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ＧＷ最終日の６日は関東南部では天気予報が外れました。
昼過ぎに最低気温を記録（東京では13℃程度）した位で、昼食時（野津田公園）には霧雨も降ってきました。

今回は歴史を探すより歩くことに重点が置かれた設定でしたが、クルマで走っていると気が付かないことに多々巡り合えました。先回同様、お寺や神社が多い事です。また、幹線道路から外れた都道では結構地元の方が経営する自動車修理店や中古車販売店も多く見かけました。



本日最初の寺は「慶性寺」です。




門をくぐるとこんな可愛い顔をした出迎えがあります。よくある羅漢さんの微笑ましい顔ですね。






暫くするとミニの専門店がありました。この道は10数年前はよく通りましたが、久しぶりに歩いてみると道路がとても整備されてきました。当時こんな店があったかは記憶にありませんが・・・・
ミニに詳しくないので、品質の程度や値段が適切かは分かりません。

《追記》
当店舗のＨＰによれば、右側のマルーン色は「バンデンプラプリンセス」だそうです。




町田市には「自由民権資料館」があります。これも以前から承知していましたが、いつもクルマで横を走る抜けるばかりで、今回初めて中に入りました。さほど大きくはありませんが、興味深い資料が数多くあります。

私が一番驚いたのは、三多摩、（南多摩郡、北多摩郡、西多摩郡）地区が明治時代中期まで神奈川県に属していたことで、明治２６年に当時の東京府に移管されました。
当時、今の町田がある南多摩郡は自由民権運動が盛んで、神奈川県は手放したい、東京府は北多摩と西多摩だけ欲しいが南多摩は避けたいとの意向でしたが、神奈川県が三多摩セットを崩さずに交渉した結果、東京府への移管が決まったとのことです。




話は飛びますが、「山田うどん」をご存知ですか？
私が初めて「山田うどん」を知ったのは昭和50年頃です。当時、石打や長野方面に行く時には関越道（東松山ＩＣまでしか開通していませんでした）を使っても、その後熊谷市に出て17号線を使ったり、国道254号線や354号線を使ったり、はたまた太田市や伊勢崎市辺りを抜けたりしていた時によく街道筋で見かけたのが「山田うどん」でした。当時は郊外の離れた場所にポツんと店がありました。最近は地元以外でも人気が高まっているというＴＶニュースもあります。かかしが入ったロゴは昔と全く変わりはありません。
私自身の記憶が昔のままだったので、東京や神奈川にあることは知らず、ここ鶴川街道沿いの店舗を見て懐かしさを覚えました。流石に団体行動ですから一人だけ店に入る訳にはいきませんので、写真だけ撮りました。




その後は町田街道を歩き続けました。

最後は京王相模原線の多摩境駅近くの「札次神社」で解散となりました。






丁度境内の脇から京王の9000系電車（橋本駅行）が見えました。




今回やっとクルマネタを一つ入れられました。

次回は、多摩境駅から津久井ダムまでです。この通り沿いにも結構中古車屋があった記憶がありますので、期待できそうです。

隔週で行われる「津久井道ウォーク」の第2回目です。
今回も好天に恵まれ、寒さを感ずることは無くなりました。

インストラクターを含めて総勢60名近くが集まり、2グループに分かれて歩きます。勿論ただ歩くのではなく、途中節目節目で歴史に因んだ話があります。

先ずはＪＲ南武線/登戸駅で集合です。



長く川崎市民でありますが、こんなに近い登戸駅周辺に長い歴史がある道があったことを初めて知りましたし、実際に歩いてみてもっと早く歩いておけばよかったと思いました。というのも、現在再開発が進んでおり、旧道は無くなったり昔からの店が廃業したり移転し、面影が殆ど消滅しています。




「柏屋」は登戸宿に昔からあり、今でも残っている数少ない宿の一つです。ランチもやっているそうです。




暫く歩きますと、「大道橋」に出ます。ここは、津久井方面と菅生方面に分かれる追分です。




暫く歩くと、準西國稲毛三十三所観音霊場札所の2番目にあたる「観音寺」に着きます。丁度御開帳期間でした。




再び歩くと小高い山のてっぺんに「高石神社」があります。ここに行くには結構急な階段を上がらねばなりません。皆さん黙々と階段を上がっています。
ここまで来る途中の道はとてもきつい坂で、この前の2月の大雪の時はどうやって上がったり降りたりしたのか不思議に思う位でした。




百合丘駅を抜け、かつて弘法の松があった公園で昼休憩となりました。
ハトがエサのおこぼれを期待しているかのように、足元を怖がりもせずに歩き回っていました。




昼御飯を食べた後、再び津久井道に沿って歩きます。多摩川を渡ってからは、かなり元の道が消滅していますが、昔の山口谷戸（今では谷戸というイメージは全くありませんが・・・）で4つの石碑（馬頭観音・地神塔・庚神塔・馬持中）があり、この内の一つをアップします。これには、享保11年とあります。




柿生駅を抜けて暫く歩くと、再び追分があります。
津久井方面から来ると、江戸に向かう方と神奈川に向かう追分です。特に神奈川は今でいう横浜であり、絹を運んだ道だそうです。但し、明治に入り、八王子からは鉄道利用が主体となったりして、この道はどんどん寂れてしまったようです。
江戸に向かう道は、柿生周辺の炭や柿を江戸に運び、江戸から生活物資を持ってくるという役割があったようで、こちらはそれなりに役割は果たしていたようです。




そんな事を聞いているうちに、町田市の鶴川付近まで来ました。最後は妙行寺で今日のお別れです。本堂の前の百日紅に何故か松の枝が伸びています。




それでは、本日の第2回目を終了とします。

次回第3回目は5月6日（火）の予定です。

退職後の運動不足対策の為、2月頃に川崎市便りにあった上記イベントに申し込みました。
運よく当たり、今日を楽しみにしていました。

三軒茶屋から相模湖までの約60Ｋｍを6回に分けて、歴史を学びながら歩きます。
第1回目は、三軒茶屋から登戸までの約12Ｋｍの区間です。ここは殆ど平らなのでやや距離を稼いでいるようです。

集合は三軒茶屋の「教学院」で、「目青不動尊」とも言われています。目白や目黒はよく知っていますが、他に「目黄」「目赤」「目青」とまるで信号機のような名称の不動尊があることを初めて知りました。



世田谷通りを歩き、「世田谷代官屋敷」で最初の休憩です。



桜が満開でした。



ここのお世話にはなりたくないですね・・・・



その後も世田谷通り沿いを歩き、東京農大、関東中央病院、ＮＨＫ技研、日大の横を通り、次太夫堀公園でお昼休憩となりました。

近くの道路はよく通っていましたが、そのすぐ傍にこんな落ち着いた公園があるとは全く知りませんでした。





ここでも桜が満開でした。やや赤みがあるのが桜らしいです。




その後、須賀神社を見学しました。





慶元寺はとても広く、近所にこんな寺があったとは驚きです。








その後砧水道局を左手に見て狛江市に入りました。

途中で地元の美味しいお煎餅店（津端商店/狛江市猪方4-4-6）でお煎餅を購入、家内に言わせると使うお米が違うのでは？という位美味しい甘さがありました。

あと少しで多摩川を渡ります。概ね15時半頃には登戸に到着して、身体をほぐして解散です。

万歩計によると、約23,000歩歩きました。

退職後の初日は天気にも恵まれ、良い運動日和の1日が終わりました。