●ツール・ド・フランス 第16ステージ Le Bourg-d'Oisans - La Toussuire 182 km
M・ラスムッセン(ラボバンク)が独走でステージ勝利!
アルプス山岳ステージ2日目です。
↑第16ステージのコースプロファイルです。
ラルプ・デュエズの麓の町、ル・ブール・ドワザンをスタートして、ラ・トゥッスイールまでの182kmです。
途中、3つの峠を越えます。
カテゴリー超級「コル・デュ・ガリビエ(標高2646m)」、カテゴリー超級「コル・ド・ラ・クロワ・ド・フェール(標高2067m)」、カテゴリー2級「コル・デュ・モラール(標高1638m)」を越えて、最後はラ・トゥッスイール(標高1705m)に上り切ってゴールします。
今年のツール、最後の頂上ゴールです。
激しい総合優勝争いが予想されます。
昨日、マイヨ・ジョーヌを獲得したF・ランディス(フォナック)がいよいよ総合優勝に王手をかけるか?(昨日のラルプ・デュエズで半分は王手をかけています。)・・・注目の山岳ステージです。
このステージ、「Jスポーツ」の放送はPM6:30のスタートからゴールまで延々6時間以上の中継です。
私は所用のため、PM10:00頃からの観戦になってしまいました。(^.^;
私も見られなかった、第1の峠、ガリビエ峠の雄大な景色をどうぞ↓。
こちらと
こちら。
レースは先頭を逃げる3人を後方から主要選手を含むメイン集団が追う展開です。
ガリビエ峠の下りを行く先頭は、S・カザール(フランセージュ・デ・ジュ)、T・ヴァリャベッチ(ランプレ・フォンディタール)、ラスムッセンの3人。
ゴールまで残り105kmでのタイム差は・・・。
(先頭3人)----3分50秒差----(ポポビッチ)
(先頭3人)----4分5秒差----(追走集団)
(先頭3人)----5分52秒差----(メイン集団)
下りでS・シャバネル(コフィディス)が落車。
再びスタートしています。
先頭3人と後続とのタイム差は、どんどん開いて行きます。
ゴールまで89kmでは・・・。
(先頭3人)----4分45秒差----(追走集団)
(先頭3人)----6分51秒差----(メイン集団)
ゴールまであと79kmでは・・・。
(先頭3人)----5分37秒差----(追走集団)
(先頭3人)----7分16秒差----(メイン集団)
ゴールまで79km地点のサンテチエンヌ・ド・キュイヌのスプリントポイントをヴァリャベッチ、カザール、ラスムッセンの順で通過。
そして次の峠、クロワ・ド・フェール峠の上りに入ります。
ゴールまで74km付近でカザールが遅れ出しています。
先頭は2人に。
追走集団からマイヨ・グランペールを着るD・デラフエンテ(サウニエ・デュバル)が遅れています。
山岳賞争いは、現状、ラスムッセンが優位に立っています。
メイン集団はフォナックが先頭を引いています。
マイヨ・ジョーヌのランディスのためにチーム全員で“お仕事”ですね。(^.^)
ゴールまで71kmでのタイム差は・・・。
(先頭2人)----6分16秒差----(追走集団)
(先頭2人)----6分53秒差----(メイン集団)
ゴールまで70kmあたりでしょうか?
ヴァリャベッチが遅れています・・・。
これで、先頭はラスムッセン一人になってしまいました。
ゴール手前66kmで追走集団はメイン集団に吸収されています。
ゴールまであと64.6kmでのタイム差は・・・。
(ラスムッセン)----2分30秒差----(カザール)
(ラスムッセン)----6分27秒差----(アスタルローサ)←1人で飛び出したようです。
(ラスムッセン)----6分47秒差----(メイン集団)
アスタルローサがメイン集団に吸収されます。
・・・と、L・ライプハイマー(ゲロルシュタイナー)がアタック。
長いクロワ・ド・フェールの上りです。
各選手はマイペースを維持していますね。
まだまだゴールまでは長い道のりです。(^.^)
ゴールまで61km。
(ラスムッセン)----5分54秒差----(ライプハイマー)
(ラスムッセン)----6分18秒差----(メイン集団)
ここで、メイン集団からD・モンクティエ(コフィディス)がアタック。
ゴール手前55.5km地点のクロワ・ド・フェール峠頂上をラスムッセンがトップで通過。
先頭を追うライプハイマーがカザールに追いつきました。
ゴールまで52kmでは・・・。
(ラスムッセン)----5分34秒差----(ライプハイマー、カザール)
(ラスムッセン)----7分48秒差----(モンクティエ)
(ラスムッセン)----8分12秒差----(メイン集団)
ライプハイマー、カザールが5分31秒遅れて、クロワ・ド・フェールの頂上を通過。
7分51秒遅れでモンクティエが単独で通過。
メイン集団は8分29秒遅れで通過します。
ラスムッセンは下りを快調に飛ばします。
凄いスピード感です。
この自転車とはとうてい思えないスピードには、毎回ワクワクします。(^.^)
クロワ・ド・フェールの下りが終わり、ラスムッセンは次のモラール峠の上りに入りました。
ゴールまで40.5kmでは・・・。
(ラスムッセン)----5分差----(ヴァリャベッチ)←まだ単独で走っているようです。
(ラスムッセン)----5分30秒差----(ライプハイマー、カザール)
(ラスムッセン)----8分29秒差----(メイン集団)
ライプハイマーとカザールもモラール峠の上りに入りましたが、カザールが遅れています。
おっと、前方にはヴァリャベッチの後ろ姿が見えますね。
ライプハイマーはヴァリャベッチを追います。
ライプハイマーがヴァリャベッチに追いついた。
2人で先頭を追走します。
ゴールまであと37km・・・。
(ラスムッセン)----5分21秒差----(ライプハイマー、ヴァリャベッチ)
(ラスムッセン)----7分23秒差----(メイン集団)
メイン集団では、マイヨ・ジョーヌのランディスはやや後方に位置しています。
追走の2人は、ずーっとライプハイマーが引き続けます。
メイン集団ではケスデパーニュの2人が先頭を引き、その後ろにはT-モバイルの選手達が控えています。
ランディスは依然、後方に位置しています。
ゴールまで残り35.5km地点、モラール峠の頂上をラスムッセンが通過。
ゴールまで33.5kmでのタイム差は・・・。
(ラスムッセン)----4分57秒差----(ライプハイマー、ヴァリャベッチ)
(ラスムッセン)----6分38秒差----(カザール)
(ラスムッセン)----7分20秒差----(メイン集団)
ラスムッセン、危ない!!
モラール峠の下り、右コーナーでコースアウトしそうになりました・・・w(゚o゚)w
昨年のツールでの個人タイムトライアルを思い出します。
何回も落車していましたね~。
ラスムッセンは下りが不得意なのでしょうか?
ライプハイマーとヴァリャベッチが4分44秒遅れでモラール峠の頂上を通過。
メイン集団ではA・メルクス(フォナック)に引かれたランディスが手段前方に上がっていきます。
カザールが6分58秒遅れで頂上を通過。
メイン集団も7分21秒遅れで通過。
ラスムッセンはこの下りでミスを連発です。
モラール峠の下りは、タイトなコーナーの連続でライン取りとスピードコントロールが要求されるテクニカルな下りですね。
ラスムッセンはライン取りが悪いように感じます。
アウト・イン・アウトのメリハリがなく、インに直線的に突っ込んで、コーナーをパスし終える際にコースアウトしそうになる場面が度々・・・(^.^;
ゴールまで26km・・・。
(ラスムッセン)----4分40秒差----(ライプハイマー、ヴァリャベッチ)
(ラスムッセン)----6分51秒差----(カザール)
(ラスムッセン)----7分20秒差----(メイン集団)
ライプハイマーはヴァリャベッチを先行させて1人で下っています。
この下りを慎重にクリアーしたいようです。
ラスムッセンはモラール峠を下り切り、最後の上り、ゴールのラ・トゥッスイールに向かって上り始めました。
ゴールまであと18kmでのタイム差は・・・。
(ラスムッセン)----4分45秒差----(ライプハイマー)
(ラスムッセン)----6分50秒差----(メイン集団)
ライプハイマーがようやくヴァリャベッチに追いつき、ゴールまで20kmを通過。
メイン集団も最後の上りに突入。
先頭はメルクスが引きます。T-モバイルも4人いますね。
ヴァリャベッチが遅れています。
ライプハイマーは単独で走ります。
ゴールまで15km・・・。
(ラスムッセン)----4分6秒差----(ライプハイマー)
(ラスムッセン)----6分20秒差----(メイン集団)
メイン集団の先頭を昨日ステージ優勝したF・シュレック(CSC)が引きます。
メルクスは脱落・・・ランディスのアシストは誰もいなくなりました・・・。
ゴールまで残り13.3kmでは・・・。
(ラスムッセン)----3分57秒差----(ライプハイマー)
(ラスムッセン)----4分20秒差----(ヴァリャベッチ)
(ラスムッセン)----6分10秒差----(メイン集団)
おっ! D・メンショフ(ラボバンク)がアタック!
O・ペレイロ(ケスデパーニュ)、M・ロジャース(T-モバイル)が反応して追走。
少し間を置いて、C・エヴァンス(ダヴィタモン・ロット)、J・アセベド(ディスカバリー・チャンネル)が追いかけます。
M・ボーヘルト(ラボバンク)が遅れている・・・。
メンショフ、ペレイロ、ロジャース、エヴァンスの4人が先行するも、E・マッツォレーニ(T-モバイル)が集団を引いて、この4人を吸収します。
ゴールまであと12kmでのタイム差は・・・。
(ラスムッセン)----3分49秒差----(ライプハイマー)
(ラスムッセン)----5分43秒差----(メイン集団)
メイン集団はT-モバイルが先頭で引いています。
メンショフ、エヴァンス、A・クレーデン(T-モバイル)、ランディスも集団前方にいます。
D・クーネゴ(ランプレ・フォンディタール)は集団後方で付いている。
ゴールまで10.6km付近で、C・サストレ(CSC)がアタック!
あ~っ! マイヨ・ジョーヌのランディスが遅れている~っ!w(゚o゚)w
これを勝機と見たのか、メンショフがペースアップ!
ランディス、孤独の戦いが続いている・・・。
ゴールまで9.2km・・・。
(ラスムッセン)----3分49秒差----(ライプハイマー)
(ラスムッセン)----4分32秒差----(サストレ)
(ラスムッセン)----5分57秒差----(ランディス)
ランディスの足が止まっています。
力の無いペダリング・・・。
差がどんどん開いているようです・・・。
ゴールまで8.2kmでは・・・。
(ラスムッセン)----3分35秒差----(ライプハイマー)
(ラスムッセン)----4分7秒差----(サストレ)
(ラスムッセン)----6分27秒差----(ランディス)
ラスムッセンとメイン集団とは4分29秒差のようです。
メイン集団には現在総合2位のペレイロもいます。
この時点で暫定のマイヨ・ジョーヌはペレイロに決定です。
サストレがライプハイマーに追いついた!
ゴールまで5.7km・・・。
(ラスムッセン)----3分31秒差----(サストレ、ライプハイマー)
(ラスムッセン)----4分6秒差----(メイン集団)
(ラスムッセン)----7分31秒差----(ランディス)
ランディス、大ブレーキ!
彼にとって絶望的な展開が続いています。
次々に他の選手達がランディスを追い越していきます・・・。
サストレがさらにペースアップ。
ライプハイマーが遅れます。
ラスムッセンがゴールまで残り5kmを通過。
ゴールまで4.8km。
(ラスムッセン)----3分20秒差----(サストレ)
(ラスムッセン)----3分52秒差----(メイン集団)
(ラスムッセン)----7分53秒差----(ランディス)
ランディスの総合優勝が遠退いて行く・・・。
ゴールまで残り4km。
(ラスムッセン)----3分10秒差----(サストレ)
(ラスムッセン)----3分50秒差----(メイン集団)
(ラスムッセン)----8分17秒差----(ランディス)
メイン集団はマッツォレーニが先頭。
クレーデンが2番手にいます。
メンショフ、ペレイロも健在。
メイン集団は、ゴール前5km付近でメンショフがペースアップ。
ライプハイマーを追い越し、ついて来たクレーデンがさらにペースアップ。
C・モロー(AG2R)が苦しい・・・遅れました・・・。
クレーデンのペースアップでメイン集団は崩壊!
クレーデンに付いて行けたのは、ペレイロとエヴァンスの2人だけ!
ペレイロは頑張っています。(^.^)
その後方で、メンショフ、ライプハイマー、デッセル、モロー、P・カウッキョーリ(グレディ・アグリコル)の5人が追走。
ラスムッセンがゴールまであと3kmを通過。
追走の3人はペレイロが先頭。
クレーデン、エヴァンスの順で続きます。
さらにその後方では、モローがデッセルを引いて上っていきます。
あ~・・・メンショフがモロー、デッセルから遅れをとっている・・・。
ゴールまで2.3km。
(ラスムッセン)----2分31秒差----(サストレ)
(ラスムッセン)----3分9秒差----(ペレイロら3人)
(ラスムッセン)----3分34秒差----(デッセルの集団)
ラスムッセンは頑張っています。
タイム差は詰められてきていますが、逃げ切れるでしょう。
ゴールまで残り1kmをラスムッセンが通過。
ラスムッセン、力強いペダリング!
ゴールまで900mでのタイム差は・・・。
(ラスムッセン)----2分12秒差----(サストレ)
(ラスムッセン)----2分42秒差----(ペレイロのグループ)
(ラスムッセン)----9分23秒差----(ランディス)
ランディスは相当遅れています。
総合優勝争いから完全に脱落しました・・・。
ゴール前に現われたラスムッセン。
ジャージのジッパーを上まで閉めて“身だしなみを整える時間”です。
嬉しさと疲れが入り混じった表情を見せます。
ラスムッセンが両手を広げてゴール!
ステージ優勝です!
ゴールシーンは
こちら。
サストレが来ました。
すばらしいアタックを見せてくれましたね。
サストレ、ゴール!(+1分41秒遅れ)
ペレイロがゴール前でスパート!
ペレイロ、ゴール。(+1分54秒差)
直後にエヴァンス、クレーデンがゴール。(+1分56秒遅れ)
モロー、デッセル、カウッキョーリがゴール。(+2分37秒遅れ)
デッセル、頑張りました。
ライプハイマーもゴールに来ました。(+3分24秒遅れ)
メンショフがロジャース、マッツォレーニらと共にゴール。(+3分42秒遅れ)
クーネゴもゴールしました。(+4分21秒遅れ)
チームメイトに引かれたランディスはペースが上がりません。
刻々とタイムが経過していきます・・・。
TV画面のタイム表示は、総合優勝が水泡に帰した事実のみを伝えています・・・。
メルクスに引かれたランディスは
こちら。
ランディスがゴールにようやくたどり着きました。
ランディス、ゴール。(+10分4秒遅れ)
総合成績は大きく変動しました。
総合トップ、マイヨ・ジョーヌはペレイロが獲得。
2位にサストレがジャンプアップ(+1分50秒差)。3位はクレーデンが入りました+2分29秒差)。
以下の成績は・・・。
4位 デッセル +2分43秒差
5位 エヴァンス +2分56秒差
6位 メンショフ +3分58秒差
7位 ロジャース +6分47秒差
8位 モロー +7分3秒差
9位 ライプハイマー +7分46秒差
10位 H・ツベルディア(エウスカルテル) +8分6秒差
11位 ランディス +8分8秒差
マイヨ・ヴェールはR・マキュアン(ダヴィタモン・ロット)がキープ。
マイヨ・グランペールはラスムッセンが獲得しました。
ランディスは8分以上のタイム差ですか~。
総合優勝は不可能なタイム差ですね。
昨日のラルプ・デュエズの走りとは全く正反対な今日の走り・・・。
同一人物とは思えない走りでした。
いわゆる、ステージレースの中で1日は起こると言われる“厄日”がこのステージに当たってしまったのでしょう。
ツールは何が起こるのか分かりません。
3週間の長いレースは、体力・精神力の消耗が激しいですから・・・。
その限界の中、毎日走り続けることがいかに難しいか・・・このステージで改めて実感しました。
このステージに優勝したラスムッセンはレース序盤から果敢に攻めましたね。
昨年のステージ優勝と同じ勝ち方でした。
長旅、本当にご苦労様!(^.^)
今年はダメかと思われた山岳賞も獲得し、ラスムッセンにとってサイコーのツールになりました。
(まだ、明日に山岳ステージがあるのでまだ山岳賞は確定ではありませんが・・・。)
ペレイロは頑張りましたね。
出来すぎとも言える結果だったのではないでしょうか?
私は最後の上りで遅れると思っていましたから。(^.^;
努力の甲斐が合ってマイヨ・ジョーヌを獲得しましたね~。(^.^)
総合成績もかなり入れ替わり、ますます混戦模様のツールです。
今日の第17ステージはアルプス3日目の山岳ステージです。
ゴール手前のカテゴリー超級「ジュプラーヌ峠」で勝負が決まりそうです。
さて、今夜も目が離せません!o(^∇^)o
この白熱したステージの模様はフランスのTV局、「アンテン2」のストリーミング映像でどうぞ。(
こちらから。)
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