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後期フィエスタにはあるのに前期フィエスタにはないもの…

いろいろありますが，そのひとつがアシストグリップ。

国産車でも下位グレードでは省略されることのある装備ですが，ないと意外と困ります。まず，狭い場所での乗り降りなどの際，サイドドアを隣のクルマにぶつけないように体重を預ける場所としてアシストグリップがないのは不便に感じます。

また，コーナーを曲がる際や山道を走る際に，同乗者にとっては掴まるところがなく身体が揺すられるため不満が出たりします。とりわけ，腰痛持ちの方にとってはアシストグリップがないのはかなりしんどいようです。


他の欧州フォード車には運転席，助手席，後部座席の全てに天井にアシストグリップが装着されていたりします。末弟のフィエスタではコスト削減のために削られているのだろうと理解していましたが，後期型のフィエスタには助手席側のみながらアシストグリップが着いていることに気づきました。

ディーラーで前期型にもアシストグリップを着けられないか尋ねてみたところ，装着できないとの回答。その後，天井デッドニングの際にボディ（ルーフレール）をよく見てみると，アシストグリップ用と思われるマウントが全てのサイドドアの上部に存在していました。

そこで，フォードジャパン直営店やフォードお客様相談室に（しつこく）前期型にアシストグリップを装着できないか尋ねたところ，やはりできないとの回答…

いきつけのディーラーでいつもお世話になっているメカの方にあらためて（しつこく 汗）相談すると「装着できるかもしれない。でも後期型と天井の内張の形状が異なるので，装着できたとしてもキレイに装着できないかも」とのことでした。

部品代を調べてもらうとハンドルとリテーナー合わせて2000円程度と高くないので，試しに取り寄せて着けてみようということになりました。


その結果が画像です。やはり内張にややシワができてしまうものの，無事に装着できました。非常にレアなプチ改造例になったかもしれません（笑）。


アシストグリップ装着のほか，

・ヘッドランプ（ロー）HID化（ユアーズ，HIDフルキット，55W H7 4600K）
・ヘッドランプ４灯（ロー＆ハイ）同時点灯化（BELLOF，4灯ヘッドライト用同時点灯ハーネス）

・ウォッシャータンクキャップ交換（青いモノ）

・フロントナンバープレート固定位置変更（バンパー上部ラインとプレート上辺をツライチに）
・リアクロームガーニッシュ装着

などのプチ改造をディーラーにて施工してもらいました。ハーネスの取り付けは間違いやすいようで（てゆーか，間違われて異常点灯になってしまったので着けなおしてもらいました），今回はやはり自分でやらずに良かったと思いました。


メカの方とサスペンションのリニューアルについて相談したところ，スプリングはそのままにショックとブッシュ類だけ交換する方向となりました。ST用も装着できるようでしたが，スプリングとの相性はノーマル用が良いだろうという結論に達しました（費用は8万円程度）。

社外品としてビルシュタインのショックが選べることを話すと，メカさんはこちらにご興味があるようで…。同行もビルを着けるなら黄色を着けてみたいが，乗り心地が悪くならないかちと心配。スポーティタイプではないものを選ぶとしてもこちらか純正かで迷います。ちなみに価格はビルのB4，B6そして純正間で大差はないようです（追記：B6のフロント用は純正やB4の倍程度の価格でした）。