
今日は福井県にツーリングに行ってきました。クラブの所属員やみんカラ友達なども参加して、一日楽しんできました。
さて、そんな中で仲間の車両や自分の車両で興味深い事が3つ程発見できました。
1.Fidanzaのフライホイールはかなりスゴイ。
みん友のコウヨウさんや、今回のツーリングに参加されたkagastaさんの車両に装着されているのが、米Fidanza社のフライホイール。純正が
約15kgあるのに対して、
5kg弱しかありません。
今回、kagastaさんの車両に試乗させて頂いたのですが、これの何がどうスゴイって、こんだけ軽くなってるのに、ゼロ発進・・・というよりも、
アイドリングだけでスロットル一切開けずにクラッチをゆっくり繋いでいった時の感覚が、純正とほとんど変わらなかったんです。
もっと詳しく書くと、一般的な車庫入れで一番多い、
1速やリバースでアイドリング回転だけで進んでいくのが、純正とほとんど同じ感覚でできるんです。自分の車両で渋滞時に多用している、アイドリング回転だけで1速から2速へシフトアップして15km/h位で進んでいく・・・のは、このフライホイールでやるのは流石にちょっと苦しそうだったんですが、
純正の軽量加工で使い勝手を維持するのは2割減位までが限度という先入観があっただけに、これは本当に衝撃を受けました。次回のクラッチ交換の際には交換決定と思います。
2.純正7JホイールでもGTO中期16インチ4Potキャリパーが問題なく付けられる事が判明。
これも絵面的にはかなり衝撃を受けました。このキャリパーは、私が
元々FCブラケットに付けてみるつもりで購入したものの、純正7Jとの組み合わせは恐らく不可能だろう・・・と判断して、この車両のオーナーさんに譲渡していたものでしたが、
この辺りの記事でみん友の1990式さんからはどの時期の何Potかは不明なものの、GTOキャリパーの移植は出来る事は出来るらしい話は聞いていましたが、まさか
MITSUBISHIロゴの対向4ピストン&純正7Jの組み合わせの実物を目の当たりにする事が出来るとわ・・・(;´Д`)
オーナーさんによるとローターは純正、スペーサーは20mmのワイトレ、後はFCブラケットをベースに幾つかブラケットを追加しただけで、部品そのものへの加工は一切してないそうです。パッドがかなりデカくなってるので、本当の意味で効きが段違いになったそうで、お蔵入りだった部品がちゃんと活用されてヨカッタヨカッタ(*´∀`*)という話でした。
なお、これを上回るキャリパーとなると、
北米で売られていたブレンボ流用キットか、GTO最終の6Pot位しかないと思うのですが、前者はローターごと交換が前提、後者も昔雑誌の記事で見たGTO6Potを組んでいるキャブターボのVRは、確かホイールもローターも社外だったと記憶しています。
3.トリップと実走行のズレはタイヤ外径関係なかった。
最後は銀VR号の話。今回の遠征では純正7J/8Jにスタッドレス組んだものに交換して行ったのですが、やっぱりGPSメーターとの比較では8km位の速度のズレがありました。245/45R16より225/50R16の方が外径が大きいので、多少はマシにはなるんですが、誤差程度の違いしかなかったです。どちらも、GPSで108km走っても、オドでは100kmしか走ってない事になる計算です。
こうなると、ズレの原因は2.0Vのミッションのメーターギア比と2.6VRのメーターの組み合わせに起因するものとしか考えられないので(
ギア自体は移植して同じもの使ってるんですけどね)、根本的には2.6VRのミッションを移植し直さないと治らない事になります。まぁ、現状ミッションには特段問題がないので、給油時の燃費計算の際に
トリップの距離×1.08の補正計算すればいいだけなんですけどね。
銀VR号は補正計算すれば燃費が良くなるのでいいのですが、タイヤの外径が小さくなっている事(5.00-12→145R12)が原因で、GPSで60km走っても、オドでは55kmしか走ってない事になる計算のGX号の場合は、
オドの距離×0.92の補正計算が必要になるので、補正計算すると燃費が悪くなるのが困りものです。手持ち車両でGPSとトリップの距離がきちんと合うのは165/70R13を組んだ時のトライ号だけで、後はバイクも車も全部なにかしらの距離のズレは出ています。
自分の車、他の人の同車種に比べて妙に燃費が悪いとか、駆動系のギア比変えたのに何故かメーター読みでの速度に変化が見られないとか、結構飛ばしてるはずなのに幹線道路の流れに取り残される・・・とかいった場合には、一度GPSで実際の速度と距離積算をメーター読みの数字と比較してみて下さい。
ひょっとすると、
GPSとメーター読みに結構大きなズレがあるのかもしれませんよ。車検でのスピードメーター試験は、
40km走行である事をパッシングで自己申告するだけなので、例えメーターの誤差が物凄くても動いてさえいれば、予めズレを補正した速度に達した時にパッシングする事で、車検は通ってしまいますので・・・。もっと極端に言うと、ギア比と回転数と速度の組み合わせが頭に入ってさえいれば、スピードメーター動かなくても、タコメーターさえ動いていればスピードメーター試験を通過する事は可能だったりもしますので・・・。
追記:よくよく考えてみたんですが、現状銀VR号でスピードメーターの誤差が大きいのは、もしかするとデフの減速比が違うからかもしれません。2.0は減速比が3.909、2.6VRは3.545なので、100km時で約11kmズレる計算になります。タイヤ外径の違いによる誤差も含めると、大体10km弱のズレに収まると思います。載せ替えた当時はメーターギアだけ合わせれば大丈夫だろう・・・としか思っていなかったのですが、誤算でしたね。。。
Posted at 2014/12/01 01:09:16 | |
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