だいぶん遅くからのアップではございますが、今年2012年のGW中に行った鹿児島旅行の第二弾として、えびの高原を撮影写真と共にご紹介したいと思います。
なおここに掲載しました特に登山道や池の写真ですが、
葉っぱとか白波とか小石とか細かな物がたくさん写っている写真は、画像圧縮しないRAWデータの場合はすべての画素を記録しているので問題ないものの、ここへ掲載するためには、すべての写真を画像圧縮の形式Jpegでの2MB以内に収まるように圧縮する必要があります。
よって細かい部分がたくさん写っている撮影データの写真は同一部分が少なく圧縮しにくいことから、容量圧縮がやりにくいので圧縮率をいつもの2倍以上にせざろう得ず、残念ながら画質が大幅に劣化していますのをご理解いただけたらと思います……ワ~ン(泣)。
《プロローグ》
えびの高原は宮崎県と鹿児島県にまたがっていまして、ここのタイトル写真のように霧島連山と池々が連なっている日本でも屈指の景勝地でもあります。ちなみにここのタイトル写真はウィキペディアから借用したものですが、パソコンで閲覧されておられる方なら、写真をクリックしますと連山の名前が分かるようになっています。
今回の所用を兼ねた鹿児島行きは2012.5.2の夜から出発したものの、疲労による睡魔に幾度も襲われ途中休憩(短時間の爆睡モード)を何度も取ったのと、九州道下り線の鳥栖前後でGWによる大渋滞に巻き込まれ、ここを抜けるのに2時間以上かかったせいで、えびの高原付近にたどり着いたのが夕方近くでした。
時間が許せば阿蘇の中岳の火口も見に行くつもりだったのだけど、残念ながら今回は見送りとなりました。
よって時間の都合上、初日の2012年の5/3は九州道のえびのジャンクションから宮崎道に入って1つ目のインターである小林ICで下車、宮崎県道1号線 「えびのスカイライン」からえびの高原を半周して、霧島神宮まで行ったところで日没となりました。
そして2日後の端午の節句の5/5の日にもう一度ここを訪れました。
よってここでご紹介している写真等は、3日と5日に撮影したもの両方を掲載しています。
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まず小林インターを下車すると目に飛び込んできたのが、下の2枚の写真の夷守岳(ひなもりだけ)です。掲載写真は初日5/3の夕刻のものと、5/5に再訪問した際のちょうどお昼に撮ったものと2つ掲載しました。
そしてこの2012年の5月5日の日は、雲ひとつ見られないぐらいの日本晴れの晴天でした。こんな日本晴れの日でしたら端午の節句も生きるというものです。

(小林市側から見た夷守岳 : 2012.5.3 16:59 筆者撮影)

(小林市側から見た夷守岳 : 2012.5.5 12:09 筆者撮影)
夷守岳は標高1344m、高低差 約780mほどだそうです。
ここでわがコンテくんと夷守岳との写真も撮った後、宮崎県道1号線 通称 「えびのスカイライン」を、ターボを搭載した我がコンテ号でぐいぐいと登っていきます。 もちろん通行料無料の道路でございます。
ぐねぐね道をひたすら登っていき標高1000mを過ぎ、
さらに登り切りますと県道沿いにある不動池に到着です。

(青々とした色を讃える不動池 : 2012.5.5 筆者撮影)
不動池(ふどう いけ)は韓国岳(からくに だけ)の北東に位置し、直径約200m・最大水深9.0m・湖面標高1228m(時期により多少変動)の火山湖ですが、水質は阿蘇中岳(阿蘇中岳はpH=1以下!だが)と同じような性質の強酸性のpH=4.5だそうです。
このような水質のせいなのか、生物も少ないそうなので透明度はすこぶる高いようです。
なおここの不動池の写真は、シグマの広角のコンデジDP1xをもってしても、池全体が写っていなかったので、もっと上から写せばよかったと今更ながら反省しきりです。
そして不動池の駐車場の脇に立っていた看板が↑写真で、ここに車を置き徒歩で小一時間ほど行けば、どうやら六観音御池(ろくかんのん みいけ)と白紫池(びゃくし いけ)にいけることが分かり、さっそく準備にとりかかり、カメラとカメラの予備電池とタオルと飲み物だけ小さなリュックに詰めてここを発ちました。
六観音御池への道中は多少アップダウンはあるものの、↑の写真のように整備された登山道?があるおかげで、道に迷うということもなく行きやすいと思われます。
私がここを訪れたのは2012年 5月5日、少し暑いぐらいのいい気候でしたが多少の汗をかきながらこの道をゆっくりと歩いていくと、雅やかな鳥の歌声 「ぴょーぴょーぴょぴょぴょ」 とかが、ステレオで聞こえてくるのです。
どうやら二羽の鳥がなにやら会話をしているのですが、何の鳥やら分からないでいると通りがかった人から、「あれはウグイスだよ」 と教えていただきました。
そうか、ウグイスって 「ホーホケキョ」 以外にもいろいろと鳴いたりするんだ、とその時初めて知りました。本当に二羽(つがい? 恋人? 夫婦?)があまりにも楽しそうに会話していたので、私もそちらに気をとられていました。
残念ながらICレコーダは持参していませんでしたが、モノラルだがカメラの録音機能を使って録音しておけば良かったですね。

(雅やかな歌声を発するウグイスのオス : ウィキペディアより)
ユーチューブを探すとありました。
ウズイスが美しく鳴いている様子が撮影されていました。
美しいウグイスの声にも堪能し、そしてかなり汗もかきましたが、
そうこうしながら不動池の駐車場から約40分ほどで六観音御池に到着です。

(六観音御池の銘板)

(霧島の六観音御池)
六観音御池、この名前の由来となった6つの観音様が祀られている小さなお堂もありますが、池の直径440m・最大水深14m・湖面標高1198mの、こちらも火山湖ですね。
なお、上側の六観音御池の写真の背後には韓国岳も写っています。
また、ここも不動池と同様に酸性湖なのだそうですが、酸性湖の特徴らしい美しいコバルトブルー色がとても綺麗ですね。強酸性のpH1以下の阿蘇山の中岳の湯だまりは、美しいエメラルドグリーン色でしたが。
そして兵庫県からせっかくここまで来たので、それから奥にある白紫池(びゃくしいけ)にも行こうと思い、今度は長い上り坂を登っていきます。
あと5分の看板が出現、本当に霧島の山中をたっぷり片道1時間歩きました。

(筆者撮影の白紫池)

(白鳥山山頂と白紫池 : ウィキペディアより)
白紫池は直径250m、湖面標高1272mもあり六観音御池との標高差74m、しかも水深は最大約1mと非常に浅く、大雨が降ると白紫池からあふれた水が六観音御池へと注がれるそうです。
しかも水深が超浅いことから、冬場には湖面が分厚い氷に覆われるため、以前は天然のスケート場として使っていたとか。近年は温暖化の影響もあり近くに人工スケート場も出来たため、現在はスケート場として使われていないそうです。
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ここのブログ、非常に長くなってしまったので前半と後半の2部構成に分けることにしました。
後半へと続く