
5走の2、第6回NAPAC走行会は3度目となる
FSWレーシングコース開催で、12秒前半が目標。 日曜日とは打って変わって、過ぎるくらいの秋晴れで富士山が美しい。 平日の割りに混雑もなく早めに到着し、リアタイヤの左右入れ替え作業を行う。 裏組み拒否で、タイヤに対する信頼がまったくなくなったため、少しでもとの気休めだ。 もうひとつ、リキモリをDIYするつもりでいたが、前日にあきらめた。 それは、
日曜のブレーキ交換時に痛めた右肋骨下の痛みのため。 直後も、昨日もそんなにひどくなかったのはずなのだが、これが今日の重大なポイントとなった。 荷物おろし、タイヤローテ時も結構痛んだが、なんとか乗り切ってドラミへ。
日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会というその道のプロが主催するだけに、わずか2時間枠だというのにすごい仕掛け。 プロドライバーx6にエンドレスレディーx2。 単独走行会にRQが来るというのはめったにないこと。 当然ながら協賛品も豪華で、先のエイトリアンカップを遥かに凌ぐ。 とにかくPOTENZA1台分x2、これが欲しい! 谷口選手によるFSW攻略法が70%は漫才だったが、残りの30%が的確につぼを押さえており参考になった。 ただ、長すぎて直後の走行の方々は気が気ではなかった筈だ。
案内にはプロによる同乗走行があるとだけ書かれていて、全然詳細不明だったのだが、ドラミ終了後、希望者は名前を書いてくださいとか言っていたので、急ぎ受付で記入。 なんと谷口選手の枠が空いており、めでたく予約できた。 FRは彼だけだったし、6人の中では1番良く知った方だ。
ドラミ終了1:50。 同乗2:15。 ゼッケンはドラミ直前に渡されたので、大急ぎで準備して集合場所へ。 自分の車を運転してもらえるようだった(同乗ドライバーの意思による)ので、急ぎ車を回してお願いすると、2つ返事でOK。 マイエイトで同乗することになった。 思いもよらないことだったので、舞い上がってしまった。 なんたって、この谷口選手、先週ここでGT300クラス優勝している。 こんなチャンスめったにない。
乗り込む込むとP-LAPの確認。 きっちりタイム出してくれるらしい。 コースインするといきなり質問攻めにあう。 富士は3回目、目標は12秒台と伝えると今度は、”ブレーキは何?”、”足は?”、”ア、アクレの2番目のやつです”、”ア、アラゴスタで、減衰最強にしてます。” だんだんペースが上がって、テクニカルセクションに差し掛かって青ざめた、”
肋骨痛い!。” ポイントを解説しながら、かなりアグレッシブに(少なくとも自分はそう感じた)走っていただけて、”えっ、そこを追い越しますか!”なんてシーンも。 考えてみれば、超高速ドリフトしながら、サイド・バイ・サイドで駆け抜けてゆく方だから、軽いウォーミングアップ程度でしかないのかもしれない。 で、タイムは12秒6。 目標タイムを出すには、この横Gによる痛みに耐えねばならない。 ”無理だ”と思った。 最後の周回で、選択すべきギアを教えていただいたり、車の状態にも言及してもらいながら、ピットへ。 アンダー傾向だが、小さいコーナーでオーバーが出るとのことだが、気にするほどでもないとのこと。 車を降りた後、右リアタイヤを覗き込んだ。 何も言わなかったが、やはり、おかしいと気づいたのだろう。 さすがだ。
悔いが残るのは、ビデオ電源入れてなかったこと。 よもや自分の車でいけるとは思わなかったので残念。 しっかし、肋骨の痛みは想像以上で、”
こりゃ無理だわ”と思いつつ、そのままピットレーンから、1本目の走行に入った。 だてにモーター”
スポーツ”と名乗っていない。 怪我をしてれば成績は残せないのだ。 (
走行編に続く)
谷口選手の講義に聞き入るエンドレスレディ@ドラミ
Posted at 2007/11/16 01:15:46 | |
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