●ツール・ド・フランス 第11ステージ Tarbes - Val d'Aran/Pla-de-Beret (Spain) 206.5 km
D・メンショフ(ラボバンク)がステージ勝利!
ピレネー山岳ステージ2日目です。
タルブからヴァル・ダラン/プラ・ド・ベレにゴールする206.5kmのコースです。
カテゴリー超級「コル・ドュ・トゥルマレー(標高2115m)」、カテゴリー1級「コル・ダスパン(標高1489m)」、カテゴリー1級「コル・ド・ペイルスルド(標高1569m)」、カテゴリー1級「コル・ドュ・ポルティヨン(標高1293m)」の4つの峠を越えて、最後にカテゴリー1級「プラ・ド・ベレ(標高1830m)」に上り切ってゴールです。
難易度の高い山岳ステージ。総合優勝者が絞り込まれることが予想されます。
レースはコース最初の峠、トゥルマレー峠の上りを4人の選手が逃げています。
メンバーは、F・ヴェークマン(ゲロルシュタイナー)、J・A・フレチャ(ラボバンク)、I・カマニョ(エウスカルテル)、D・デラフエンテ(サウニエ・デュバル)の4人です。
トゥルマレー峠を上る4人の模様は
こちら。
ゴールまで残り143km地点で、先頭4人と後続のメイン集団とのタイム差は7分13秒あります。
集団は、昨日マイヨ・ジョーヌを獲得したC・デッセルが所属するAG2Rチームが先頭で集団を引っ張ります。
トゥルマレー峠の上りで、山岳に期待がかかっていたI・マヨ(エウスカルテル)が遅れています。
昨日も上りで遅れていましたので、体調不良なのでしょうか?
撮影するモーターバイクにマヨ本人が何か言っています。
「俺を映すな!」とでも主張しているような雰囲気ですね。(怒っているみたいです。)
P・サヴォルデッリ(ディスカバリー・チャンネル)も遅れています。
う~ん、苦しい走り・・・活躍してくれると思っていたのですが・・・。
ゴールまで132km。
先頭4人とメイン集団とのタイム差は4分34秒です。
トゥルマレー峠頂上手前でヴェークマンがアタック。
デラフエンテが追います。
ゴールまで129.5km地点。トゥルマレー峠の頂上をヴェークマン、デラフエンテの順で通過。
下りに入ります。
トゥルマレー峠の絶景は
こちらからどうぞ。
メイン集団からM・ラスムッセン(ラボバンク)が抜け出します。
山岳ポイントを取りに行くアタックですね。
すかさず、T・ヴォクレー(ブイグテレコム)が追いかけ合流。
2人で頂上を目指します。
トゥルマレー峠頂上をヴォクレー、ラスムッセンの順で通過。
メイン集団も通過しました。
この下りでフレチャが先頭2人に追いつき、先頭は3人に。
その後、カマニョもジョインして、先頭は4人になりました。
ヴォクレーが単独で先頭の4人を追います。
ヴォクレー、気合いが入っています。
ゴールまで110kmでのタイム差は・・・。
(先頭2人)----3分57秒差----(ヴォクレー)
(先頭2人)----5分49秒差----(メイン集団)
次はアスパン峠の上りです。
先頭の4人は順調に上っています。
しかし、ヴォクレーの追い上げは素晴らしく、タイム差は3分10秒にまで縮めました。
ゴールまで99.5km地点のアスパン峠の頂上をヴェークマン、デラフエンテの順で通過。下りへ入ります。
アスパン峠を越えてからのヴォクレーの追走はスゴイですね。タイム差をどんどん縮めます。
次のペイルスルド峠の上りにさしかかる頃には、それまで3分以上あった差を37秒にまで詰めてきました。w(゚o゚)w
ゴール手前79km。
先頭の4人からカマニョが遅れだします。
そして、フレチャも遅れました・・・。
ヴォクレーは先頭とのタイム差を20秒にまで縮めたものの、ヴェークマンとデラフエンテがペースを上げたためか、ゴールまで75km地点では1分にまで差が広がってしまいます。
ヴォクレーもスタミナ切れか・・・。
ゴールまで72km、ペイルスルド峠の上りは、先頭をヴェークマン、デラフエンテの2人。
ヴォクレーが単独で追走しています。
メイン集団はAG2Rがペースメイキング。
ゴールまで71kmでのタイム差は・・・。
(先頭2人)----2分31秒差----(ヴォクレー)
(先頭2人)----3分17秒差----(メイン集団)
先頭の2人は良いペースで上ります。
ボクレーは追いつくには厳しい走りです・・・。
ペイルスルド峠の頂上手前で、デラフエンテがスパート。
ヴェークマンが置いて行かれます。
ゴールまで70.5km地点、ペイルスルド峠の頂上をデラフエンテがトップで通過。
ヴォクレーはメイン集団に吸収されました。
集団の先頭をM・ボーヘルト(ラボバンク)とラスムッセンが引きます。
またラスムッセンが頂上を目の前にスパート。
ペイルスルド峠の頂上を3分遅れでラスムッセンが通過。
メイン集団も通過します。
デラフエンテがトップで下って行きます。
メイン集団も時速80km/hで追います。
ゴールまで61km。
ヴェークマンが下りでデラフエンテに追いついてきました。
これで先頭は2人に。
ゴール手前59kmでのタイム差は・・・。
(先頭2人)----2分30秒差----(フレチャ)←まだ集団には捕まっていないようです。
(先頭2人)----3分24秒差----(メイン集団)
ゴールまで55.5km地点、リューションの街を通過。
次のポルティヨン峠の上りが始まります。
ゴールまで53km付近。ポルティヨン峠の上りでヴェークマンが遅れ始めます。
デラフエンテは単独で上ります。力強いペダリングです。
先頭から脱落したフレチャは、メイン集団に吸収されてしまいました。
ここで、マヨがリタイヤしたという速報がTV画面に出ました。残念・・・。
ゴールまで51.5km。
T-モバイルの選手がメイン集団の先頭に出てきてペースアップ!
この時点でのタイム差は・・・。
(デラフエンテ)----50秒差----(ヴェークマン)
(デラフエンテ)----3分20秒差----(メイン集団)
T-モバイルのペースアップによって、メイン集団から選手がどんどん千切れていきます。
Y・ポポビッチ(ディスカバリー・チャンネル)、マイヨ・ジョーヌのデッセルも遅れて行きます・・・。
集団の先頭では、M・ケスラー(T-モバイル)が鬼の先頭引き!
後ろにはチームエースのA・クレーデンも控えています。
ゴールまで50kmでのタイム差は・・・。
(デラフエンテ)----1分差----(ヴェークマン)
(デラフエンテ)----3分8秒差----(メイン集団)
デッセルが後方で苦しい走り・・・頑張ってほしい!
集団内にはG・シモーニ(サウニエ・デュバル)、D・クーネゴ(ランプレ・フォンディタール)の姿も見えます。
ゴールまで48.8kmでは・・・。
(デラフエンテ)----2分33秒差----(ヴェークマン)
(デラフエンテ)----3分30秒差----(メイン集団)
ヴェークマンが集団に吸収されます。
デラフエンテがポルティヨン峠頂上まであと2.5km地点を走っています。
体を左右に振っての走りではありますが、快走を続けています。
あ~っ・・・クーネゴが遅れています。
G・ヒンカピー(ディスカバリー・チャンネル)も脱落・・・。
集団の先頭では、ケスラーがお役御免・・・ということで、後方へ退き、変わってM・ロジャース(T-モバイル)が先頭を引きます。
今日はT-モバイルが積極的にレースを作っています。
シモーニが集団の最後尾で付き位置(そのまま付いて行く状態)・・・調子が悪いのでしょうか?
ゴールまで47km。タイム差は・・・。
(デラフエンテ)----2分5秒差----(メイン集団)
(デラフエンテ)----3分39秒差----(デッセルの集団)
ここにきて、ボーヘルト、ラスムッセンのラボバンク・コンビが集団の先頭を引きます。
後ろには、C・モロー(AG2R)、F・ランディス(フォナック)、L・ライプハイマー(ゲロルシュタイナー)の姿が見えます。
ゴールまで46km。
(デラフエンテ)----1分39秒差----(メイン集団)
(デラフエンテ)----3分43秒差----(デッセルの集団)
集団が追い上げてきました。
ゴールまで残り45.5km地点。ポルティヨン峠の頂上をデラフエンテが先頭で通過。
メイン集団は15人とメンバーが少なくなっています。
メイン集団は1分24秒遅れて頂上を通過。
C・サストレ(CSC)が下りで落車!
ポルティヨン峠を下り切り、いよいよ最後のプラ・ド・ベレの上りへ向かいます。
ゴールまで33km。
下りでメイン集団に追いついてきたクーネゴがアタック!
アロヨ(ケスデパーニュ)が付いて行きます。
ゴールまで32km。
(デラフエンテ)----53秒差----(クーネゴ、アロヨ)
(デラフエンテ)----2分3秒差----(メイン集団)
ゴールまで30km。
(デラフエンテ)----34秒差----(クーネゴ、アロヨ)
(デラフエンテ)----2分44秒差----(メイン集団)
クーネゴ、アロヨの2人がデラフエンテに近づきます。
デラフエンテはしきりに後ろを振り返り、追走する2人を気にしている様子。
ゴール手前28kmで、クーネゴ、アロヨがデラフエンテに追いつきます。
これで、先頭は3人になりました。
ゴールまであと27km。
(先頭3人)----55秒差----(メイン集団)
(先頭3人)----2分4秒差----(デッセルの集団)
良いペースで逃げている3人ですが、徐々にメイン集団が追い上げ、ゴールまで25kmではタイム差は24秒にまで迫ります。
デラフエンテ、脚が攣ったのでしょうか?
左足をペダルから外し、ストレッチをしています。
先頭3人はあきらめました。
メイン集団が3人を吸収します。
メイン集団の先頭はラスムッセンが引き続けます。
クーネゴ、遅れて行きます・・・。
今度はラスムッセンに変わり、チームメイトのボーヘルトが集団の先頭を引きます。
このハイペースのため、何と!シモーニが遅れだしています!
山岳スペシャリストが次々に脱落していきます・・・。
ボーヘルト、相変わらず鬼の先頭引き!
2番手にメンショフがいます。
明らかにボーヘルトはメンショフのアシスト役ですね。
あ~、ここでフランス期待のモローが脱落・・・。
ゴールまであと10km。メイン集団(以下、先頭集団)は7人にまで絞り込まれました。
メンバーはボーヘルト、メンショフ、サストレ、クレーデン、ライプハイマー、ランディス、C・エヴァンス(ダヴィタモン・ロット)の7人。
実質、今年のツールの総合優勝争いはこの中で繰り広げられることになりそうです。
ゴール手前8kmになって、クレーデンが集団後方で苦しい表情・・・。
おっと! ここでメンショフがアタック!
この揺さぶりでクレーデン、ボーヘルトが遅れました・・・。
ゴールまで7km。
先頭集団は5人になりました。
各選手がお互いの動きを警戒しています。
ゴールまで残り6km。
まだ動きが出ません。嵐の前の静けさか・・・?
ゴールまで残り5kmでのタイム差は・・・。
(先頭5人)----22秒差----(クレーデン)
(先頭5人)----52秒差----(モロー)
(先頭5人)----3分33秒差----(デッセルの集団)
ゴールまで4km。
ランディスが先頭に出ました。
先頭5人とクレーデンとのタイム差は32秒。
大観衆と先頭5人の模様は
こちら。
ゴールまで残り3kmを先頭の5人が通過。
あっ! ライプハイマーがアタック!
メンショフとランディスが反応して追う!
ライプハイマーに追いつき、メンショフがカウンターアタック!
ランディスが追い、自分も負けじとメンショフを追い越して先頭に立つ!
このアタック攻勢でサストレ、エヴァンスが遅れます・・・。
ゴールまであと2kmを先頭の3人が通過。
サストレは1人でペースアップし、先頭を追います。
ゴールまで残り1kmを先頭3人が通過!
ライプハイマーが先頭に出ません。
ゴールスプリントに備えて、3番手の優位な位置をキープしたいようです。
先頭はランディス、2番手にメンショフ。ライプハイマーは3番手。
ゴール前300m(?)を切り、メンショフがアタック!
残り200mを切った!
メンショフ先頭でゴールへ!
ライプハイマーが迫るが、メンショフ、1着でゴール!
メンショフ、ステージ優勝です。
2位、ライプハイマー。3位、ランディスでした。(同タイム)
ゴールシーンは
こちらと
こちら。
4、5位でエヴァンス、サストレがゴール。(+17秒遅れ)
6位にアシストで頑張ったボーヘルトがゴール。(+1分4秒遅れ)
7位~9位は、H・スベルディア(エウスカルテル)、F・シュレック(CSC)、クレーデンの順でゴール。(+1分31秒遅れ)
デッセルはマイヨ・ジョーヌを死守することができるでしょうか?
ランディスから遅れること4分37秒までにゴールできればマイヨ・ジョーヌはキープできます。
必死の形相のデッセル・・・タイムは刻々と刻まれて行きます・・・。
間もなくデッセルがゴール・・・タイム差は微妙・・・。
あ~、ダメです。ランディスがゴールしてから4分37秒をオーバーしてしまいました・・・。
デッセルは+4分45秒遅れでゴール・・・マイヨ・ジョーヌを失いました・・・。
総合成績では、総合トップのマイヨ・ジョーヌはランディスが獲得。
2位、デッセル(+8秒差)。3位、メンショフ(+1分1秒差)でした。
その他の有力選手は・・・。
4位 エヴァンス +1分17秒差
5位 サストレ +1分52秒差
6位 クレーデン +2分29秒差
7位 ロジャース +3分22秒差
8位 J・M・メルカド(アグリチュベル) +3分33秒差
9位 モロー +3分44秒差
10位 M・フォーテン(ゲロルシュタイナー) +4分17秒差
・
・
13位 ライプハイマー +5分39秒差
14位 ボーヘルト +5分54秒差
・
・
22位 シモーニ +8分52秒
マイヨ・ヴェールはR・マキュアン(ダヴィタモン・ロット)と変わらず。
マイヨ・グランペールは、今日活躍したデラフエンテが獲得しました。
ポルティヨン峠のT-モバイル、プラ・ド・ベレのラボバンクのペースアップに対応できた3人、ランディス、メンショフ、ライプハイマーは強かったですね。
山岳スペシャリストのシモーニは全く出番がなく撃沈でした・・・。
山岳スペシャリスト達に期待したのですが・・・。予想は大ハズレ・・・(^^;;)
しかし、私が注目していたメンショフは活躍しましたね。(ポポビッチはダメでしたけど・・・。)
昨年のブエルタ・ア・エスパーニャでの孤軍奮闘ぶりと、山岳でエラスに喰らいついて行ったあのファイトが印象に残っていました。
メンショフは総合タイムでも良い位置にいますね。
しかし、チームメイトのボーヘルト、ラスムッセンの働きは素晴らしかったです。
上りでメンショフへの献身的なアシストをする姿に心が打たれました。(^.^)
総合優勝はトップから3分以内の選手で争われそうですね。
6位のクレーデンまででしょうか?
明日からアルプス山脈までは、南フランスでの“つなぎ”のレースが続きます。
次の山場は、アルプス山中、伝説のラルプ・デュエズの上りです。
「Jスポーツ」の6時間にも及ぶロングラン放送に合わせて、私のブログもロングランになってしまいました。(;^_^ Aハンセイデス・・・
最後までお読みいただきました方々には、お礼を申し上げます。
この長文にお付き合い下さり、ありがとうございました。m(_ _)m