鳥目って言うけど、鳥は夜目が利くのが多い

網走に住んでいると、朝だけじゃなく、
夜にハクチョウやアオサギの群れが
飛んで行くのを見かけます。
（夜間は、鳴き声しか判りませんけど。）

渡り鳥は、猛禽の襲撃を避けるべく
夜間に飛ぶのは珍しくないそうで、
一説には紫外線も見えているとか？
じゃあ鳥の見る虹は、８色かなｗ

一般的な鳥の視力は、人間の３倍以上、
猛禽類になると８倍を超えるそうです。
鳥も夜になると大人しく寝ているのが多いので、「見えない」と誤解されたんでしょう。
夜行性の鳥と言えば、キャンプ場に行く度聞こえるトラツグミの「ヒー」って鳴き声、
正体を知らない頃は少し怖かったです。現物は「虎縞のデカいスズメ」なんですがｗ

夜は鷲も寝ると思っていたら、時には暗闇で争奪戦をするという…。

↑こういうのばっかり撮っていると、鳥じゃなくて犬を見ている気になります。

そこそこの風速がある時は、（獲物を探すか、移動の準備で）滑空しています。
全幅2.5メートルの主翼をもち、翼面荷重の低さから、強風ならホバリングも可能。
追い風に乗れば、70km/hで巡航しています。

急降下ならオジロワシと同程度で120km/hを超える筈ですが、
眼球は大丈夫なのかな？って思ったら、そこは生命の神秘、
目蓋とは別に瞬膜（しゅんまく）というのがありまして、
通常時

瞬膜オン

（毛が逆立って強そう）
これを撮った時点では瞬膜の事を知らなかったので、
カメラの調子が悪くなったのか?!と焦りました。

今シーズンはもうあと２、３週間で北に帰って行くオオワシですけど、
それまでに「魚を自力で獲るところ」を見てみたいもんです。
（自分で獲らんで、オジロワシから強奪！が普通だったりします。）