みなさま、こんばんは(・∀・)
本日は予定通り、チャッキーくんの脚回りを純正に戻してきました。
4年間使用してきたTMダンパーキットをオーバーホールに出すための、計画の第一歩です。
お世話になったのはもちろん、SAB京都ワンダーのS田さん!
行きの道中、TMダンパーの乗り味もしばらくお預けだなぁ…と、噛みしめるように運転しました。
途中、休憩に立ち寄った道の駅にて…
戻し前の最後の1枚を撮影(・∀・)
これで暫しの見納め!
名残惜しくはありますが、計画を前進させるためには仕方がありません。
気を引き締めて、一路京都ワンダーへ!
開店朝10時に到着w
S田さんにご挨拶した後、チャッキーくんをピットIN、お預けしました。
これからはじまる大手術…
本日の作業内容はこちら(・∀・)
・サスペンション&ダンパー → 純正品に交換
・ピロアッパー → 純正品に交換
・パーチェ → 取り外し
・左右のスタビリンク → 純正新品に交換
・アライメント調整&測定
リアのTMトーションビーム&スタビライザーだけは、オーバーホールに関係がないので、装着したままです。
作業は5~6時間の見通しでした。
その間、店内をいろいろ見て回ったり、スマホでみんカラを覗いたりして過ごしました。
ただ無為な時間を過ごしたわけではありませんw
気になっていたアイテムを、予算の範囲内でいくつかお買い上げしました(*^_^*)
全て洗車関連のものです。
使ってみて良かったら、ブログやパーツレビューに上げると思います。
作業も半ば…
車高が純正に戻っています。
この後、アライメント測定&調整のため、別の場所へと移動されていきました。
その様子を見聞きしていましたが、チャッキーくんのエンジン音やマフラー音、すっごくイイ音してました(ノ´∀`*)
自分のクルマの音を外から聞く機会など、滅多に無いことです。
自画自賛ですが、改めて惚れ直しました(〃∇〃)
それからさらに時間が過ぎた後、作業完了の報告を受け、ピットへ赴きました。
アライメントの結果です
フロントトーのみの調整です。
その他の項目は調整不可です。
キャンバーやリアトーなど、左右差はありますが、許容範囲内だと思います。
今回の作業報告書です
値段は伏せておきますが、かなりリーズナブルでした(*´∀`*)
否、これが適正価格なのでしょうか?
地元の行きつけのクルマ屋さんだったら、この倍は取られてたかな…w
それでいて、TMスクエアのミノルさんも絶大な信頼を寄せられるほど、スイフトやそのパーツのことを熟知され、作業は正確無比!
東京の町田にあるTMスクエアさんは、私にとっては気軽に行ける距離ではありません。
ミノルさんにお会いできるのも、匠のお二人に作業していただけるのも、関西でイベントがあるときのみです。
そのTMスクエアさんと同じ、とっても高い次元での知識&技術でスイフトライフをサポートして下さるS田さん、
何と頼もしいことでしょう(*´艸`*)
作業のお礼と、料金をお支払いして、京都ワンダーを後にしました。
資金が貯まって、TMダンパーをオーバーホールに出せるようになったら、再びお世話になります。
その時まで、今回取り外したTMダンパーなどの装備品は、厳重に保管しておきます。
S田さん、作業ありがとうございました!
帰りの道中は、さっそく純正脚のインプレですw
見た目は悪くありません(・∀・)
純正ホイールには、むしろ純正車高が合っていると思います。
キャンバーも純正値に戻りました。
TMトーションビームだけはそのまま装着しているので、完全な純正仕様ではありません。
肝心の乗り心地は…
総じて、良くも悪くもマイルドになった
という印象です。
TM脚を4年間50,000km使用して、その乗り味が体に染み付いているので、違いがはっきりと分かります。
・乗り心地は柔らかく
低レートのバネに、減衰の柔らかいダンパーの組み合わせなので、当然ですねw
全般的に、フワフワとした乗り心地になりました。
緩やかな路面の凹凸やうねり、低い段差ををいなすときは、TMダンパーに比べて柔らかいです。
ただ、大きな段差を超えるときの突き上げ感は、純正のほうが酷いですw
衝撃が大きいというよりは、衝撃が唐突に来る感覚でしょうか。
このあたりは、高レートのバネを感じさせないほど、どんな路面状況にもリニアに追従していたTMダンパーに軍配が上がります。
…普段の乗り心地で、すでに純正脚が負けてます(;´∀`)
恐るべしTM脚w
・ロールは大きく
コーナリング中に感じるロールは、比べ物にならないほど大きいです。
TMトーションビームでかなり補正されてはいるのでしょうが、それでもクルマが大きく傾きます。
脚の動きが読めず、限界も分からないので、怖くて踏めませんw
連続で左右に切り返すときは、前にハンドルを切ったときのロールが残ったまま、次のハンドルを切る感覚なので、姿勢制御が遅れます。
高速道路で車線変更を行った際も、姿勢が安定するまで暫しフワフワします。
車高が上がって腰高感があるので、余計にロールを感じます。
ハンドルを切ったら切った分、機敏に瞬時に反応し、一貫して姿勢が安定していたTMダンパーとは、雲泥の差です。
・ハンドルが軽くなった
ピロアッパーを純正に戻したためでしょうか。
ハンドル操作が軽くなりましたw
車内に入ってくるロードノイズも、静かになったような気がします。
ただその代償として、ハンドル操作に対する応答性はかなり低下しました。
良く言えばマイルド、悪く言えばダルいです(-_-;)
わずかにハンドルを切っただけでも、いまどのくらい舵角が出ているか、クルマがどう進むのかが手に取るように分かったTMピロアッパーとは、大違いです。
・トラクションが抜けている?
発進加速時など、大きくアクセルを踏み込むと、リアが大きく沈みます。
そのためでしょうか、アクセル操作に対する加速感が鈍いです。
信号待ち右折など、曲がりながら加速するときなどは、その鈍さを特に感じます。
タイヤやホイールならともかく、バネやダンパーの性能が加速にまで影響するのか?と思われるかも知れません。
でも、脚が柔らかくなって踏ん張れない分、パワーを十分に路面に伝えきれていない印象があるのです。
TMインテークやエキマニ、ECU書き換えに伴う加速感、もっと鋭かったはずです。
加速特性は、脚を戻す前と何ら変わっていません。踏めば、スムーズに7,500回転まで回ります。アクセル踏んだ瞬間のパワー感も、何ら変わっていません。
ですが、回るしパワーも出ているのに、これまで体感してきた加速感とはズレがある…そんな印象です。
・ブレーキが弱くなった?
ブレーキそのものは一切手を加えていません。
TMダンパー装備時は、ブレーキ操作したとおりに、イメージしたとおりに効くTMストリートパッドに相まって、4輪と4本の脚で、しっかりと踏ん張って減速する感覚が確かにありました。
大きくブレーキを踏むとノーズダイブする…とまではいきませんが、ブレーキング時の姿勢に不安が残ります。
純正脚に戻してみて、改めて思い知りました。
TMダンパーが、いかに偉大な脚だったかということを!
普段の乗り心地に加えて、旋回・加速・減速と、クルマにおける運動性全般に、こうも影響が出るとは。
しばらくは、今の状態での運用を余儀なくされます。
自分で選んだことなので、後悔はありません。
むしろ、壊れた状態のTMダンパーを使い続けることが無くなった事に、安堵しています。
完全復活のその時まで、純正仕様を楽しむ気持ちで、スイフトライフを送りたいと思います(*´ω`*)
それでは、また。