
本当に早いもので、バレーノに乗り始めて1年になりました。

ハンガリー製のスプラッシュに9年間乗っていた事もあり、私は購入に際してバレーノがインド製という事にさほど抵抗感は無かったです。

確かに国産の品質に届かない箇所は多々あります。
※時計回りにドアのチリ具合→リアデフォッガーボタンのバリ→下廻り溶接部の錆→ダッシュのムラ
でもダッシュを除けば気にならないですし、ましてや運転していて

「あっ、この瞬間が印度車だね。」
と感じる事は皆無。

これは車を構成する部品全てがインド製ではなく、巧みに他国製品を調達しているのも影響しているでしょう。
バレーノユーザー多数派の1.0ターボモデルはエンジン&6ATは日本製ですし、私の乗る1.2NAモデルはエンジンはインド製ですがCVTはタイ製です。

私はこのCVTが大変気に入っています。
市街地で走る速度域ではエンジン回転はほぼ1000回転に抑え、スムーズに走らせます。
今のCVT車は軽自動車を含め皆こんな感じなのでしょうが、更に気に入ってるのが速度をキープして走行する事を得意としています。
20キロで走ろうが60キロで走ろうがギクシャクせずスムーズなので、本当ストレスを感じない。

そして高速道路ではACCを使えば、速度調整はバレーノに一切を任せ楽に走れる。
この運転の余裕感は、コンパクトカーで得られる域を超えていると思います。
余力を感じ(実際車体は軽量なので、速く走る事も出来る)ゆったり走らせる事が出来る感覚は高級車のそれに近いです。

こんな車が、インドで生産出来るんです。
時代は変わった。
1年バレーノに乗った感想はこれに尽きます。

余談ですが、この1年バレーノにせっせと装着した室内の装備も

ETCとレー探以外は海外製です。
※大阪日本橋で買ってFGOの加藤段蔵までもC製
あっ、写真には映ってませんがナカミチのアンプとオーディオテクニカのスピーカーケーブルが日本製で(以下略

残念ながらバレーノは日本での販売を終了してしまいましたが、スズキを含む国内メーカーはこれからも海外の面白いモデルをガンガン日本に送り込んで欲しいと思います。
今日本の市場は軽自動車or高級車と二極化の様相を呈しており、尚且つ値段が高く似たような恰好ばかり(苦
メーカー側からすれば売れない車は造りたくないのは理解しますが、ならば少なからずいるであろう私みたいな上級国民ではない変態(笑)向けにタイ・インド・インドネシアといった右ハン左側通行の国から軽と高級車の間を埋めるモデルを輸入で補って欲しいと感じます。
最初に述べましたがバレーノは国産の品質には届かない部分は多々あります。
但し、その差は想像よりも遥かに小さく、これからも向上していく事でしょう。
そして品質の差よりも新興国モデルならではのチャレンジ精神=若々しさに魅力を感じます。

※個人の感想です。
チェコのシュコダもインドの工場で生産しています。
このオクタヴィアRS、中々カッケーと感じます。
リア周りが昔のアウディっぽいところが、オジサンの心を鷲掴みにします。
マフラーエンドが最近の独仏フェイク勢と違い、リアルなのも好感が持てますっ
お値段35,99,599ルピー。

1ルピー=1円が目安となるでしょうw
Posted at 2020/08/29 00:45:54 | |
トラックバック(0) | クルマ