋に発生したひび割れから錆び汁が垂れている=内部のストランドが発錆=体積膨張で更にひび割れ拡大=更なる劣化‥…という危機的サインを見逃し、多数の死傷者が出た大事故を発生させてしまった。

 若戸大橋は民間委託こそされておらず、構造も健全度も崩落したモランディ橋とは大きく異なる(コンクリート製斜張橋)ものの、首長のスタンドプレーで健全さを維持するに足るだけの予算を確保できず、劣化が進んでいるところまでは、モランディ橋のプロセスを踏襲している。
 この先状況が改善されなければ、北九州でもジェノバの悲劇が再現されない保証はない。


 不具合が発生した後に都度修理を行うのではなく、不具合発生に先回りする「予防保全」の考え方に立って反復・継続してメンテナンスを行い、インフラの資産価値を一定水準以上に維持していく(=アセット・マネジメント)方が、インフラが棄損したことに因る社会的な影響を含めたトータルコストとしては格段に安い。

 若戸大橋の管理者は、可及的速やかに維持・管理の考え方を転換し、市民生活を支える重要なインフラ資産を高い水準で保全してもらいたい。

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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