
バイクブーム終焉というのがトレンドに上がっていますね。
キャンプブームしかり、ブームというのはいずれ終わりが来ます。
そもそも1980年からのバイクブームのような波ではなく、コロナ禍の巣ごもり需要で気持ち増えただけの気がします。
登録台数の増加も、もっぱら原付二種や軽二輪の一部ですから。
新しくバイク趣味を楽しむ人が増えて追い風にならなかったのは、例の半導体不足による新車不足。おかげで中古車が高騰してしまい、新車が買えないユーザーが買うはずのバイクが手に入らなくなりました。
中古車価格はどんな程度であっても高騰し、それでも求める人が増え中古車バブルの状況になってしまいました。
おかげで詐欺や整備不良などのトラブルも増加。
旧車においては最近大きな詐欺事件で経営者の逮捕まで。
でも、この手の詐欺行為は昔から少なからず横行していて、買う側も大金を支払っても警戒しなかったのも問題。
何年も納車されないとかあり得ませんから。
新車の生産も増えてくれば、中古市場も暴落するでしょう。
業界も不況の風が吹くかも知れません。
それと、中高年のリターンライダー、未熟な女性ライダーがビックバイクに乗っての事故の増加。死亡事故に関しては昨年を越えて増加中。
先日の奥多摩の事故に関しては、長年締め出されていたバイクが、ようやく走れるようになってからの事故だけに、再度規制がかけられる可能性の懸念も。
バイク詐欺に遭ったり、報道からバイク嫌いになる人、事故に遭ってバイクを降りる人。いつの時代にもいる、そういうSNSを見てバイクを叩くアンチ派。
そう、何も昔と変わっていないわけです。
あの本当のバイクブームからは多少の増減はあっても、ブームと呼ばれるような熱いジェネレーションとは似て非なるものだったんです。
と、言ってもあのレプリカブームの時代に戻りたいとも思わない。
あの頃と今はいろいろな面でも、全く比較出来ない世界なのですから。
逆に言えばあのバイクブームから乗り続けているか、バイクブーム終焉後も乗り出した人がいて、YouTubeやニコ動でバイクライフを紹介する人に刺激された世代が、今のバイク乗りの中心なのだと思う。
時代やライフスタイルの変化もあるし、メーカーも国内市場よりも海外が中心。
そんな時代でも乗り続ける人だけが楽しめる時代になればいいですね。
バイクが好きな人は今も昔もきっと乗り続けるでしょうから。
なんだかんだ言ってもバイク好きですから(笑)。
Posted at 2023/11/29 22:52:24 | |
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