みなさま、おはようございます(・∀・)
昨日はお休みでしたが、あいにくの雨(;´∀`)
そこで、前回のブログでもお伝えした、完成間近のガンプラを仕上げてしまおうと思いました(*^_^*)
よって今回のブログは、クルマと関係ありません。
あらかじめ、ご了承下さいw
では作業開始!
作業場所は、食卓兼PCデスクのこたつですw
愛用している道具です
左から…ニッパー、デザインナイフ、ピンセットです。
ニッパーは、パーツの切り出しやゲート処理に。
デザインナイフは、ゲート処理の仕上げや、デカールの切り出しに。
ピンセットは、細かいパーツやデカールを掴む際に。
それぞれ使用しています。
後術しますが、
ニッパーには拘りがあります(・∀・)
切り出し前です
プラモデルの各パーツは、ランナーと呼ばれる枠に、ゲートと呼ばれる箇所を介して、繋がっています。
このゲートをニッパーで切断して、パーツを切り出します。
パーツを切り出しました
この時点では、ゲートがまだ残っています。
画像の
赤丸の箇所がそうです。
切り出す際、いきなりパーツの根本からカットしたりしません。
少し残してカットします。
この際、拘りのニッパーが活躍します(*^_^*)
薄刃ニッパーです
刃先が小さく、薄く、切れ味抜群です!
そのお蔭で、細かいゲートも、高い精度で切り取ることができます。
通常数百円のニッパーが、圧力で押し潰す様にカットするものだとすれば…
このニッパーだと、文字通り綺麗に切断できます。
ほんとうに「サクッ」と音がしそうなくらい、力も要らず、切り口もガタガタになったりしません。
この後、デザインナイフでゲート処理の仕上げを行うのも、とっても楽です。
プラモ作りの基本中の基本ですが、
ニッパーこそ、多少でも高いものを使うべきです。
作業効率と仕上がりに、歴然とした差がでます。
ゲートを処理しました
ニッパーだけでも9割型処理できます。
ニッパーだけでは処理しきれない、1mmにも満たないほど僅かに残ってしまったゲートは、デザインナイフで処理します。
デザインナイフは、カッターナイフより刃が小さく、とっても薄いです。
切ることもできますが、むしろ切るというよりは、カンナの様に、薄~く削る様に使用します。
私のように、塗装をしないいわゆる「素組」を行う場合は、特にゲート処理に拘る必要があります。
塗装すると、処理がある程度雑でも、隠れてしまいます。
素組だと、そうはいきません。
よって、
私はこの工程にもっとも時間をかけます。
その結果、全体の印象が相当変わります(*´∀`*)
切り出し → ゲート処理を繰り返し…
パーツが揃いました
組み上げるとこの通り!
まだまだ完成ではありません(・∀・)
残りの武装も組んじゃいました
どんだけ重武装なのでしょうw
さて、今度はこれらのパーツを…
洗剤で洗いますw
台所の食器用洗剤でOKですwww
プラモデルのパーツは、成形時の油分が付着しています。
これを洗剤で除去してやります。
そうすることで、塗装やデカールのノリが良くなります。
コーティング前に脱脂するのは、クルマと一緒ですね(ノ´∀`*)
お次はデカール貼りです
シールやステッカーとは違います。
水転写式デカールと言います
水糊で貼り付ける仕様です。
貼るのに技術が要りますが、シールよりも綺麗に、正確に貼れます。
画像の上側に写っているのは、それぞれマークセッター、マークソフターと言います。
デカールを、より強力に密着させるアイテムです。
状況に応じて使用しています。
デザインナイフで、必要な箇所だけ切り出します
ぬるま湯に数秒浸します
引き上げて、しばし放置します
糊がふやけて柔らかくなるまで、待ちます。
湿らせた綿棒の先でつついて…
台紙からデカールが動けば、頃合いです。
使用している綿棒は、デカール貼り用の極細仕様です。
ピンセットで摘んで、貼りたい箇所へ…
綿棒で動かして、台紙から貼る箇所へスライドさせます。
綿棒を転がして…
余分な水分や気泡を押し出して、吸い取ります。
ステッカーの水貼りと同じく、水分が乾く前なら、綿棒でつついて位置や向きを微調整できます。
これを繰り返し…
デカールを貼り終えました
まだ完成ではありませんよ(・∀・)
ここからはコーティングです!
塗装お助けアイテム「猫の手」ですw
パーツを塗装する際、ましてや乾燥を待つ間、直接素手で持つわけには行きませんw
自家製塗装ブースですw
ダンボールを養生テープで留めただけですwww
まるで串焼きのようなwパーツを、一本ずつ、コーティングしていきます。
使用するのは
つや消しトップコート プレミアムです(*^_^*)
塗装しなくても、まるで塗装したかのような質感を手軽に得ることができます!
一缶500円弱です。
仕上がりは良いのですが、コスパは少々悪いです(;´∀`)
結局、このキット仕上げるのに5缶使いましたw
乾燥を待つ間、次の工程です!
パーツを切り出して、ゲートを処理…
洗剤で洗いました
大型のロケットブースターです。
今回は、もうひと手間加えます。
スミ入れ(・∀・)
使用するのは「ガンダムマーカー 流し込みタイプ」です。
スミ入れとは、ディテールアップの一環です。
パーツに彫られた薄い溝(モールド)に塗料を入れます。
そうすることで、モールドが浮かび上がり、全体の印象がクッキリします。
こんな感じで…
モールドにペン先を押し付け、塗料を流し込みます。
すると、毛細血管現象で、塗料がモールドに沿って自然に流れていきます。
画像は、ちょっと失敗してますw
モールドの深さや塗料の粘度によっては、綺麗に流れていきません。
その場合は、何箇所もペン先を押し付けて、流し込みます。
塗料を流し込みました
でも、このままでは…
そう、ペン先を押し付けた跡が残ってますよね?
これを消す方法、いくつもあります!
私が用いる方法はコチラ
何の変哲もない消しゴムですw
消しゴムをかけてやることで、余分な塗料のみ除去することができます。
モールド内の塗料は、上手い具合に消しゴムが触れないので、取れたりしません。
スミ入れ完了!
未施工の状態と比べて、いかがですか?
視覚的な情報量が増えることで、グッと完成度が増します!
やり過ぎてもクドくなるので、バランスが大事です。
白いパーツには、特に効果が高いです。
ブースターを組みました
続いて…
デカールを貼りました
数が多くて、結構時間かかってしまいましたw
こちらも、先ほどの塗装ブースwで、しっかりコーティングします。
3時間以上経過した後…
仕上がりはどうかな(・∀・)?
おお!?これは…
窯から焼き上がった作品を取り出す、陶芸家の気分ですw
いい感じです(*^_^*)
上手に吹かないと、ムラになったりダマになったりするので…
綺麗に仕上がっていると、ひと安心です。
別途塗装しておいたブースターを…
成型色はくすんだ黄色ですが、ゴールドで塗装して、光沢トップコートを吹いてあります。
取り付けて!
ようやくロケットが完成です。
さて、機は熟したり!
これまで組んできたパーツ類を、合体させるときがきました!
その結果…
こうなりました(*´∀`*)
何というボリューム!
背面に大小3基のロケットブースター!
そのロケットに搭載された、ありったけの武装!
アップで見ると…
重武装っぷりが、伝わりますでしょうか?
ロケット下部には…
ザク・マシンガン×2
予備マガジン×4
シュツルム・ファウスト(ロケット弾)×3
ロケット上部には…
ジャイアント・バズ×3
マシンガンとバズーカは、各1本ずつ、サブアームに持たせています。
正面から!
友人曰く、すき家店員以上のワンオペぶり、だそうでwww
単騎で連邦艦隊に特攻をかける、という原作漫画でのエピソードがありまして…
壊滅寸前のジオン師団に残されていた、ありったけの火力と機動力が満載されています。
その結果の重武装!
手持ちは、ビーム・バズーカです。
艦隊を壊滅させたあと、フルアーマー・ガンダムとの一騎打ちを演じます。
もうカッコいいのひと言(*´ω`*)!
真横から見るとw
MS本体以上に巨大なロケットであることが、よく分かりますwww
正直、狂ってます(褒め言葉)。
これは、戦争の狂気を表しているとも思います。
玉砕寸前、追い詰められたジオンが、起死回生を狙った最後の一手だったわけです。
これに搭乗するパイロットもまた、過酷な運命を背負わされるのですが…
原作漫画のストーリーの核心部分なので、ここには載せません。
興味がおありの方は…
機動戦士ガンダム サンダーボルト
で調べれば、すぐに分かると思います。
漫画は、今も続いています。
このザクとFAガンダムとの一騎打ち・決着までが書かれているのは、単行本3巻までです。
なぜ、この機体がサイコ・ザクと呼称されているのかも、漫画を読めば分かります。
つい語ってしまいました(;´∀`)
ともあれ、ようやく完成しました!
不定期に作り続けて、約2年…
感慨もひとしおです(〃∇〃)
しばらく、プラモはお腹いっぱいですw
クルマと全く関係ない記事でしたが…
ここまでお付き合い頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
今後も、たま~にガンプラネタを投稿するかも知れませんが…
そのときは暖かく見守って下さいませw
ちなみに
次に作る予定はコチラです(ノ´∀`*)
それでは、また(・∀・)