
PCXのリアサスを交換してから、乗るのが楽しくて堪りません。
こうも素直にコーナーを曲がれるかと思うと、ついつい乗りたくなっちゃいますね。
そんなわけで今日も寄り道して帰っています(笑)。
PCXは進化する都度にフレームや足回りを強化。
私のはアンダーボーンだけと新型のPCX160はダブルクレードルフレーム。
もちろん剛性が上がっただけ足回りも強化され、新しくなる毎に硬めの乗り心地に変化しています。
ダブルクレードルフレームは普通のオートバイでも使われてCB-SF、ZR-Xもこれです。
ただ、フレームそのものの重量が増加するんですね。
アンダーボーンはスクーター専用フレームなので、剛性に関しては比べるわけもなく完全に見劣りします。
ちなみにPCX150(KF12)は車体重量121kgでPCX160(KF47)は132kgで11kg重くなっています。但しエンジン出力は向上しているので、KF12の13PSに対して2.5PS向上しています。
パワーウエイトレシオで比較するとKF12の方が勝るのですが(笑)。
でも、初代から三代目にかけてのPCXはアンダーボーンフレームと、柔らかいサスペンションのおかげで乗り心地が最高に良いバイクです。
たぶん今まで乗ったバイクの中で乗り心地は一番です。
純正サスでのんびり走るには全く不満はありません。
ただ、どうしてもコーナーに入る時に減速しないといけないのが、性格上ずっと許せなかったんですね。
いくら頑張っても、タイヤを替えても、オーバースピードで入るとどんどんアウトにはらんでいく恐怖。
結果的には長くなってしまいましたが、PCXの特性を体感してからKITACOにするかYSSにするかの二択。どちらにするにしても、似たり寄ったりの商品なので悩みました。
結果的にはモンキーで使ったことがあるKITACOをチョイス。
現在慣らし中ではありますが絶大なる効果を体験しています。
確かに高級な乗り心地は失せてしまったものの、剃刀のように鋭くコーナーを攻められる安心感を手に入れたことの方が幸せです。
シートもゲルを入れてあるので、ある程度のゴツゴツ感はシートで吸収してくれます。
攻められるようになったので、フレーム剛性の弱さを露呈していますが、限界速度が高くないPCXなのでさほど気にしていません。
サスを替えてみて、予想通りの方向性になったので大満足です。
また、フロントにしっかり荷重がかかることでブレーキの効きも良くなったのは予想以上でした。
燃費も良くて、高速にも乗れ、維持費もそれほど高くない。
まして車体は原付二種なので取り回しも軽快。
ますます手放せないですね。
Posted at 2022/07/11 22:13:37 | |
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