待ちに待ちました。
やっと圏央道(けんおうどう)の
桶川北本IC~白岡菖蒲IC間が、
本日2015年 10月 31日開通しました。
今まで関西地区から東北へ抜けるのに使っていたルート、名神高速→北陸道→磐越道→東北道(帰宅時は逆順)というのがメインでしたが、このルートを使った今年2015年の2月の中頃に行った東北旅行のとき、ちょうど運悪く日本海側では爆弾低気圧に見舞われ、2月9日早朝の石川県あたりからもう豪雪まみれで、東北の山形県内(酒田市や遊佐町)へ入るのに丸一日も要しました。
その時の簡単な道中記は、以前の当ブログの
『
冬タイヤの用をなさないブリヂストン ブリザックVRX と 反対に優秀なREVO GZ 』 に、
→ https://minkara.carview.co.jp/userid/1144014/blog/35129714/
わずかな写真とともに掲載していましましたが、
今年2015.2.22付でアップしました上記ブログの内容のように、
東北などの豪雪地帯では全く使い物にならなかった、ブリヂストンの最高級品とされる冬タイヤ ブリザックVRXのせいで、実は東北まで行く道中の北陸道内でもこの劣悪な冬タイヤのせいで大変な目に遭い、道中に相当な時間を要しました。
こちらの写真は2015.2.9 6:42に撮影した東北へ向かっている我がコンテ号。
この写真は以前に掲載している分ですが。
撮影場所は北陸道の下り線高岡PA内です。位置的には富山県の真ん中ぐらいでしょうか。

(北陸道下り高岡PAにて 2015.2.9, 6:42撮影)
富山市を過ぎ新潟方向へと向かうと、県境に近い朝日町あたりから直江津市までは山間部かつ、何十ものトンネルが連続する区間となります。
こちらの写真は新潟県に入ったところの親不知(おやしらず)インターです。
北陸道起点の米原から299km地点に位置しています。
高岡PAからここまで約85kmを走るのになんと2時間近くを要していました。
平均時速40km/h台の高速道路ならぬ低速道路です。

(新潟県の西端に位置する北陸道の親不知インター 8:39に通過)
そして次の写真は、大雪の道路を除雪しているNEXCOの車両たち。
ここから3枚の掲載写真の中で、この写真が唯一撮影場所が分かる写真でした。
撮影場所は蓮台寺PA手前1km、調べてみると糸魚川インターの少し先でした。

(新潟県糸魚川市にあるインター先の蓮台寺PA手前にて 8:54撮影)
そしてここから下2枚の写真は、あまりにも積雪がすごくて正確な撮影場所は特定できず。
能生(のう)あたりのような気がしますが、土地勘が無いので特定できなかったです。

(あまりにも雪がすごくて正確な撮影場所は不明 撮影時刻は9:10)
この写真も撮影場所が分からず。名立谷浜インター付近のようですが。

(こちらの写真もすごい状態ですが、なんと抜かれました 9:32撮影)
9時43分、やっと直江津市内にある上越インターの
少し先にある大潟(おおがた)PAに到着寸前です。

(ほくほく線の高架橋が見える北陸道 下り大潟PAへと入ります 9:43)
富山県内の高岡PAから、
ここ新潟県の西部に位置する大潟PAまでの約150kmを3時間もかけてやっと到着しました。
そしてパーキング内に到着してやっと一息つけました。
大潟PAはお手洗いがあるだけのPAですが、直江津市は日本海のすぐそばに位置しているので、ちょっと雪が少な目でした。この写真は9:51に撮影。
以前のブログでも触れましたが、ここで我が車の床下を見てビックリ。
昨夜からの大雪の中の走行で、雪がいたる所で固着状態です。
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この旅行時は間が悪かったといえばそれまでですが、
この経験からやはり真冬時期の日本海側のルートは、
気圧配置によってはかなりリスクが大きく、
東名+首都圏経由で東北まで走ればよかったと後で反省しきりでした。
でもその首都圏周りの唯一のネックが、
この歯抜け状態となっておりました圏央道の
桶川北本IC~白岡菖蒲IC間の圏央道未開通区間でした。
工事が遅れた原因は、どうやら土地収用に応じなかった方がいたらしい、ということですが、この区間の開通で、今まで渋滞が激しくしかも大回りな北関東自動車道→関越道上り→圏央道経由での東名流入ルートを取らなくても済むようになりました。

(渋滞の激しかった夕刻の関越道 上り線花園インター付近から2枚, 2014.8.14 18:00頃撮影)
桶川北本IC~白岡菖蒲IC間の一般道ですが、以前のプチオフ会(下部の写真)の帰り時に教えていただきましたが、埼玉県道12号線はほとんどが対面通行の区間ばかりで、日中は渋滞が激しくわずか10kmほどの区間を抜けるのに1時間以上かかったこともありました。
かといって手振れが盛大写真ですが、上の上写真のように東北道→北関東道→関越道→圏央道→東名下りのルートも、関越道上り花園インター付近にある緩い上り坂、俗にいう「ザグ」により渋滞が激しいときがあり、掲載写真の日にはこのあたりを抜けるのに2時間以上かかりました。
関越道より渋滞が少ない感じがする、東北道→圏央道→東名高速のルートが新たにできたおかげで、来シーズンから真冬に東北へ行くのに行きやすくなり、遠距離ドライバーにとっては非常にありがたいです。そして以前にやりましたが久喜あたりでのプチオフにも非常に行きやすくなりました。
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ただ圏央道の大きな欠点としてよく取り上げられている、
東名との接続部である海老名ジャンクションの構造、
この下写真4枚は2014.8.12の夜8:00頃に撮影した、
東名上り線から圏央道へと入る車で大渋滞をおこしている様子をとらえたものです。
渋滞の発生場所はこの合流箇所で、ここの部分が欠陥ともいえる構造ですが、
どう考えても東京方面から入ってくる車よりも、御殿場側から流入してくる車が多いのに、超短距離の合流車線しかなく、しかも御殿場側が優先道路側になっていない最悪ともいえる設計で、この大渋滞によりせっかくの圏央道開通による時間短縮も相殺されてしまいますね。
ここの合流地点の構造はどうやら後日、御殿場側が優先道路になるように改良されたようですが(写真も撮ったはずなのだが保管場所が見つけられず未掲載)、圏央道は重要な連絡道路となるのにもかかわらず、ジャンクション内での合流車線がないかお粗末、というとんでもない欠陥構造で、どうすればこんなお粗末な設計にするのか私には全く分かりません。
これは非常に理解に苦しむところですが、頭でっかちのエリート連中が考えたのでしょうか。あるいはいずれ新東名と圏央道が結ばれるから単にコストをケチったのでしょうか?
ちなみにこちら下4枚の写真は圏央道から東名高速下り線へと流入するところの写真ですが、
こちらは構造上はまだましですね。また現在は右側車線の茅ヶ崎方面も開通しているはずです。

(2015.2.12 16:00頃の海老名JCT 大雪の東北旅行からの帰宅時に撮影)
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以前にも触れましたが、
道路行政など分かりもせずトンチンカンな猪瀬直樹のオッサンが、
余分な費用をわざわざかけてまで新東名・新名神内に
猪瀬ポールを建てたせいで、
せっかくの高規格が殺されてしまっているうえに、

(何を考えたのか全くわけのわからない、ムダ金を使っただけの猪瀬ポール)
なんと来年2016年春に開通予定の
残る愛知県内の未完成区間の新東名高速、
猪瀬がやった中身のない変な改革のせいで
構造物はすべて片側2車線分しか確保されておらず、
特にトンネル内の拡幅はまず不可能なので、
新東名いなさジャンクション~豊田ジャンクションまでの区間は、
異例の全区間片側2車線の供用となり、
将来のボルトネックとなるのは必定でしょう。
そしてこれはあくまで噂の域ですが、中央道の天井落下事故も、
猪瀬の行き過ぎたコスト削減が元だとの指摘もあるぐらいです。
最新の技術で作られている整備新幹線区間が
最高速度が260km/hとして、
時代に合わない低速度に甘んじているのも、



(2014.6.9 7:50頃 新青森駅にて筆者撮影)
責任を取らない+自己保身ばかり+事なかれ主義の
アホな役人連中のせいで、
最も古く規格も悪い東海道新幹線(285km/h)よりも、
低速度運行を未だにしているのも全く同じ理由です。
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ちなみにこちらの写真は2014年 3月 21日の日、
私が初の真冬の東北旅行からの帰り、久喜市でプチオフした時の写真。

この時は何時間もおしゃべりをしてしまい、気が付くともう夕刻に。
名残惜しくも慌てて帰宅の途へと着きました。
この写真はそのプチオフの帰りに撮ったもの。
この日は突風が吹いていたせいか、
夕刻にもかかわらず富士山が良く見えていました。

ただこの時の圏央道はまだ東名とはつながっていなかったので、
八王子JCTから中央道へと流入して帰宅することに。

NAの軽自動車はパワー不足で速度が出ないという、
うわさに聞く中央道の下り方面の談合坂の登りを初めて通りました。


談合坂を過ぎ大月JCTへ。左へ曲がれば山中湖経由で新東名へと出ますが、
愛知県内の新東名未開通部分が渋滞しているだろうと思い、
中央道の岡谷JCT経由で小牧の名神高速へと出ました。
