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カクシカおじさん(プレミオおじさん)のブログ一覧

2014年03月26日 イイね!

高速道路のETC割引縮小 と 高速ツアーバス一人乗務670kmの根拠 (2016.1.16追記)

高速道路のETC割引縮小 と 高速ツアーバス一人乗務670kmの根拠 (2016.1.16追記)

今日2014(H26).3.26の朝刊を見ていますと、
2012.4.29の日、関越道であの痛ましい事故を起こしたツアーバスの運転手が、実刑判決(前橋地裁)を受けた、との記事が目に飛び込んできました。




 本当はここの欄には夏に行った白山登山や、先日行きました新穂高ロープウェイの頂上駅から見た360度パノラマ展望だった絶景をご紹介しようと思っていましたが、それは後日ご紹介することにしまして急遽内容を変更です。


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 ところでこの痛ましい関越道の事故が起こるまで認可されていました、バスの一人乗務の運転距離670kmという中途半端な数字の根拠ってどこから来たのか、ここへ来られた皆様ご存知でしょうか?

 このブログを作成するにあたって試しに検索してみると、ヤフー知恵袋やブログ等にいろいろな回答がありましたが、ちょっと的はずれな回答やご意見が多いようなので、ここで取り上げようと思った次第です。


        670km

 これいったい何の距離かといいますと、 実はツアーバスのドル箱路線、
 「大阪→東京ディズニーランド」 間を走りきれる距離 だそうです。


ヤフー知恵袋の中にもまともな回答をされている方もおられまして(以下引用)

   670kmという距離に何か業界の圧力的なものが見えます。
        東京→大阪 (梅田) 600km弱
        東京→神戸(三ノ宮) 約630km
        大阪→福岡市(博多) 600km弱
        東京→京都(河原町四条) 550km弱
以上のように、夜行バスの中でも、ドル箱路線は500km以上で600km程度です。

筆者の追記で 「東京→大阪のユニバーサルスタジオ」 間も同様でしょう。


 以前総務省は、バスの一人乗務の距離を500km以内にするよう何度も国交省に勧告を出していたそうですが、国交省はこの関越道のバス事故が起こって世間が騒ぐまで無視し続けました。総務省の勧告を無視し続けたのには上記の例のごとく、高速バスのドル箱路線は500km~700kmの間にあるからなのでしょう。

 要は人命や運転手の勤務形態より業界の利益を優先したわけです。もちろんその裏にはお役人の天下り先の確保もあるはずです。この670kmの根拠は、関越道のバス事故直後に、マガジンXというちょっぴり毒舌な自動車雑誌に取り上げられていたので、業界の方には至極当然の知られた事実なのでしょう。


 人命を預かる長距離のバス運行は元々は規制が厳しかったはずですが、小泉改革のときに何でもかんでも規制緩和すればいいと言わんばかりに、緩和してはならないところまで緩和した結果が、この関越道のツアーバスの事故になったのだと思います。

 お役人の天下り先は規制緩和で増えただろうが、緩和のやりすぎで世の中は無茶苦茶となり、事故を起こしたツアーバスの金沢→東京間の運賃にいたっては、採算が取れるのか分からないぐらいの、信じられない額3500円だったようです。




 ところで先日、私も東北旅行からの帰り道、北関東から兵庫県まで自家用車を走らせましたが、埼玉県の圏央道 桶川北本ICから、運転しにくい中央道 八王子Jct → 名古屋の小牧Jct → 名神高速と乗り継ぎ、名神高速の岐阜羽島PAで走って、ここでいったん休みましたが、ここまでで大方400kmの走行でした。まあこの時は睡魔に襲われることなくごく普通に走れました。

 で、ここから残りの自宅までは、夜間走行と季節はずれの滋賀県内での雪道走行などで、やはり疲労で睡魔が襲ってきたりしたので、休みながらかなり時間をかけて帰宅しました。たまに出かけ、しかも一人乗車の私ですらこんな感じなので、プロとはいえ人を乗せて大きな車体で毎日夜間走行しているバス運転手の皆様の疲労は並々ならぬものがあることでしょう。


 以前不正ガソリンのブログで詳しく触れました “品確法” という法律、「ガソリンの中に灯油成分が4%まで混ざっても良い」 というわけの分からない法律など、とにかくいろいろな規制は、結局は国民=消費者のためというよりも、業界を守るための規制、といった側面がここ日本では大いにありますね。

よって役人の業界団体への天下りは一切禁止、
それを破ったものには実刑を食らわすような厳しい法律も必要ですよ!



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   【2016.1.16追記 : 碓氷バイパス ツアーバス転落事故について】
 格安ツアーバスによる関越道の大事故からわずか4年も経たないうちに、
    残念ながらまたもや大事故が起こってしまいました。


 この事故発生の日、2016.1.15の日は久しぶりの休みとなったため、昨年末にコンテに新たに履かせたブリザツク レボGZの走り具合を確かめるため、前日の夜からライブカメラで見た限りですが鳥取県内で唯一?路面に積雪が見られた、国道482号線の辰巳峠(標高790m)へと前日の夜半から出かけていました。

 今年はまったく信じられないほど雪が少ないようで、豪雪地帯である山陰地区の中国山脈内の各道路でも積雪が無く、岡山北部の人形峠近辺まで出向かないと雪道が無い状態のようです。


 で、行きの道中で疲れて途中で寝たものの、現地の明け方頃は気温-5℃前後、積雪5cm以上、道路勾配最大10%、車重が軽くFFの軽四車で(もちろん私1人乗車・死重なし)、明け方近くと午前中の2回にわたり走行テストをしましたが、さすがに登り10%勾配上で停止状態からの発進では、一気にエンジンを吹かすとさすがに駆動輪が空転するものの、停止からじわっと加速発進していくと難なく登れました。

 当然平坦地や、わずかな登り勾配では難なく走ることが出来ました。
 前シーズンに履いていた冬タイヤのブリザック VRXでは、青森県弘前市内のアップル道路をはじめとして、積雪地での空転多発で非常に困りましたが、レボGZは大丈夫だったです。

 そしてその走行テストを終えて、とあるタイヤ館へ立ち寄ってから帰宅しますと、このツアーバスの事故を知り驚いた次第です。




 バス運転手のお二人とも残念ながらお亡くなりになってしまって詳細は闇の中ですが、バスの高速道路通行料金が運転士の自腹でないならば(常識的には会社持ちだと考えられるが)、どう考えても真冬の真夜中に、運転しにくい45か所ほどもカーブがある下道の碓氷バイパスなど走らないでしょう。

 私が2014年3月の中頃に、丸一日ほどかけて初めて栃木の中禅寺湖を訪れた時には、それこそ真夜中にヘアピンカーブが続くあの 「いろは坂」 を初めて登りましたが、標高が高くしかもまだ3月だったので外気温が低く非常に神経を使いました。もちろんそこへ行く道中だった碓氷峠の部分は道が悪いと聞いていたので、ここの部分を通過する時には未だに下道を走ったことは一度も無く、いつも上信越道利用です。



 で、今回の大事故では運転士がお亡くなりになってしまい死人に口なし、あくまでここで断言はできないものの、普通に考えれば格安ツアーのために運行会社の収入が少ないための、高速代節約の下道走行としか思えないですよね。しかも最近急増しているシカの飛び出しとかも下道走行のほうが遭遇する確率は高いですし。

 いつまでたってもこんな事故が無くならないならもっと規制強化して、自前でバスと運転士を所有している会社しかツアーバスの運行できないようにする=(格安、ダンピンクによる)丸投げは一切禁止にするぐらいの手厳しい処置が必要なんだと思います。


 マンションの杭の問題と同様に、下請けなどに丸投げするからこんな問題が起こるので、訳の分からないアホな小泉純一郎がやった規制緩和って何なのか、と思いますが、厳しく規制強化すると格安ツアーは無くなるだろうが、今回お亡くなりになられた方の年齢を拝見いたしますと、前途ある非常にお若い方ばかりで、やはり人の命には代えられないから手厳しい処置が必要なんだと思います。


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 そしてもう間もなく消費税が3%も一挙にアップされようとしていますが、
 この景気がわずかに上向きになりかけたこの時期になぜ消費税をアップさせるのか、私には全く理解できかねます。もうあと1~2年ほど待った方が良いはずなのに、財務省のお役人は何を考えているのか分からないけど、景気が上向かないほうが良いと考えているのだろうか? と思わずにはいられない政策ですね。

 でもこの消費税の報道に隠れて全然マスコミは取り上げませんが、実は今年2014年4月1日をもって普通車・二輪車を含む軽自動車のETC高速道路料金が大幅に値上がりするのをご存知でしょうか?



 休日上限1000円ETC割引はやりすぎだと思ったものの、現在は深夜半額割引と休日割引(一部を除き乗車した全区間に適用)や、100kmまでの通勤半額割引や昼間3割引が完全に廃止か3割引に縮小されます。

 でもなぜか! 
 道路を大幅に傷めるはずの大口割引だけは! 拡大されるのです。



 そもそも日本は地震国だから、構造物はある程度頑丈に造る必要もあるのだけど、もうそろそろ全国の高速道路プール制をやめるべきではないか、と思います。政治家の圧力に屈してこれをいつまでもやるから、幹線道路の主要高速道路がバカ高い料金=普通車で1kmあたり20円台と、諸外国からすれば全く信じられない価格になっちゃいます。

 しかも新東名・新名神や圏央道など通行量の多い幹線のバイパス道路がなかなか全通しません。

 もうネクスコの各高速道路会社が造る部分は、幹線区間に限定してこれは通行料から造るとしても、地方の高速道路はネクスコから完全に切り離して、道路税+地元もいくばくかのお金を出して、年1兆円なら1兆円の予算を組んで、単年度予算内で無料の高速道路として造る時が来ているのでは、と思います。


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 ところで山陰地区の島根県には 「安来道路(やすきどうろ)」 という名の高速道路があるのですが、この19.1kmの区間、元々は国と島根県の税金でこの区間をつくり始めた後に、
  当時の道路公団が
 わずか1割弱の建設費だけ出資して 開通した区間で
 (全建設費950億円の13%にあたる、わずか130億円のみ)


こういう例は 「 薄皮道路・薄皮有料道路・薄皮まんじゅう方式 」 と呼ばれているそうです。全国でこのような高速道路の区間はなんと30区間以上! もあるそうですよ。

 ちなみに首都圏の外環道も税金投入の薄皮らしいです。 外環道は通行台数が多いからこの薄皮方式で造ると通行料は丸儲けになるので、ネクスコ会社にとっては非常においしい区間だそうな。



 で、これらの薄皮になっていったいきさつの真相は未だに闇の中ですが、
 どうやら当時の道路公団=現在は形だけは民間となった 「ネクスコ高速会社の仕事を減らしたくない、新たな事業収入を得たい、自らはわずかしか建設資金を出さないのに通行料は丸儲けしたい」 といったような、政治的な駆け引きがあったよう? です。 
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道路公団はわずか1割弱しか負担していないのに、バカ高い通行料金を取る島根県の安来道路。この写真の通り特に大型車は通行料負担を避けて、ここを降りて一般道へと回っています。


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         (薄皮有料道路の代表格のひとつ、安来道路の本線料金所)



 ここ島根県の場合は、とある自民党の大物議員だった人の出身地にほど近いところですが、元々旧道路公団はここの区間の建設資金は130億円だけしか出していないものが、旧道路公団の時代から30年もかけて現ネクスコ西日本会社が
 
  5倍近くの!588億も償還する
  (道路建設費のうえに、道路維持費と料金所の人員の人件費などがある) 

といったバカげた政策が未だにまかり通っており、これらの負担はバカ高い通行料金を取られる道路利用者がすべてまかなっています。

 特にここの区間の一般国道にあたる国道9号線は、路肩もないような道幅の狭い区間が多く、バカ高い有料区間を避けて一般道を通る多数のトラック等の通行に地元民がほとほと困っているらしいのだが、島根県にいくら陳情してもここの薄皮の区間が無料化にならないそうです。

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 (ここ東出雲インターから松江の西の松江玉造インターまでは無料区間となる山陰道)



 こんなインチキな高速道路は、

 鳥取県の米子道路のように、もうとっとと無料化すべきか、税金で出資し建設した分は大幅に値下げするべきだが、国民の無知に付け込んで平然としている国土交通省、

 ワンマンバス乗務距離670km設定の件でも、全く責任を取らない役人たち、こんなデタラメな役所は一度すべて解体して、既得権益をすべてぶっ潰したほうが国民のためになりますね。


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 それと北海道の原野など人が住んでいないのにもかかわらず、シカやクマとかは出没するかもしれないが(下写真2枚)、このようなところの一般道の最高速度が最高60キロなのも、青キップの罰金が警察OBの天下り先ともいえる交通安全協会や都道府県の資金となることから、未だ低い最高速度のままですね。

ドイツのシュヴァルツヴァルトのように、郊外の一般道の制限速度を100キロまで許容しろとは言わないが、積雪期を除いてこのような区間は80キロ程度まで許容すれば、この区間の高速道路は要りませんね。その代わりドイツでは人の往来の多いところは厳しく制限されていますが。
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         (北海道道106号線・稚内天塩線 : ウィキペディアより2枚)


 以前、私が青森ツーリングの際に龍飛崎に行くのに通った国道280号線、通称 内真部バイパス(うちまんべ バイパス)なども、残念ながら掲載写真はありませんが、こういった田園の中の長い直線道も最高速度60キロだから、高速道路が必要ということにもなるのでしょう。

 


鳥取県の日本海に面する北栄町あたりの北条地区なども、10kmぐらいに渡って見通しのよい直線道路が続くのに(下写真2枚、これは筆者撮影)、このようなところでも最高速度を80キロぐらいまで許容すれば、この区間の高速道建設は省略か後回しにできますよね。
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     (ここから西部分は長区間に渡って直線道路が続く、山陰の国道9号線)

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発電用風車が林立するこの写真の区間は、すでに右手の海側には長区間に渡って高速道路建設(山陰道)のための盛土が盛られたまま現在も放置状態です。



そしてこのようなところでネズミ捕りをするのは、取り締まりのためのネズミ捕りというより、反則金欲しさの取締りにしか思えません。
実際にこの場所で、飛び出しなどもないのにネズミ捕りをやっているのを見ました。


そんな反則金目当ての取締りのために、警察官らに高い給料を税金から払っているのですから本当に腹も立ちますが、本当の取締りとは、
    ・特に深夜時間帯に暴走している大型(冷凍)車
    (ひどいのになるとリミッターを切ったり・偽造ナンバーを付けているらしい)
   ・無法者の暴走族やローリング族
   ・幅寄せや極端に車間を詰める、非常に運転マナーが悪い車
   ・爆音を立てて走っている車やバイク

を、しっかりと手厳しく取り締まるべきでしょう。 そしてそういう悪質な運転者からしっかりと罰金を取ればいいのです。




大型貨物車や大型バスなど事故を起こすと被害が甚大な車は、
25km以上の速度違反で赤キップにするべきでしょう。赤キップの罰金は国庫に納められるが、法改正で青キップの適用範囲を広げたのは、都道府県の予算となる警察利権の拡大としか思えませんよね。
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   (日本で初? 一般道で制限速度80km/hとなった国道119号線 宇都宮道路)



阪神国道の国道43号線は公害問題からなのか、時代ずれしている時速40キロ! の制限速度だが、しかも大阪市内の民家のない区間までなぜか一律に40のままなのだが、これは有名無実で誰も守っていませんね。こんな設定をする警察、はっきり言って頭おかしいです。
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   (阪神高速神戸線の下を走る国道43号線 神戸市青木 : ウィキペディアより)



本当に排ガスを減らしたければ、
  阪神高速神戸線の料金を値上げするのではなく、逆に値下げするべき だし
協調性のない神戸市のせいなのか、なぜか住吉浜という変なところで終わっている阪神高速湾岸線を、一刻も早く西へ延伸し第二神明道路に繋げるべきなのだが、これは何十年もそのままで、未だになしのつぶてですね。

 また特に排ガス公害の主な原因を占める大型車が、絶えず停車・発進を繰り返さないよう信号を連続制御すればいいのだが、未だに幹線道路の各信号がバラバラに動くせいで、絶えず赤信号で足止めを食らっているのが現状です。


 特に国道43号線は、信号がそれぞれバラバラに動くのがひどくて、ガソリンの無駄使いにもつながり、発進時に排ガス公害を撒き散らしていてエコにも反しているし、運転していても本当に頭にきます。

 信号機の設置・管理は交通安全協会や警察の利権! なので、これも全国いたるところで一向に改善しない! ですね。

 現交通安全協会は即刻廃止し、信号機は幹線道路優先で一括管理し、警察はアメリカのように取り締りだけを担当させたほうが良いです。



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 それともうひとつ、日本の高速道路の料金が安くできない理由と思われるものがこれ、

 とあるホームページで確かめたところ、
 高速道路のインターにあるETCの1レーン設置費用は2億円前後だとか。一つのインターで入口・出口で合わせて最低2~4レーンぐらいはETC専用レーンはあるから、1インターあたりで最低5~10億円のETCレーン設置費用がかかるわけです。

 わが居住地のお隣県である鳥取県では、通行料無料の高速道路が五月雨式に建設されておりますが、もちろんETCレーンなどは不要なのでインターの構造自体も簡素にできるし、ETCを設置する費用も管理する人件費も不要で余分な費用はかかりません。その分かなり安く造れます。


かなり大雑把に調べたところ、ネクスコ区間だけでも全国で1000箇所以上?(1200前後??)のインターチェンジがあるようです。
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       (上信越道の15番 信州中野インター : 2012.6.9 筆者撮影)


 1インターでETC設置費用が最低5~10億円ほどもかかるなら、もし1000箇所のインターチェンジ全てにETCレーンを設置したなら1兆円、都市部などはもっとETCレーンがあるから、ETCの機械を設置するだけで総額2兆円! ぐらいかかっているかもしれません。

 残念ながらこれらに関する細かな資料が公開されたら困るせいなのか、なぜか公開されておらず手に入らないので、あくまで憶測でしか述べられないのが残念なのですが。


 ちなみに諸外国のETCは、
    1レーンあたりの設置費用は数百万円台だとか。

    日本のわずか40分の1ですよ
 
詳しくは下記【関連情報URL】をクリックしてみてください。
 




ちなみに下記の【関連情報URL】の先で紹介されていましたが、
区間料金制度を採用している栃木県道路公社の自動車専用道である日光宇都宮道路では、短区間の道路なのにETC設置費用が17億円かかったことが紹介されていました。
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         (日光宇都宮道路の日光インター : 2014.3.19撮影)


 ETC製造メーカーの要望を聞き入れたり、さらにはお役所的権益に固守した結果、日本独自の高機能なガラパゴスETCになり、ETC製造メーカー等らは国民の目を欺いて巨大な利益を得たかもしれないが、

 利用者から見れば非常に高価な車載器購入も含めて(過去車載器購入に補助が出たがこれも一種の税金)、料金所の人員は減っただろうけどETCの設置費用があまりにもかかりすぎ、通行料金はその分上乗せされて高速道路料金はバカ高いまま、にならざろう得ないですね。
 

 ETCレーン設置だけに全国で総額1~2兆円もかかっているなど、政治家は知っているのか知らないのか、はたまた知らないふりをしているのか私には分からないけど、

 不要な高機能の付き過ぎであまりにも高価格になってしまったETC装置を、国会で追求した政治家は果たしているのだろうか?


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 あとひとつは、普通区間の普通車ETC高速道路料金大幅値上げとなるのに、さらにこれからは古い建設区間の補修も必要となるのに、道路を大きく痛める大口のトラック等はさらに割引され、また金利すら払えない本四公団(本四高速)の高速区間の超高額な通行料金は、2014.4.1から他区間の高速道路料金水準に大幅値下げされるそうです。

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       (大変な建設費を要したと思われる明石海峡大橋 : ウィキペディア)


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          (大鳴門橋への取り付け部分と大鳴門橋 : ウィキペディア)



 四国にお住まいの方にはこう言うとたいへん申し訳ないのですが、
 建設費と需要の点からはどう考えても橋3つは不要だし、現実には建設費がかかりすぎて通行料金による収入だけでは 金利すら払えない! 状況なのに、地元関係自治体はお金は出したくないが、「橋は造れ、通行料は安くせよ」 といってきました。


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      (3つの本四架橋のなかで最初に全通した瀬戸大橋 : ウィキペディア)



 その結果、ムラ社会の弊害で、兵庫県(明石大橋)・岡山県(瀬戸大橋)・広島県(しまなみ)と、予算のばら撒きみたいに本州側の各県側にご丁寧に1つずつ橋を架けてしまって、全体で見れば大赤字になり本来なら通行料金が安くできないので地元の要望を聞く代わりに、
 
本四高速区間の通行料金を値下げするその穴埋めに?? 
他一般区間のETC割引を縮小するのではないかと勘ぐりますね。


     これはあくまでも私の考えですが。


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 今回のブログはいつもとは違ってかなり毒舌な内容となっておりますが、

ドライバーの皆様、いや全国民の皆様、
この国も、あまりにも役人と業界が癒着しすぎて歯止めが無く、
   しかも政治家は勉強不足とアホな国賊政治家が多いせいで、
   役人の阻止も効かずに、へんてこな政策がまかり通っており、

わけの分からないこの時期の消費税増税やら!

(追記:ネット情報によると、増税分は決して国民のためには使われず、
 特別会計から? いろいろな形でアメリカへと貢がれている? らしい)、

普通車・軽自動車だけ狙い撃ちしたようなETC割引大幅縮小に対して、
   皆で変な政策には頑と文句を言わないとダメなようです。
 
Posted at 2016/01/17 00:48:19 | コメント(7) | トラックバック(0) | 道路・交通・雪道 | クルマ
2014年01月31日 イイね!

ベルボン シェルパ635Ⅱ・スーパーマグプレート と スリックDQ-Sを買いました (2014.2.6 掲載写真を追加)

ベルボン シェルパ635Ⅱ・スーパーマグプレート と スリックDQ-Sを買いました (2014.2.6 掲載写真を追加)

そもそもこの私がカメラをやり始めたのは、
    コンテストに応募するためでもなく、
    個展などを開くためでもなく、
    特別に写真仲間がいるわけでもなく、

単に自分が旅行をした際、
    鮮明な写真を手元に残しておきたい、
    といった理由からカメラを始めました。




 今までのカメラ購入ブログでも時折触れてきましたが、手持ちのガラケー NTTドコモP-01A(現在は機種変により別のガラケーへと変更) の内蔵カメラでは、撮影解像度を高く取っていてもパソコンの大きな画面で撮影写真を見たときに、あまりにもぼやけていて落胆することが多々あったからです。

 で、今から2年以上前の2011.9.7の日、初めて買った本格的なカメラがシグマ DP1x という、かなり異色のカメラでした。


 「本格的なカメラ」の定義自体をどう判断するのかは人それぞれだと思いますが、普通には撮影された画像の生データ=RAW(ロー)をそのまま記録できるカメラだと思えます。一般的なJepg(ジェイペグ)記録は、圧縮音声のMP3とかと同じように撮影画像を圧縮して記録するので、後で修正できる範囲が狭くホワイトバランスの修正などはままならぬ時がありますね。


 ということで、胸ポケットに入るぐらいの小型ながら画質オンリィー的なシグマのDP1xをチョイスしましたが、この軽量コンデジなら旅行の友として申し分なく、さまざまな道中写真を撮影しました。全部で1万枚ぐらい撮影したのではないかと思います。

  (コンデジながら大型の撮像素子を搭載した異色のカメラ シグマDP1x)


 ところがこの小型のカメラ、私のは内部にも不具合があったこともあり、あまりにも何度も壊れたのでほとほと困り果てていたところ、この後継機種が発売されたので2種類もゲットしましたが(DP1メリルとDP3メリル)、暗部にはかなり弱いシグマのフォビオン採用のデジカメ、時々撮影に必須となるしっかりとした三脚は未だ持っていませんでした。




正確には、登山用とかのために超軽量な自重570gほどのスリック コンパクトⅡを1台と、
室内でのパーツ撮影などには、スリックの高さ20cmの超小型のミニⅡ所有していただけです。

     (実用高さ80cm、自重570g、レバー式4段のスリック コンパクトⅡ)

       
            (室内でのパーツ撮影とかに使える、実用高さ20cmのスリック ミニⅡ)


 明るい昼間の道中写真などは、DPメリルシリーズは大きめの図体ながらコンデジということもあり、手持ち撮影・スナップ撮影でも問題ないものの、夜景や定点撮影では三脚が欲しいところなので、この際しっかりした三脚を購入することにしました。


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 そこで三脚の機種選定となるわけですが、
 すでに当ページの「その他 その他」で取り上げておりますが(こちら)、300mmとかの望遠レンズを搭載した一眼レフなどは今のところ所持しておりませんが、安くて・しっかりしていて・構図合わせがやりやすい機種 という設定で、
 西日本地区では一番品揃えが良さそうなヨドバシカメラ梅田店へと今年の1月の始め頃に行き、いろいろ見てから選んだのがタイトル写真に掲載の 「ベルボン シェルパ635Ⅱ」 でした。


 この三脚、足部分はカーボン製ではありませんで結構重いのですが (パイプ径29mm・3段・レバー固定式・自重2300g)、よって販売価格が安め(実質16200円)だったのと、構図の合わせやすい3Way雲台、しかも雲台の動きに多少粘りもあり、固定用レバーも握り代が太く扱いやすいといった点を評価しました。

                  (Velbonの三脚 Sherpa635Ⅱ)


       

       
               (シェルパ635Ⅱに搭載されている3Way雲台 PHD-65Q)




           (実用高さが80cmのスリック コンパクトⅡとのコラボ)


 惜しむべきは前作では標準装備されていたらしい、
 足部分のスポンジが無くなり三脚の足がむき出しになっていることで、1000円ぐらい高くなってもスポンジぐらいは標準装備して欲しかったですね。

 仕方ないのでここに掲載の写真のように、ホムセンで黒色のウレタンスポンジの内径30mmの物だったかを3本買ってきて、足を分解してから無理やり装着させたものの、ホムセンの安物スポンジは柔らかすぎ、装着の途中で多少破れたりしました。


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       ≪追 記≫
 あと三脚ケースですが販売価格から仕方ないのでしょうが、製品に付属の三脚ケースはおまけみたいな物で、やわくて、しかも片方のレバーを取り外さないと三脚をケースにしまうことが出来なくて不便極まりないです。

 そのため後日、同じヨドバシカメラ梅田店のカメラ売り場へ行き、シェルパー635Ⅱの三脚が、雲台の固定レバーを取り外すことなく、ベルボンの別売の三脚ケースのどのサイズにそのまま入るのか、店頭でいろいろ試してから下の製品を購入しました。


   買った製品はこれ、ベルボン 4Wayケース635M
 
  メーカーのホームページはこちら →
       http://www.velbon.com/jp/catalog/accessory/4waycase635m.html




     ちなみにこの4Wayケースの中はこのようになっています。


 このしっかりとした三脚ケースを買ったことにより、面倒な雲台固定レバーを外すことなく三脚ケースにしまうことが出来、しかも内部に仕込まれているマジックテープにて三脚を固定できてぐらつかないし、ベルトも付属していて肩に担いで持つことも出来るので、ちょっと高かったが良しとしましょう。


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 それからコンデジには過剰性能と表示されているこの三脚ですが、これを選択したのにはもう一つ理由がありまして、下写真のように「マグプレート」と呼ばれる補助部品を使って、一つの三脚で2台のカメラを装着しようと思ったからです。

詳しくは当ページにある 「その他 その他」 のパーツレビュー内にて解説しました→ こちら です。

  いくら軽量のDPメリルシリーズでも、こうまでするとしっかりした三脚がいりますね。



 その2台のカメラを載せる台、マグプレートというそうですが、これは各社から出ているものの左右対称でしっかりしたベルボン製のものを選びました。スリックの 「プレートⅡ」 は、剛性には問題なさそうだったものの左右がアンバランスな造りなので、こちらのほうが安いのだが購入は見送りました。



                 (ベルボン スーパーマグプレート)


こちらの写真は、ベルボンのクイックシューを取り付けたマグプレートを三脚に装着したところ。




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 で、ここからが問題だったのですが、このベルボン製の三脚、300mmまでの一眼レフカメラ使用を想定しているせいなのかクイックシューがかなり大きく、当然といえば当然なのですがこのクイックシューをDPメリルシリーズのカメラに取り付けると、DPメリルシリーズの底にある電池フタを開けることができなくなります。

     詳細は こちら で解説しました。

                  (ベルボンのクイックシュー QRA-35L)


          (シグマ DP1メリル・DP3メリルの電池フタが開かない)


 ここの写真は、カメラに取り付けたクイックシュー QRA-35Lをカメラごと裏返して撮影したのですが、カメラへの固定ねじはつまみがカメラネジと一体化されて、補助工具なしに取り付けと取り外しができるように改良されたようです。

 ところでこのシグマのDPメリル3兄弟、とにかく全く電池が持たないことでつとに有名? で、本体購入時に電池2本付属というのも前代未聞? らしいのですが、このカメラ、RAWの最高画質では1500万画素×3層で処理するのですから、普通のコンデジ並みの極小電池では持たないのは当然といえば当然ですね。

 そのせいか補充用電池の外販も、実質1本1400円前後で販売されているのはメーカーの良心でしょうか。とにかくもこの全く持たない電池のためにクイックシューを、雲台→カメラから絶えず取り外してから電池交換しなければならず、正直考えあぐねていました。

 まあ、クイックシューに対して、たて向きにカメラをセットすれば電池フタは開け閉めできますが。




 それともう一つ、この大き目の三脚は絶えず使うわけではないのに、あの大きなクイックシューをカメラにずっと付けっぱなしではスナップ撮影の邪魔になるし、カメラを構造物などにあてがって撮影するときにもこれは邪魔になります。

  それにしても最近のカメラ用三脚、クイックシューも追加で買わせるためなのか、
     とにかくクイックシュータイプの雲台が非常に多い! のは困りものです。
     カメラネジ固定タイプは、ほぼ超高級品か超格安品のみばかりですね。




で、もっと使いやすくできないものかと各種カタログを眺めていますと、使えそうなものがありました。





       


             (スリックの後付クイックシュー  DQ-S BK)




     (底面にUNC1/4のネジが切られている スリック DQ-S BKの裏面)


 実はこれ、モデルチェンジ直前の旧来の製品で(2014年 1月現在)、
 ケンコーのサイトでアウトレットとして格安で売られていたので試しに買ってみました。




   とりあえず本体から薄手のシューのみを外してカメラに装着してみました。
   電池フタは無理することなく完全に開け閉めできることを確認しました。



 次に、シューを本体に取り付けると
   水準器が邪魔して電池フタは2分の1程度しか開かなかったので
DIYで本体の短い側にある水準器周辺を完全に切り落とし、
ヤスリがけして切断面を滑らかにしてから黒ペンキを塗ったのが、下写真になります。


       



 これでようやくシューを本体に取り付けても電池フタが完全に開けられるようになったので、
 この下写真のようにベルボンのシューの上に、DQ-S BKシューを固定。





この写真のようにシュー同士なら直角に固定しても
DPメリルの重量程度ならぐらつかず、 しかも各DPメリルの電池フタも問題なく開けられます。



     そしてこれを三脚に取り付けるとこうなりました。




  そして回転つまみを回してカメラを据え付け。
  問題だった電池フタも開けることが出来、電池もSDカードもそのまま取り外せます。




       




 シュー同士はあいにく直角取り付けとなりましたが、これで上側装着のスリックのシューから突き出た黒色の大きな回転つまみのカメラネジを回すことにより、シュー自体を一切脱着しなくても、カメラの取付けと取外しができるようになり、しかも電池フタも完全に開けられる仕様となりました。

 そしてこの結合した2種類のクイックシューは、いつも三脚に装着したまま運用しています。



 下側にあたる元来のベルボンのクイックシューを取り外すのは、今のところマグプレートを使って撮影するときだけですが、もし何かの折に一眼レフを持った人がこの三脚を使うこともあろうかと考え、ベルボンの予備シューをもう1個買って積載しています。
2014年01月26日 イイね!

山中湖から撮影した二度目の紅富士 in 2014.1.16

山中湖から撮影した二度目の紅富士 in 2014.1.16おくばせながら、
カクシカおじさんのページへご来訪のみなさま、
        あけましておめでとうございます。

非常に遅い新年のご挨拶ではございますが、
このところの超多忙につき、2ヶ月ほどブログの更新が止まっておりましたが、ようやく今年初めてのブログをアップすることができました。


 その2014年度の新年初のブログは、ここ冒頭に掲載しました裏富士にあたります山中湖から見た、早朝の紅富士をご案内したいと思います。



 だいぶん以前の2012.1.30(月)の日、ちょうど今から2年前になりますが、もう旧世代となったシグマのコンデジDP1xを引っさげて、早朝の山中湖へ繰り出し初めて美しい紅富士を撮影することができました。

  その当時の模様を記したブログは こちら ですが ↴
      https://minkara.carview.co.jp/userid/1144014/blog/25377622/

この撮影日は日の出方向に若干日光をさえぎる雲があったのか、夜明けの光が多少弱かった?せいで、下写真のようにかえって実に美しい紅富士を撮影することができました。

          (2012.1.30 DP1xによる筆者撮影の紅富士写真)


 そこでこのたび二連休になったのを利用して、フルモデルチェンジした新しいDP1メリルとDP3メリルの両頭使いで、再び紅富士撮影に挑戦してみることにしました。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 フルタイムの仕事を終えた2014.1.15(水)の夜、この日は全くの平日なので深夜の全区間ETC半額割引を効かせるべく早めに自宅を出発。とりあえず高速道路内に入ったがやはり途中で眠くなり仮眠。そのせいで山中湖に到着したのは、翌日2014.1.16(木)の朝6:30前後でした。

まだ紅富士にはなってなかったものの、周囲は下写真のように完全に明るくなっていました。




  01.遅れて到着したので大急ぎで撮影の準備をしていると、
        すでに富士山が紅色に染まってきました。
     第1枚目となるこの写真はすでに紅色に染まりかけています。

 広角単焦点カメラ DP1メリルでの撮影1枚目  2014.1.16  6:48 34″撮影



     2枚目  6:49 07″撮影



     3枚目  6:49 39″撮影



     4枚目  6:50 16″撮影



     5枚目  6:50 45″撮影



     6枚目  6:51 42″撮影



     7枚目  6:52 48″撮影



     8枚目  6:56 39″撮影



     9枚目  7:00 17″撮影



    10枚目  7:11 46″撮影




   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


次に我が手持ちのカメララインナップで最も新しい、シグマDP3メリルで撮影した紅富士です。

   ここへの到着が大幅に遅れたので、すぐさまカメラを三脚に固定し始めたのだけど、
     構図を完全に設定する前に紅富士になり始め慌てて撮影したため、
     富士山の位置が多少バラバラなのはご愛嬌で。


   1枚目  中望遠単焦点カメラ DP3メリルでの撮影  6:48 11″撮影
       ほんのりと紅富士になっています。



     2枚目  6:48 54″撮影
       紅色がだいぶん濃くなりました。



     3枚目  6:49 45″撮影  
       このあたりがいちばん映えている紅富士でしょうか。



     4枚目  6:50 53″撮影
       3枚目からのわずか1分後ですが、紅色が淡くなりかけています。



     5枚目  6:53 55″撮影
       日差しが強いせいか、紅色というより「みかん色」になり始めています。



     6枚目  6:56 43″撮影  
       日差しが強く、紅富士というより完全にオレンジ富士ですね。



     7枚目  6:59 30″撮影
        そのオレンジ富士ももう終わりかけています。



     8枚目  7:15 44″撮影
        そしてここまでくると、もう普通の日中の美しい富士山となりました。



 以前のブログでも触れましたが、
 “赤富士”や“紅富士”になっている時間は、早朝の夜明け直後のわずか数分間だけなので、今回の紅富士撮影はギリギリの時間に現地へ到着したり、日差しも強くて前回の紅富士の撮影のように、ほんのりと紅富士というわけではなかったですが、中望遠タイプのカメラも新たに駆使してなんとか紅富士を捉えることが出来ました。

 リベンジということで山中湖で車中泊をして、翌日の早朝にも再び紅富士撮影をトライしたのですが、あいにくの完全な曇り空で富士山自体も全く拝めなかったため、初日訪問時の少し不完全な写真をあえてご紹介いたしました。


    なお後日、この写真の中からフォト蔵のカクシカおじさんのページに、
        もっと大きなサイズにてこの紅富士写真を投稿する予定です。

   【2014.2.6 追記】
      私が撮影した富士山写真の中からいくつかをピックアップして、
      フォト蔵の 「カクシカおじさん」 のページにとりあえずアップしました。

          紅富士写真は こちら http://photozou.jp/photo/list/3062428/8139990
          赤富士写真は こちら http://photozou.jp/photo/list/3062428/8139786
       富士御来光写真は こちら http://photozou.jp/photo/list/3062428/8140074


 
   【2016.10.27 追記】
      私が撮影したこれらの写真、
      さらにGoogleフォトの 「カクシカおじさん」 のページにアップしました。

https://photos.google.com/share/AF1QipNzWpQRYOzNRMEkEKAmMdHKtGAow-nF08Y_7jjt-uU3b0Sdjvcf9glfgz06m8cbhQ?key=eUJvVHdWSWFUUnBwdmQ0QkFQWWJabHlONVdOMGRR
  

 フォト蔵へのアップ画像ですが、
 私が多忙なため元RAWデータからの再現像はできず、ここみんカラでアップしたデータ(圧縮加工したJepg写真)をそのまま活用しました。

 ただみんカラのブログでは最大2MB以内でかつ、最大解像度が縦横ともに1280px以下に自動的に落とされるのに対して、フォト蔵ではもっと大きいデータサイズ=2048×1365pxまで投稿できるため、より鮮明な撮影写真をお届けできると思います。



 ただしフォト蔵、写真画質自体はみんカラより良好な代わりに、サイトが非常に重く動作も鈍いために すべての写真は掲載せずピックアップしたものを掲載。よりましてブログの作成にもあまり向かないため、今後もブログはみんカラ主体で作成し、今まで撮り貯めた写真も含めてピックアップした写真のみフォト蔵へアップしていこうと思います。

 また最新(2016年)に開設されたグーグルフォトでは、フォト蔵よりもさらに大きなサイズ(画素数)で写真をアップできるようになり、さらには動作も軽快なのでプライバシーの問題はあるものの、こちらにもこれら写真をアップし公開しました。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 ところで今回紅富士を撮影しました山梨県山中湖村ですが、ほぼ標高1000mだそうで、気候(特に冬場)は北海道並みだとか。ということで今回は最高最低温度計なるものを持参して外気温も測ってみました。

こちらが最高最低温度計の外観です。この写真のように外に放置して最低気温を測ってみました。



 上の写真を大幅にトリミングしたのがこの写真です。

鉄の針金が入った青色の棒=虫が、内部に封入された水銀に押されて最低温度と最高温度を表示します。もちろん目盛板の裏側にはマグネットが仕込まれていて、水銀に押されて最低気温と最高気温を示している青色の虫は、リセットボタンを押さない限り動かないようになっています。

    ちなみにこの紅富士撮影日の最低気温は-10.5℃ でした。


 前回の紅富士撮影時は-15℃以下だったのでまだ多少は暖かかったようですが、ここは半端な寒さではないようです。真冬にここをご訪問される場合には、お車のクーラントも寒冷地仕様の濃度にしておくほうが安全そうです。

 なお我が車にもカシムラの電波時計&外気温計を取り付けておりますが、長時間のアイドリング停車中ですと、助手席の扉付近に取り付けているセンサーがアイドリングの排熱を拾うので、かなり高めの温度を表示するためあまり役に立たないようです。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


今回ここの滞在時間は実質1日半程度あるので、紅富士撮影後はいつものごとくこの付近を散策。
お~っと、その前に湖畔にたくさんいた白鳥を皆さん撮影しているのに釣られて、我輩も撮影です。
   極力白鳥を刺激しないよう、望遠タイプのDP3メリルで撮影しました。


山中湖の白鳥たち、馴れているのかおとなしいです。ひなたぼっこ?をしているようです。


       




    なんだかまだ眠そうな白鳥くん




 この写真ではちと分かりにくいですが、後ろ側の白鳥が手前側の白鳥を突いていますよ。
 ちょっと甘えているのかな~ぁ。


 上の写真を等倍でよく見てみると、はらわた部分に水滴が。
 羽毛が水をはじいているようです。その部分だけトリミングで大幅に拡大してみました。




   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 その後富士五湖を散策しようとしましたが、たまたまナビ画面を見ていると、ここ山中湖から埼玉県の秩父の山奥にある三峯まで110kmほどの距離なのが分かり、急遽真冬の三峯を見に行くことに。雁坂トンネル経由にて三峯までを往復し、これで丸1日がつぶれました。

 そしてこの真冬の三峯の散策は、「2012年の夏の旅行 その⑫ 三峯神社」 のブログに、後日追記したいと思います。





 それから三峯へ行ってきた後、もう一度紅富士を撮影すべく車中泊にて山中湖畔に陣取りましたが、夜中までは晴天でお星様もきれいに見えていたけれど、翌日へ日付が変わったあたりから天候が悪くなり、夜明け時にはもう富士山はすっかり雲で覆われていました。

 よって翌日の早朝の山中湖からの紅富士撮影は残念ながらダメだったので、しばらくは暖かい車内で休んでいたけれど、早朝を過ぎると摩訶不思議か天候が急回復したため、冬の本栖湖(もとすこ)へ寄ってから帰宅することにしました。



本栖湖へ行く道中、富士河口湖町の船津付近にて不思議な形の雲を見たので写真を1枚。




  その本栖湖へと到着。
  2014.1.17 本栖湖から撮影した富士山です。こちらは広角のDP1メリルで撮影。


  同じ場所にて中望遠のDP3メリルにて撮影。


 今回の本栖湖からの富士山は、雲が湧き立っていて絶景とまではいかなかったれど、
 雲が湧き立つ姿もまた富士山の一つの姿として撮影・記録し、ここにご紹介することにしました。



   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


       ≪余 談≫
今回の富士山撮影は丸2日しか予定が取れなかったので、無理して夜明けまでに山中湖へと急ぎました。わずかな給油時間も惜しんだため新東名走行中に、
   我が車では初めて!腹ペコランプが点灯しました(メーター内の右上)。
   燃料警告灯、故障していなくて良かった。


 価格は高くなるが仕方なく高速道路内のスタンドで給油。ガス欠を起こすよりマシです。
 給油口まで目一杯までガソリンを入れると31.2Lも入りました。

コンテ2WD車のガソリンタンクの容量は36Lなので、残りは5Lほどでした。
腹ペコランプ(燃料警告灯)は残り6L前後で点灯するらしいので、だいたい合っているようです。





    長らく多忙のため特にブログの更新が止まっておりまして、
        ようやく新年第一号のブログをアップすることができました。

   ・未だ3連投のタイトルだけは作成したまま、下書き放置状態の2013年夏の白山登山、
       ・昨年の今頃、真冬の磐梯・猪苗代湖に行ったお話、
       ・昨年秋口に神戸の花鳥園を訪れたお話、
       ・昨年末に行った大阪モーターショーの模様、
       ・そして我がコンテRS号のフロントガラスを自力交換したお話など、 
                  いくつかのプログネタはあるのですが、

    しばらくはプログアップも牛歩状態でございますが、
        ここへ来られた皆様方へ、本年もよろしくお願い申し上げます。
Posted at 2014/01/26 23:29:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旅行記 関東・甲信越・東海 | 旅行/地域
2013年11月20日 イイね!

99999km、そして100000km

99999km、そして100000km
2013(H25).11.20 14:31
  我がコンテカスタムRS号は
  とうとう100000kmに達しました。

2010(H22).6.26の日、
  我が家へやってきましたムーヴコンテカスタム号、
  約3年 5ヶ月で10万kmを走破しました。




 私の場合、めったに多人数を乗せることもないので最大4人乗車の軽四車でも問題はないのですが、以前から遠出することが多くて、前車の軽四のアトレーワゴンではターボ車といえども車体は大きくて重く、しかも図体の割りにタイヤサイズが貧弱なこともあり、しかもロールも大きく遠出はかなり大変でした。

 そこで購入したのがコンパクトカーと軽四の中から、あくまで私の場合ですが長距離を走っても腰に来ることが少ない座席を採用していたコンテカスタムをチョイスすることに。もちろん私の使用用途からターボ車一択です。


 インタークーラー付きターボ搭載のコンテカスタムRSの2WD車はかなり高価でしたが、標準で15mmのローダウンサスが入っていることよりも、フロント・リヤー側とも純正仕様でスタビライザーが装着されていたことが、シートの出来とともに大きな決め手となりました。

 2013年現在、新型ムーブとムーヴカスタムではこれらは標準搭載となりましたが、2010年当時の軽四車のスタビライザーの標準装備は上級グレードに限られていましたね。


 そしてコンテを購入した2010年当時、高速道路のETC休日上限1000円制度がおこなわれていたこと、しかもガソリン単価も今ほどは高くなかったこともあり、購入初年度から走行距離がうなぎ登りに。そして今日とうとう100000kmになりました。
 
 同時にこの10万kmを持ってメーカーによる保障も終了してしまいました。


   -----------------------------------



     昨日仕事から帰宅した時点のオドメーター 99989km

    仕事がちょうど休みだった今日、あと11kmで10万kmになるので
    いつものコンデジ、DP1メリルを持参して少しばかりお出かけしました。
      もちろんキリ番撮影も兼ねてです。



      99995km、あと5.00kmです


      99997km


      99998km


      とうとう99999km、残りあと1.00km
 




      そして 100000km に
 


    さらにメーターは動き100001kmになり、オドメーターの桁は6桁台に突入。




   -----------------------------------



     100000kmになった記念に、
     コンテ号とともに行ったところを簡単に振り返ってみました。

   まず2010年の6月に、我がコンテ号が納車された時のオドメーター 3km です。





   納車からわずか約2週間後、さっそく関東方面へと長距離ドライブでお出かけ。
   初のアクアラインをETC通行して初めて千葉・茨城方面へと。 


       
          茨城県の鹿島神宮まで行ってから帰宅したので、
          記録はとっていなかったものの恐らく2000km近く走ったであろうと思われます。




   その関東遠征から舌も乾かぬ同年9月中頃、
   たまたま4連休が取れたので、今度は母の里がある正反対の方向の九州へと。

    この写真はこのとき初めて訪れた阿蘇山中岳の火口 湯だまりの写真です。

このときの旅行では歴史ある長崎にも訪れたのですが、当時はコンデジもなくブログもやるなど全く思わなかったので、残念ながら撮影写真はこの阿蘇山の写真のみで何もご紹介できないです。

次回長崎を訪れたときはたくさん写真を撮り、特異な長崎の歴史とともにご紹介したいと思います。






   それから翌年2011年の春頃、鳴門の渦潮と剣山を訪れました。


       





 ところが残念なことに2011年 3月 11日、あの悲惨な東日本大震災が発生。
 震災復興費用捻出のため、休日ETC1000円割引制度は6月をもって終了するとの事で。

そこで急遽土日をはさんで3連休を取り、まだ行ったことのない北関東と青森以外の東北へ。

このときはいろいろと行きましたが、お天気に恵まれた山形の月山がとても良かったですね。
でも仙台・塩釜近辺はとても見ていられない状態だったです。

          (月山と我がコンテ号 2011.6.11 月山PAにて撮影)

       




 2011年 9月 我が人生初のRAWデータが記録できる本格的カメラ シグマDP1x を購入。
 今までの撮影写真はガラケーの貧弱なレンズと撮影素子を使用した画質の劣悪な旅行写真ばかりでしたが、ここから以降はブログの写真画質が向上しているのが分かると思います。


 初撮影写真は福山の鞆の浦でしたが、これは250ccのバイクのソロツーリングで行きましたのでここでは掲載せず、その直後に富士山撮影も兼ねて塩尻で行われましたコンテオフへと参加。

 初コンテオフ参加(2011.9.17 塩尻)の前に寄って初めて撮影した、裏富士からの赤富士。
 ここの山中湖の親水公園からの富士山撮影は、その後病みつきに。


  そしてコンテオフ当日の早朝、初めて戸隠を訪れたあと塩尻へと。
  その塩尻のコンテオフより1枚。






  それからすぐの2011.10.9の日、広島県福山市の鞆の浦でもコンテオフが。


       






 2012年に入った1月末、2WDの寒冷地仕様車で豪雪地帯でも普通に走れるのか?
 これを確認したくて、さらに紅富士も見に行きたくなり、甲信越地方へとお出かけしました。


       

    西湖樹氷まつりで見かけた作品



           朝霧高原から見た富士山
       

    夜明けの山中湖からの紅富士






 2012年5月のGWは4連休を取り、本州の最果てとなる鹿児島へ初めて行きました。
 そしてこの旅行は大変思い出深いものとなりました。

    こちらは霧島連峰内にある不動池と六観音御池


     不動池


            六観音御池(ろくかんのんみいけ)と韓国岳(からくにだけ)
       




     地面から硫黄の強烈な異臭とともに沸き立つ湯気



     鹿児島県指宿(いぶすき)にある、砂州渡りで有名な知林ヶ島


       





  その後、夏の終わりとなる2012年8月20日、人生初の富士登山を決行。
  富士宮口五合目の駐車場に停めた我がコンテ号です。


            五合目から見上げた富士山
       

       


     翌2012.8.21早朝の富士山頂からのご来光と剣ヶ峰登頂


       




     さらに翌日の2012.8.22 山中湖から撮影した夜明けの赤富士



     この富士登山の後、白根山とかへも行きましたが、
     夜に急遽 “道の駅はなぞの” にてコンテプチオフ開催。



  そしてこの旅行の最後に立ち寄った、静岡県島田市にある大井川に架かる蓬莱橋。






    秋には山口県岩国市にある錦帯橋へも立ち寄りました。




これらのお出かけは個々のブログに詳しくしたためてありますが、ほかにもいろいろと行きました。

 最近は多忙なこととガソリンが高騰していることもあり、以前ほど出かけなくなりましたが、
 確かにこれだけ出かければ、走行距離もうなぎ登りに増えていきますね。

どこまでこの車と共に歩める分かりませんが、希望11年25万kmを目標に頑張りたいと思います。



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          【 2018.10.27 追記 】

   2018(H30)年 9月 18日の早朝、8年と2ヶ月半にて250000kmを達成。


購入当初の予測より3年も早く25万kmになっちゃいました。しかもメカトラブルなしにです。

厳密にはバッテリー上がり1回と、ヘッドカバーパッキンの劣化によるオイル漏れ1回のみでした。
しかもまだまだ乗れそうなので、あと10万km以上走りたいと思います。
   
Posted at 2013/11/20 23:54:14 | コメント(3) | トラックバック(0) | 走行記録/きりばん | クルマ
2013年09月22日 イイね!

中秋の名月の撮影 & シグマの一眼レフ SD1 Merrill購入(2017.8.10 追記)

中秋の名月の撮影 & シグマの一眼レフ SD1 Merrill購入(2017.8.10 追記)
“中秋の名月” という言葉、
   本当にうまく言ったものだと思います。

真夏が過ぎ特に朝晩が涼しくなってきて
   空気の澄んでくるこの頃の満月、
 月もとても大きく見えて
   一年でいちばんお月様が美しくなる時ですね。



  ちなみにここのタイトル写真は2013年度の中秋の名月ではないものの、
  2016年になってから急遽購入した一眼レフのSD1メリルで撮影したものです。





 夏場の疲労のため、未だに2013年 7月末に行った白山登山の模様もブログアップできないのに、カメラ関係のネットを徘徊しますとお月さまの写真がいっぱいアップされているのに触発され、

 果たしてシグマの単焦点コンデジDP3メリルの換算75mmのレンズで、中秋の名月がうまく撮影できるのか無謀にも挑戦してみました。


       
          (換算75mm相当のレンズを採用した異色のコンデジ SIGMA DP3 Merrill)




   これはDP3メリルで撮影したノートリミング状態のお月様です。
   やはり75mmレンズでは、ごく小さな点にしかなりませんね。

   撮影はもちろんマニュアルモードで、AF+MFでピントを極力合わせて撮影。
   撮影画像自体は4704×3136ピクセルです。
      ちなみにここの掲載写真では1280×853ピクセルに圧縮されています。



         よって仕方なく大トリミング、470×320ピクセル(15万画素)にしました。
       



さらにお月さまが画面いっぱいなるよう最大限にトリミングすると
   写真サイズがあまりにも小さくなりすぎるため、サイズも拡大してみました。
よってかなりボヤケぎみですが、75mmレンズのDP3メリルではこれが限界のようです。


これではもはや月の写真とはいえなさそうです。まるでガラケーで撮った写真のようです。

やはりお月様の撮影は、
一眼レフで200mm以上のレンズを使わないと綺麗には撮れないようです。





        【おまけ】
 なかなか写真の整理がつかずブログアップできないので、
    おまけとして先日行きました長野県の渋峠の手前にある横手山での夕日と、
 その後に、昨年夏に登った富士山の登山ブログに追加写真を載せるために撮影しに行った、
    富士宮登山口の五合目にて夕日を撮影しましたので、ここに掲載します。

       (2013.9.17 17:48 横手山付近にてDP1メリルにて撮影)


      (2013.9.18 17:46 富士宮口五合目にてDP3メリルにて撮影)

 
志賀高原の横手山も富士宮口五合目も、たくさんの方が一眼レフを持って
この美しい夕日を撮影しに来ていました。私はちょっと大きめのコンデジ2台のみで撮影です。



   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



        【 2016.5.23 追記, SD1 Merrill (メリル) 購入 】
 シグマ唯一の一眼レフ機 SD1 Merrill(メリル) が、どうやら近々フルモデルチェンジしてミラーレス機のsd Quattroにとって代わることにより市場から無くなりそうなので、キットレンズとともに先日急遽購入しました。

 通常の撮影では一眼レフよりも扱いやすい、同じシグマ製のコンデジ 広角用DP1メリル & 中望遠用DP3メリルでたいがいは事足りるものの、望遠に近いDP3メリルでも換算で75mmのレンズ、もっと大きな望遠撮影をするにはレンズ交換式のカメラを使うしかなく、

   (例外的に光学83倍!
    2000mm相当のズームレンズを持つコンデジ ニコン COOLPIX P900がある)




 撮像素子が旧来のメリルセンサーを搭載したSD1 Merrill(メリル)を新たに購入しました。

             (シグマで唯一の一眼レフ機 SD1 Merrill)



 上の写真は 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM のキットレンズとセットのSD1 Merrill(メリル)の写真です。キットレンズには珍しく通しのF2.8でフィルター径は77mmと大きく、広角から標準画角までをカバーしているズームレンズです。ちなみにこのキットレンズは単体でもAPS-C用レンズとしてシグマから販売されておりますね。

 もちろんこんな広角寄りのレンズではお月さまは撮影できないですし、本来の目的である望遠撮影用に、旧世代のフルサイズ用の軽量望遠レンズ SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG OS(手振れ補正付) の中古品を1万円ほどで購入。




  現行製品でもAPOの新品望遠レンズが実売2万円ほどで販売されていますが、
  何故か手振れ補正がなくなったので、あえて旧製品のレンズを探してチョイス。

      (SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG OS を装着した、シグマSD1メリル)




 現行品も含めてこの手のシグマ製望遠レンズは設計が相当古くおかげで格安なのだが、しかもAF動作時はうるさいというおまけ付きで性能はいまいちだそうですが、とにかく小型で軽量。値段も格安ということで機動性という点だけを評価して手持ちレンズに。

 そしてこれを使って中秋の名月ではないですが、早速こて試しにお月さまを撮影してみました。




 冒頭のタイトル写真の満月は、2016.5.21 20:16に撮影した満月ですが、撮影時にお空が少しもやっとしていましたが、
 翌日となる2016.5.22 0:46の真夜中、寝る寸前に外を見てみると、もやが無くなりお空がきれいに晴れていたので、三脚と望遠レンズとカメラを再び持ち出して撮影してみました。



     ここに掲載の下写真は晴天の深夜に撮影したほうです。

     (こちらは最大望遠側300mmで撮影したお月さま、ノートリミングです)

SD1メリルはAPS-C機なので、フルサイズ用の望遠300mmレンズ使用では450mm望遠相当となりますが、それでもノートリミングではこの大きさにしかならないですね。4704×3136ピクセルの実質1475万画素相当です(正式表記はRGB3層なので4500万画素)。




   そこで真っ黒なお空の部分をバッサリとカット。大幅にトリミングしてみました。




   こちらはRAW現像の際に画素2倍出力にて極力高画質にしようしとた、
   上写真とは別の日に撮影した写真(2016.8.17 撮影)。



 元の撮影画像の4704×3136ピクセル(ほぼ1500万画素)を、無茶苦茶トリミングして周囲をバッサリと切り落とし、1枚目は950×700ピクセル(66万画素)に、2枚目は2000×1400(280万画素)にしてみました。

   百科事典などに掲載されているお月さまの写真のように鮮明でないのが、ちと残念。
   まあこれはこれで風情があるのかもしれませんが。
 


でも特に1枚目はこれだけ大大大トリミングをすると、ボヤケぎみになってしまうのは仕方ないのでしょうか。まあ使用した望遠レンズが中古格安品を使用したせいも大いにありますが。

そのうちシグマの超望遠用の150-600mmのレンズを買ったら、再度お月さまを撮影してここに追記する予定です。いつになるか全く不明ですが……。



   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




        【 2017.8.10 追記 】
 そのシグマの超望遠レンズ、現在下記写真の2種類が発売されておりまして、


     (SIGMA 望遠ズームレンズ Contemporary 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM)


       
             (SIGMA 超望遠ズームレンズ Sports 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM)



この2本のレンズ、写りは大差ないらしいとのうわさなれど、重さ・価格差と防塵性能は全く違っていて選択は悩ましいところですが、機動性を取るなら1kgも軽いContempraryでしょうか。しかも実売価格もSportの半値近い10万円前後だし。

 中古で買ったSIGMA 70-300mm F4-5.6 DG OSレンズのAF機構が中古購入から半年ほどで壊れてしまって、現在はマニュアルでピント合わせをしているものの、しかもその後レンズの調子も悪くなり解像度もかなり落ちてしまって、どうやら修理に出すか破棄するかの選択を迫られていました。






 さすがに仕事で使うわけでもないので、600mm(SD1メリルはAPS-C機なので900mm画角となる)の望遠レンズを2本も買えないので、気象条件の厳しい時でも使える高価なSportか、あるいはある程度妥協してContempraryにするかずっと悩んでいましたが、2017年の春先にライトバズーカレンズが発売されるとのアナウンスが。

     (SIGMA 望遠ズームレンズ Contemporary 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM)



 新たに発売された100-400mmのライトバズーカは、ほぼ10年前ぐらいに発売されていた、今までのフルサイズ用の70-300mm F4-5.6 DG OSの重さ610gと比べると、2倍ぐらいの1160g重さがあるものの、フルサイズ機で望遠側が100mm伸びて1kg弱のレンズで実売で7万円代なら、これまでの70-300mmの望遠レンズの十分代用になりそうです。

そのライトバズーカーレンズは150-600mm Contemporaryの1830gよりもかなり軽くて、最新の手振れ補正も付いていて明るい昼間なら手持ちでも十分いけそうなのと、三脚も買い直す必要もなさそうなので、購入資金が用意できればまずこの最新レンズを買おうと思います。一応マウント交換サービスもあるので最悪違うメーカーのカメラを使うようになってもなんとか対処できるかなあ。


 その後、2017年現在進行中の車のリフレッシュ作業が一通り済んだら、150-600mmのSportレンズも追加で買えば、広角~中望遠域はDP1とDP3メリルの2台でカバーし、超望遠域のみ一眼レフで撮影ということで、あとは防湿庫を買えばもう機材は必要ないかなぁ。ただ超望遠のSportレンズは3kg近くもあるので、ベルボンのシェルパー635では対応できないので三脚はもう1台必要になりますけれども。





 2012年 & 2013年度に最初に買ったほうのDP1とDP3メリルの2台は、使いすぎてもう劣化が激しく、そのため程度の良いほぼ新品の中古品をすでに代替品として購入し、使い倒し劣化したメリルカメラ2台は、補修部品があるうちにいずれオーバーホールするつもりです。


       
           (2012年 & 2013年度に最初に買ったDP1とDP3メリルの2台のカメラ)


 現在のフォビオンの特許が2019年に切れるそうなのであと2年ほどなのですが、2019年以降にカメラ各社から積層タイプの撮像素子が出てくるのか見ものですが、レンズに強いシグマ、頑張ってほしいところではありますね。

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「我がコンテ号、325327kmにて初めてCVTオイルパンを開封(写真)。

CVTは3~4万kmでのフルード交換ぐらいしかメンテはしてませんでしたが、左端の円形のマグネットにヘドロがこびりついている以外はきれいでした。

当然、新品のストレーナ・マグネット・ガスケットへと交換。」
何シテル?   10/26 21:55
カクシカおじさんです。 ニックネームの由来は、我が愛馬コンテカスタムRSの別称、ダイハツの『カクカクシカジカ』と現在の年齢がおじさんになっているところから...
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