今日で8月も終わりです(・・;)
そうそう青春18きっぷの夏版は9月10日で終了しますので、先ずは1回目を昨日30日(土)に使い、存分に乗り鉄を楽しんできました。
中学卒業時(昭和42年3月)に友達3人とC62が牽引する「特急ゆうづる」を撮りに平駅(今はいわき駅ですが・・・)から2つ先の「四ツ倉駅」まで出かけ、その後磐越東線経由、磐越西線で猪苗代まで行った想い出の一端を辿ってきました。
当時は上野発の22時30分頃発の夜行客車(EF80が牽引)に乗り、四ツ倉に5時半頃に着いた記憶があり、ゆうに7時間位ガッタンコットンと揺られていたんですね。
現代はこんな夜行客車列車はありません。先ずは上野駅から水戸駅まで行きますが、勿論グリ-ン車(2階席)に乗ります。約2時間を+780円での快適な旅です。
水戸駅構内にEF81が居ました。昭和42年当時にEF80ということは、これだけ時代が過ぎても80番台は一つしか新型が出なかったんですね。
水郡線用のもはや新型とはいえないキハE130系が出発待ち。このカラ-は水郡線の春夏秋冬をイメ-ジしたそうですが、個人的にはイマイチです。デビュ-当時に比べて、何となくエメラルドグリ-ンが褪色した印象があります。
水戸駅から先は結構古いレンガ積のトンネルポータルがあちこちに残っています。
そろそろ「いわき駅」に着きますが、直前に磐越東線のトンネルがあります。この線のトンネルも大半がレンガ積や石積です。
想い出の旧平駅(現在はいわき駅、私には未だ平駅の方が耳に心地よく響きます)に到着しました。写真に写っている駐車場や建築中の部分には機回し線、ハドソン級の蒸気が乗れるタ-ンテ-ブルや扇形車庫、給炭機がありましたが今は全く面影すら残っていません。
昔話になりますが、平機関区に高校生の頃友人と行きました。詰所の方に「すみません、蒸気の写真を撮らせてください。」と頭を下げてお願いすると、「いいよ、でも気を付けてよ。」と言われただけで中に入らせてもらえました。勿論扇形車庫の中も入れましたし、機関区内の何処にでも行けました。でも高校生ながら絶対にしてはいけない事はわきまえていた積りでしたので、構内で「危ないぞ!!」と怒られるよう事は一度もありませんでした。
当時の平機関区はハドソン3兄弟のC62、C61、C60をはじめ貨物用のD51やC57、磐越東線用のD60、96や入替え用の86(トヨタの86ではありませんよ)が沢山いました。どれもボイラ-は黒光し、動輪も綺麗に磨きあげられていて、本当に懐かしいです。
気を取り直して、磐越東線に乗りましょう(^。^)
勿論本数が少ないことは承知していますが、今やこんな本数なんです(>_<) いわきから郡山まで直通する列車は1日何と5本しかありません。日中に限っていうと実質1本です。
数少ない13時13分発に乗ります。
出発の10分前頃に入線しました。席は進行方向右側に座ります。
いわき駅を出て暫くは水田地帯を走ります。出がけは雨が降っていましたが、今はいい天気になりました。
小川郷駅です。珍しいというと失礼かもしれませんが、ホ-ムから駅舎へは地下道を使って出ます。当時殆ど駅構内の踏切を渡るという動線が主体であったのに、安全を見越しての地下道だったんでしょうか。
私は青春18きっぷなので、整理券の必要はありませんが、全線でわずか16駅です。
徐々に夏井川沿いに山間部に入ります。短いトンネル、鉄橋を抜けて軽快に登っていきます。昔はキハ26等の重たい車両にDMH17系の180馬力エンジン1台搭載のディ-ゼルカ-なので遅く、エンジン音も苦しそうだった記憶があります。
小野新町は中間の大きな駅で、昔はD60や96が牽引する貨物列車が沢山止まっていました。今は本当に静かとういうか寂れています。今は殆ど使う機会も無いでしょうが、当時の貨物待機線が何故か残っています。
交換駅はどれもホ-ムが広いです。山手線、中央線等よりむしろ広いです。
途中郡山からいわき行とは神俣駅で唯一交換します。ここも結構大きな駅だったんでしょう。
三春駅では区間列車(小野新町駅止まり)と交換します。丁度近くの高校生が大勢乗ってきました。学校が始まればもっと大勢乗るんでしょうね。
(注、写真は発車直前でしたのでホ-ムには高校生は写っていません、念のため)
地方であるからこそ鉄道が備えている輸送力は必要だと思います。更に地域の衰退を防ぐ大事な役割があると思います。何故単純に赤字か黒字かの物差しを持ち込むのでしょうか????
行政サ-ビスには赤字か黒字という観点を持ち込んでいないように、生活維持に必要な事業には最低限税金を投入することは間違っているのでしょうかね・・・・
ちょっと個人的な意見になってしまいましたのでこの話はここで終わり、再度乗り鉄に話を戻しましょうね(^。^)
無事郡山駅に到着しました。写真が無くてスミマセン(汗)
試しにハイドラをいわきから郡山まで使ってみました。流石にハイタッチはゼロ、走行距離は82.68kmで時刻表の85.6kmとはちょっと差がありました。
郡山駅からはたったの2両編成で電車で黒磯駅まで、黒磯駅からは快速ラビットのグリ-ン車に乗り途中古河駅で湘南新宿ラインに乗り換え渋谷駅まで、その後田園都市線で無事20時に帰宅(^。^)
JRに乗った距離は、536.5kmで単純に運賃は8,420円です。既にかなり元を取った(こういう考え方がセコイかな・・・・)という状況です。
残り4回分の内今週9月4日~6日まで2泊3日の一人旅に出ます。予定は、4日は東北本線で上野から小牛田、陸羽東線で瀬見温泉(宿泊)、5日は新庄~米沢~坂町~新潟~直江津(宿泊)、6日は直江津~糸魚川~松本~立川~武蔵溝の口を予定。
一つ気がかりは突発事情発生によるドタキャンですが、何も無ければブログでアップします。
Posted at 2014/08/31 11:29:35 | |
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鉄道旅 | 日記