《プロローグ》
鹿児島へ、我が愛馬のコンテとともに行った
鹿児島旅行の第三弾 「鹿児島の名所散策」、
前編は噴煙をあげていた桜島、
中篇は砂州を渡り歩いた知林ヶ島、
そしてただ今からの後編ですが、
今回はその鹿児島旅行の最後となります、池田湖(いけだこ)・牧聞神社(ひらききじんじゃ)と、そのご神体山といわれる独特な円錐形をした開聞岳(かいもんだけ)をご紹介していきたいと思います。
なお、ここのタイトル写真はウィキペディアに掲載されています、太平洋から見た開聞岳の写真を選びました。
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まず九州でいちばん大きい湖である池田湖(いけだこ)ですが、直径が約3.5km、周囲約15km、湖面の標高が66mで最大水深が233mあります。よって湖の最深部は海抜-167mとなる、そして湖底には高さ150mの火山がある、ちょっと面白い仕様の湖ですね。

(池田湖と開聞岳 : 2012.5.6 レイクグリーンパークにて筆者撮影)
フリー百科事典のウィキペディアの記事によりますと、
「1929年(昭和4年)の観測では透明度26.8mと当時世界第7位であったが、その後、生活排水や工業廃水の流入などによって汚染が進み、1983年(昭和58年)には赤潮が発生するに至った。このため「池田湖ブルー化計画」が策定され水質改善の活動が進められている。」
と書かれています。
ここの掲載写真でも実際この目で見ましても、標高の高いところにあります霧島連山の不動池や六観音御池みたいに美しい色や透明度を讃えているわけではなく、少し濁った感じがいたしますね。
まあ、開発が進む前の戦前までは、霧島連山の池と同じように美しい湖だったのでしょう。
ちなみに私がここを訪れたときは上の写真のように、なんか空気がもやっとしていて、せっかく池田湖と開聞岳のツーショットを撮影スポット?から撮ったのだけど、独特な円錐形をした開聞岳はかすんでいて、残念ながらぼんやりとしか写っていませんね。
ほぼ同じ場所から撮影されたと思われます、もやもなくきれいに写されている開聞岳の写真がウィキペディアに掲載されていましたので、あわせて下に掲載しました。

(池田湖と開聞岳 : 2005.7.17撮影 ウィキペディアより)

(池田湖湖畔より2枚 : 2012.6 筆者撮影)
それから鹿児島県道28号線沿いにある池田湖パラダイスには、ネッシーならぬ「イッシー」の模型が駐車場の奥に展示されていました。

(池田湖パラダイスのイッシーの像 : 2012.6 筆者撮影)

(おおうなぎ : ウィキペディアより)
まあ、恐竜を思わせるようなイッシーはともかく、池田湖はオオウナギが住んでいることでも有名で、大きいものは体長2mにも達するとか。
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池田湖を散策した後は、そこからごく近くにある薩摩国一宮の 「牧聞神社(ひらききじんじゃ)」 へと行くべく南へと下っていきました。
そうしますと、池田湖あたりではそんなに大きく見えなかった標高924mの開聞岳が、だんだん大きく見えるようになり電柱と電線のないところで撮影です。

(晴天の開聞岳 : 2012.5.6 筆者撮影)
そしてシグマのコンデジDP1xのカメラは手振れ補正がないので、念のため同じ場所で2枚目を撮影しようとシャッターを切ったとたん、カメラの内部でネジみたいな物が外れて、カメラを振るとカチカチと音が…。
そして撮影時には飛び出してくるレンズが逆に元に戻らなくなり、DP1xカメラは4302枚目を撮影した時点で故障しました。その故障したときに撮影した写真が丸い黒い筒が写っている下写真になります。
この手の故障は私の手持ちの固体だけの問題なのか、あるいは撮影レンズが沈胴式を採用するDPシリーズの全体的な問題なのか分かりかねますが、
レンズ駆動部分の故障ですが私のDP1xのカメラではこれがもう2回目でして、前回も5000枚ほど撮影したところで故障したので、わずか5000枚ぐらいの撮影枚数で壊れるのも構造に問題があるのか、5年保障に入っていてもちょっと耐久性がなさ杉ですよね。

(シグマDP1xカメラのレンズのAF駆動部分が故障?したときの撮影写真)

(コンパクトデジカメながら画質をとことん追求したデジカメ、シグマDP1xの外観)

(フォビオンの画素が3倍になり一層画質に磨きがかかったとされる、シグマDP2 Merrillの外観)
しかも今のところ私には予備のコンデジや一眼レフがないので、虎の子が出先で故障すると全くのお手上げなので、もう1台一眼レフかDP1xの後継機種のDP1メリルを買ってこれをメインにし、今のDP1xを予備にするしかなさそうです。
DP1xの後継機種となるDP1メリルは、すでに発売となったDP2メリル(上写真)と同様に、どうやら問題の多いらしい? レンズ収納式(沈胴式)はやめて、上写真のようにリングフォーカス式になるそうです。
まあ、鹿児島旅行の本当に終盤の終盤で思わぬトラブルに遭遇してしまったけれども、故障してしまったのは仕方ないので電池を抜き取って専用ポーチに入れてしまい、代わりに手持ちのガラパゴス携帯のドコモ-松下P-01Aの内蔵カメラで撮影したのが下の写真です。
ここへ掲載するにあたり極力修正したけれど、元が良くないのであくまで携帯の小型画面程度なら美しく見れるレベルみたいです。

(晴天の開聞岳 : 2012.5.6 筆者の携帯カメラにて撮影)
上の掲載写真は本当にお天気が晴天で美しかったのに、あとせめて5枚ほどDP1xで撮影してから故障すればまだ良かったのだけど、お天気が絶好だっただけに、かえすがえすも悔いが残った写真になりました。
パソコンの大きなモニターで閲覧されておられる方でしたら一目瞭然ですが、やはり私の手持ちの携帯カメラでは、コンデジのシグマDP1x撮影写真とでは全く太刀打ちできないですね。
そしてこのときは、ここ鹿児島の薩摩半島の南端である開聞岳を最後に帰宅の途に着きました。
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ここから先は、後日に所用のためもう一度鹿児島へ行く機会に恵まれまして、4連休だったGW中とは違って時間はあまり取れなかったけど、せっかく鹿児島へ来たのとカメラも修理を終えていたので撮影したのが下のいくつかの写真です。
残念ながら、このときは天候に恵まれず雲が頂上を覆っています。

(2012.6 あいにく雲で覆われた開聞岳)

(独特な円錐形をした山 開聞岳 : 鹿児島県 環境林務部のホームページより)

(上空から見た開聞岳 : 2010.5.5撮影 ウィキペディアより)

(国道226号線長崎鼻入口交差点にある、ふれあいパーク山川の案内看板)

(上空から見た阿多カルデラ : 2008.2撮影 ウィキペディアより)
鹿児島の薩摩半島(さつまはんとう)のいちばん南の先端には、ここの3枚の写真のように標高0m地帯のところに、一峰だけがとんがり山のように突き出たなんともいえない独特な形状をしているのが、開聞岳ですね。
標高は924mながら登山口からの高低差が900mほどありますので、登山はけっこう大変かもしれませんね。でも次回ここを訪問したときには時間を取ってこのお山にもぜひ登ってみたいです。
ちなみに頂上には、牧聞神社の末社である御嶽神社(みたけじんじゃ)が祀られているそうです。
またここの周囲には他に高い山はないので、お天気が良ければ開聞岳の頂上からは360度パノラマ景色を堪能できるそうですよ。カメラ持参は必須ですね。
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その開聞岳をしばし見たあと、その薩摩富士とよばれている開聞岳を遥拝しご神体山にもなっている、開聞岳のふもとにあります牧聞神社(ひらききじんじゃ)へと参拝してから、自宅へと帰宅の途につきました。

(牧聞神社 看板)

(牧聞神社 駐車場入口)
鳥居の奥に小さく写っていますが、この白い車が我がコンテ号です。

(牧聞神社 ご由緒板)
そして赤塗りの社殿の中へと入っていきます。

(牧聞神社 拝殿)
あいにくのお天気のため、普段は背後にそびえる開聞岳は全く見えず、
たんに白い雲しか写っていなかったです。

(牧聞神社 本殿)