2018年 冬の東北旅行 その⑥ 蔵王ロープウェイ 地蔵山頂駅(前編)
投稿日 : 2018年02月13日
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地蔵山頂駅近くまで来ました。
この辺りだと標高1600m、外気温も-10℃前後だそうです。リフトの窓ガラス(ポリカーボネイト製のようだった)も、すぐに凍ってしまいます。
コンドラの中には氷を削り落とすヘラみたいなものも装備されていたりします。
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地蔵山頂駅直前です。
不気味な雪の壁のなかにぽっかりと口が開いています。
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地蔵山頂駅に到着しました。標高1661mだそうです。
過去に何度もエメラルドグリーンに輝く美しい御釜を見に行った刈田岳は1758mなので、地蔵山頂駅もそれなりの標高のようです。
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こちらの写真は瞬間的にお日様を受けて輝いた樹氷を撮影したあと、階下にありますお手洗いへ行く途中に撮影したものです。
ゴンドラの駆動部分には大きなガラス窓が設置され、さらには照明も照らされていて廊下から見学できるようになっています。
看板には 「複式単線自動循環式普通索道 折返し滑車」 と書かれていました。
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その中には大きな黄色に塗られた滑車が、ぐるんぐるんと回っていました。
高感度に弱いシグマのDPメリルのカメラ、極力高画質になるように撮影したかったため、三脚も無いなか極力露出時間を取ったので、滑車が止まっているような写真撮影は無理でした。
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蔵王ロープウェイ の山麓線に使われている各種ロープの模型が展示されていました。
一番太いので68mmもあります。破断過重326tだそうです。
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蔵王ロープウェイ山頂線の規格の銘板が貼られていました。
毎秒5.0m ということは、時速18km/hになります。自転車並みの速さだと言えば分かるでしょうか。
原動機の出力は500kw、ここの原動機の種類は分かりませんが、単純に考えますとJR貨物の電気機関車の1軸より若干少ない程度のようです。
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2018.2.6 午前10:00ジャストの撮影。
外気温は-10.5℃となっていましたが、現実には外へ出ますと風がかなり強く吹いていたので、寒さで顔はヒリヒリしていて体感温度は-20℃ぐらいにも感じられ、見た目よりもかなり寒いです。
とにかく手持ちのカメラも冷えており、当然リチウムイオン電池も極冷状態なので、10枚ほど撮影すると電池が空になるのにはほとほと閉口しました。閉口したというよりも驚きました。
過去に行きました、真冬なのに雲一つなく絶景だった新穂高ロープウェイ山頂駅では外気温-17℃でしたが、天候に恵まれたこともあり、風はほとんど吹いていなくてここまでひどくはありませんでした。
二兎を得ずではありませんが、写真撮影とスキーとを同時にやろうとして、十分な防寒対策(特にカメラ)が取れなかったため、写真撮影には四苦八苦することに。
でもこの写真撮影のあとすぐに、お日様が差し込んだ美しい樹氷の写真撮影をわずか数枚でしたが撮影することができました。
次へつづく
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