
そろそろ社用車(リッターカー)の
冬用ホイールを注文するよう部下に指示したら、
業者さんから「アルミとスチールのどちらにしますか?」
と聞かれまして、
「安い方で!」と即答したんですが、
「トータルで1,000円位しか安くないですよ?」
と返されました。
1.鉄の方が冬の融雪剤で錆びやすい。
(今後、最低10年は使う車です。)
2.毎年2回のタイヤ交換で腰を痛めそうな人が
何人もいるので、軽い方がいい!(実は軽くない罠w)
・・・と言う訳で、アルミで注文してみました。
ちなみに値段は、4本セットでも「
ADVAN RT 17インチ1本」より安いとか?(汗)
自分がその車を運転する機会は滅多にないんですけれど、
どんなデザインのホイールが来るのか、楽しみです。

しかし、初代レガシィの頃はNAモデルで14インチホイール(185/65-14)
だったのが、現在のリッターカー(正確には1.3L)は15インチホイール
(175/65-15)が普通ですから、タイヤが進歩したと言うべきか、
足回りがかなり良くなっていますね。
裏を返せば、車重の増加 > ブレーキの大径化 > ホイールサイズアップ
なんですけど、ホイールサイズを大きくしても、ちゃんとサスペンションが
仕事しているのは進歩だよな・・・と素直に感心してしまいます。

昔、リアルタイムでグループAラリーカーの進歩を見ていた人なら
覚えているネタですけれど、
ターマックでブレーキを効きやすく(かつ繊細なコントロールも行うために)
ブレーキパッドの面積を稼ぐため、キャリパーが大型化(水冷化)、
放熱性を高めるのにブレーキローターが大型化、
キャリパー&ローターに干渉しないよう、ホイールも大径化、
イコールコンディションで(主に参戦費用を抑えるために
レギュレーションでタイヤ外径に上限を設定、
タイヤを扁平化して、ホイールサイズを稼ぐ
という開発競争がありまして、「インチアップとは本来、
ブレーキシステムを強化する結果起こる事」だとよく解りました。
一般車向けのインチアップは、主に見栄え最優先ですけどね。

大径ブレーキの欠点は、コストのかかる点と、バネ下重量の増加なんですが、
今後は横滑り防止装置とプリクラッシュ・セーフティ装置の標準装備化が
進むので(EUでは商用車に義務化を決定、アメリカと日本も追随する模様)、
コントロール性と放熱性の低いドラムブレーキは(現状でも少ないけど)、
今後乗用車では使われなくなっていく可能性が高い・・・と予想します。
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Posted at
2014/09/11 23:38:04