竜とそばかすの姫

観てきた。
この作品も、竜の声が佐藤健だ、ということしか知らずに視聴。


印象の羅列なり...
・主人公すずの声が、あまりにも素人っぽい。（途中で慣れた？のか、途中から上手くなったのか、聴き慣れたけど）
・メガネの友人のひろちゃんの声がikuraと気づかず。唯一のプロ声優だと思った。笑
・BELLの歌は圧巻。強弱、イントネーション、そしてファルセットの使い方など、鳥肌が立ちそうだった。声を楽器のように操っていると言っていいのではないか？無論、楽曲も素晴らしい。今までのアニメ音楽と一線を画す感じ。

・これは細田監督の最高傑作になるのでは！とクライマックスに向け、かなり期待が高まったのだが...（てんてんてん）。もっと上手に伏線を回収して欲しかったし、偶然（であるのなら）に感動が欲しかった！


予告編でチラッと観た主人公は、きつめのメイクとそばかすもどき（本当にそばかすだった）が、あまり好きになれなかったが、スクリーン上で動くと意外や意外、かなり魅力的だった。


観て損はない映画だったが、細田監督の最高傑作と言うのは躊躇。すずの心の変化やその変化を自覚する過程をもう少し丁寧に描いて欲しかった。
それと、個人的にはクライマックスになるはずだったであろう、あのシーン。もっとしっかり練って欲しかった！！！　ん〜〜残念。　感動したい欲求が満たされなかった。