
それでは、ST205 セリカ GT-FOURの生産についてです。
1)前 中 後期それぞれの生産台数
(海外向けの個体も、生産時期別に混ざっています)
①前期型 7,636台

(生産時期 1993年7月〜1995年8月)
②中期型 3,440台

(生産時期 1995年9月〜1997年11月)
③後期型 903台

(生産時期 1997年12月〜1999年7月)
1995年8月は、前期 中期型が混ざる形で生産。
1997年11月は、中期 後期型が混ざる形で生産。
海外向け仕様は、国内仕様で言う前期型のような仕様で生産されています。(ようは、後期型のヘッドライト、テールランプは、日本国内のみ)
2)前 中 後期でのBuilt No.切り替えについて
①前期型 No.1001〜9037
②中期型 No.9038〜12479
③後期型 No.12480〜13381
ただし、No.9025は中期型、No.12473は後期型。
3)デリバリー内訳
①Japan 10,480台
②Europe 1,367台
③General 132台
4)ハンドルの仕様内訳
①右ハンドル 11,033台
(イギリス、オーストラリア等を含む)
②左ハンドル 946台
5)Europe地域のハンドル仕様内訳
①右ハンドル 421台
②左ハンドル 946台
6)ST205セリカの製造台数
1993年 19台
1994年 5,887台
1995年 2,641台
1996年 1,835台
1997年 733台
1998年 587台
1999年 277台
1994年シーズンは、ST185でWRCが盛況な状態。
1994年10月9日より、サンレモラリーでST205が登場。そりゃ、売れた訳ですね。
1995年8月、トヨタ自動車の社長が、奥田 碩氏へ交代。なんとこの月に製造されたST205セリカは、たったの52台。奥田社長の目に、このST205は全く映らなかったのでしょうかね。
1995年10月25日、カタルーニャラリーで失格を食らった事が影響してか、その後は日本国内向け仕様の生産が落ちて行きます。しかしながら、何故か海外向けは堅調に生産を続けます。(WRCの違反がどうのこうのと言っているのは日本だけだったんだろうなぁ〜)
1996年のWRCは、様々なドライバーの手によってなんとか10位入賞を手に入れていました。
そんな時代。
時代はRV全盛期。
相当販売が苦戦していた事が分かりました。
おしまい。
※2020.5.28
General分不明データが判明した為訂正。
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2020/01/29 18:04:44