
いい加減くどいと思いつつ。
AirPlay2でAppleMusicのハイレゾ音源の音を聞ければいいと、そんな思いで色々試してきた。音楽マーケットは(十分理解したとはとても言い難いが)、利権も絡むのでやはりかなり複雑。もちろんシステム的な制約もあるのでしょうが。
sonosとgoogleは、
こんなことで争ってるし。
sonos機器は持ってないので、ノーコメント。これで、Amazonのリードをさらに許すのかもしれない。
スピーカーは、音が良ければ良いだけいいが(基準は人それぞれ?)、そのほかに、
○どんな音源の再生が可能か?
○どんな音楽体験を提供できるか?
も選定基準になりつつある。すでに、スマートスピーカーは一昔前のスピーカーのボーダーを飛び越えて、通信機能だけでなく、アンプやDACの機能さえも飲み込んでしまっている。
カタログ表記からなかなか読み取れないことが、意外とある。
○例えばBoseのスマートスピーカー(のクセ)。

・AirPlay2対応だが、AIアシスタント機能経由(googleもAmazonも)ではAppleMusicの聴取不可(なんじゃらほい!意味わからん)。
要は、AppleMusicの音源を聴くならAirPlay2経由で他のデバイスからの操作が必要(単体では聞けない)。
・Amazon Echoのように使えるようで使えない。アレクサアプリでハンドリングできる機能とできない機能があり、グルーピングして他のスピーカーとまとめて鳴らすことはできない(ようだ)。グルーピングは可能だが、ハンドリング可能なスピーカーとして認識されない。
・アレクサの機能に制約があるということが、本体の機能をわかりにくくしているかもしれない?
・スピーカー機能に特化してるといえば聞こえはいいが、ちょっと中途半端。
○Harman/Kardon ALLURE Portable

・AirPlay2対応ではないが、アレクサのAIアシスタント機能とエコー相当の機能はほぼ総て使える。エコー機種との連携も可能。
・AirPlay2に対応していないが、
単体でAppleMusicの再生(AIアシスタント経由)に対応しているので、選曲のUIにこだわらなければ、意外と使える。Amazon musicにももちろん対応。
・Spotifyアプリからは、プレミアム会員じゃないとアクセスできない。
→そのくせ、アレクサアプリでグルーピングすれば、他のアレクサ対応スピーカーと一緒に鳴らせる不思議。
○
AirPlay2対応のAmazonスマートスピーカーはない。
プロトコルが全く異なるのだろうか。いやいや、大人の都合か?笑
○Amazon musicアプリ のメリット
・AirPlay対応(Boseスピーカーも鳴らせる)、だけじゃなく、アレクサアプリでセットアップを行った環境(グルーピング設定など)でのWi-Fi接続再生が可能。これって、最強じゃないの?ねぇ?? そういうこと?!!
要は、多くのスマートスピーカーを一番いい条件で再生できるということ(Googleアシスタントのみ対応を除く←Bluetooth接続対応となる)!?
ただし、複数スピーカー同時再生時の個別ボリューム調整などはできない様子。
○Spotifyアプリ のメリット
・Amazon musicが最強かと思ったら、逆にハードを支配下に置かないSpotifyの対応範囲が広い。AirPlay対応スピーカーやアレクサ対応スピーカー(プレミアム会員以外は一部制約あり)だけでなく、Googleアシスタント対応スピーカーも鳴らせてしまう。むむむ、ソフト専業と言っていいだけに囲い込み戦略はしっかりしてるということか。 音源ファイルがハイレゾになれば最強か???
○AWAアプリ
・AirPlayとGoogleアシスタントのみ対応(無料会員の場合)。再生環境としては物足りないかな。しかもボリューム調整が、iPhoneのハードからは調整できない(アプリのスライダの調整要す)。う〜〜みゅ、微妙。音源ファイルの音質もイマイチか。
○音楽体験という視点
AmazonAlexaのエコーシリーズが、一歩リードなのか!?
・「Echo Studio」で3Dミュージックの体験が可能。(他社品と比較しても安価)
・複数スピーカー(種類問わない)の同時再生だけでなく、それぞれ別々の音源の再生も可能。また、スマホからの音量などのコントロールが可能。
・アレクサアプリから再生指示が可能な音楽は、Amazon musicのみ。これは減点かな(仕方ないというか当たり前か)。
・AppleMusicアプリの音楽をWi-Fi経由で聴くならAirPlay2対応必須ということ(Bluetooth経由なら聴取可能)。
改めて、商品展開などを俯瞰すると、Amazonの戦略が見えてくるような気がする。
音楽コンテンツを保有してるだけに、それだけトータルのパフォーマンスに力が入っているということか。(これも当たり前といえば当たり前)
追伸
こんなの見つけた。
Apple musicのハイレゾロスレス音源はEcho Studioで再生できますか?
要は、AmazonのスピーカーがAppleのロスレスオーディオ「ALAC」フォーマットに対応していないらしい。なるほど、そんな手があったか。(苦笑)
AppleMusicのストリーミングには対応してるが、ファイルフォーマットには対応していない。ふ〜〜〜ん...。
Posted at 2022/01/08 12:31:35 | |
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