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2022年02月05日 イイね!

1年前に「FreeStyleリブレ」を使用開始した日

1年前に「FreeStyleリブレ」を使用開始した日1型糖尿病と付き合うのに必須な血糖値自己測定SMBG(Self Monitoring of Blood Glucose)。

2020年12月の1型糖尿病発症後、病院入院中に使用手技を学んで退院後もしばらく使用していた血糖値測定装置↓。

以前に書いた通り、指先に針をバシッと突き刺して血液をギュッと球状に絞り出し、それを測定器のチップの先の毛細管現象で吸い上げてチップ内での酵素反応による色の変化から血糖値を算出します。写真↑には個々のチップは写っていませんが、ケースに5個入れて持ち運び出来ます。

普段はインスリン注射の直前に測定。朝昼晩3食前と持効型インスリン注射前で1日4回の測定が基本です。左手薬指指先が穴だらけで痛くなります😿。

一方、2021年2月5日から使い始めた「FreeStyleリブレ」。金属の針とバネ仕掛けを持つアプリケーター↓

を用いて、バチンと、500円硬貨程度のサイズのセンサーを腕の後ろに両面テープで貼り付けます↓。


腕に貼ったセンサーは、中心部の高分子製のチューブを通して細胞間の間質液と常時接し、毛細血管から間質液中に漏れ出した糖分量の測定を1分毎に行い、その15分間の平均値データを最長8時間分センサー内に保持します。小さな酸化銀電池を1個使っています。

間質液中に漏れ出した糖分の測定による推定血糖値なので、血糖値よりも常に5~10分遅れた過去の値となります。

電子マネーのSuica等と同様に近距離無線通信NFC(Near Field Communication)で、リーダー(または専用アプリを入れたスマホ)をセンサーに近づけることにより、センサー内のデータをリーダー(またはスマホ)に移動(読み取り)させることが出来ます。読み取り時には、センサー内の最新の血糖値と直近のトレンド(傾向(急上昇、上昇、ゆっくり変化、低下、急低下))矢印と過去8時間分のグラフが表示されます(写真↓右の方)。

値の変化の動きが速い際には値が不正確になる点は要注意です。

リーダーには電極を用いて血液を吸わせて酵素反応による電流値変化により血糖値を測定する機能もあり、当初の血糖値測定装置と完全に入れ換えです↓。

電極は写真↑の下の方に写っている青い奴でチップに比べて無茶苦茶コンパクトです😺。

腕に貼ったセンサーの起動には要60分(トップ写真↑)。着けた最初の約1日は上下動が激しくて動作が怪しい感じです。過去2回、センサーのエラーで製造販売しているアボット社に連絡して新品センサーと交換してもらった経験もあります😔。

センサーは使い捨てで、その寿命は2週間。センサーもアプリケーターも医療廃棄物扱いですが、1日に4組出る当初の血糖値測定装置による医療廃棄物と比べると、電極のコンパクトさも含め、医療廃棄物の溜まるペースが一気に減りストレスが減りました。アプリケーター部分は嵩張りますけどね😽。

一方、センサー内のデータが8時間を過ぎるとドライブレコーダーよろしく上書きされて消えてしまうのがストレスです。

点から線の測定になり、食後のスパイクの程度を見るだけでなく、睡眠中の低血糖も記録される利点があるのに、8時間以上寝たり、8時間以内に目覚めてもうっかり読み取りをしないと折角のデータが消えてもったいないと言う………😽。

まぁ、一番もったいないのは当初処方された血糖値測定装置とチップですけどね…。予備電池まで買ったわ…😿。

ちなみに、最初の1個目のセンサーは健康保険不使用で市販品を薬屋で7千円でお試し購入(誰でも買えます)。肌と両面テープとの相性問題があるからです。リーダーは病院備品を2週間借りました。

最初のセンサー装着は、看護師さんに完全にお任せ。自分で出来る気が全くしませんでした🤣が、2個目からは自分で装着です😺。

FreeStyleリブレの歴史:
2014年 欧州で販売開始。
2016年5月 日本での製造販売承認取得。
2016年12月 病院でしかデータを読めないFreeStyleリブレProが保険対象に。
2017年1月 FreeStyleリブレの日本での販売開始。
2017年9月 FreeStyleリブレが「120回/月以上測定SMBG」として保険対象に。
2020年4月 FreeStyleリブレ自体単独で保険対象(SMBGとの2者選択)に。
2020年12月だったかな? スマホアプリ「FreeStyleリブレLink」無料提供開始

FreeStyleリブレは製造販売会社が「FGM(Flash Glucose Monitoring)」と自ら呼んでいる通りに、読み取りに行った時に初めて一気にデータを入手出来ますが、データを常時表示(送信)し続けるCGM(Continuous Glucose Monitoring)も世の中に存在します。

CGMは開発会社が同じインスリンポンプとセットで使われることが多いです。

インスリンの摂取方法には主として「注射」と「ポンプ」の2通りの方法がありますが、私が入院して今も月1通院中の病院では基本的にインスリン注射による治療しか行っていません(日本には注射の方が指導出来る人が圧倒的に多い)。それゆえ、CGMではなく、FGMであるFreeStyleリブレの使用を勧められました。

また、FreeStyleリブレの導入がなされていない病院もまだある模様です。過渡期ですね…。
Posted at 2022/02/08 23:49:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 人間メンテナンス | 暮らし/家族

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