
結果から言えば、1走目のミスコースで
10秒以上のタイムロス(GPSロガーの
データを見直したら、意外と手間取って
おりました。汗。)と、パイロンタッチ2回の
セクションペナルティ(20秒加算)が響いて、
チームメイトの雪風号に敗退しました(違。)
セクションペナルティを計上しないで、
走行タイムのみを比較すると、
最速はクラス3(排気量2L未満、MT、クラス優勝はS2000。)
次にクラス1(排気量2L未満、AT、クラス優勝はカルディナ。)
3番手がクラス4(排気量2L以上、MT、クラス優勝はR32GT-R。)
4番手がクラス2排気量2L以上、AT、クラス優勝はCX-7。)
最後がレンタカークラス(今回はヴィッツのATでした。)
基本的に軽い車が有利みたいです。

通常のジムカーナの半分くらいのコースで、50秒前後のコースに対して、
セクションペナルティ(タイム加算)が大きく設定されていますから、
優先度は「加減速やコーナリングスピード」よりも、「ミスなく走る事」です。
今回のセクションペナルティは、
・パイロンに接触(動かない場合はペナゼロ) +10秒
・バリア(主に車庫入れ)に接触 +10秒
・停止ラインオーバー +5秒
・フライング +5秒
・指示無視 +30秒
・ミスコース そのクラスの最遅タイムに+30秒

スピードはそこそこでも、ミスなく走ったレンタカークラスのヴィッツの
合計タイム(213秒)が、クラス4(排気量2L以上、MT)の平均的なそれ
(205~210秒)と大差ありませんでした。
熱くなってくると、割と皆パイロンタッチをやらかしてしまうみたいです。
次が焦ってミスコースして、30秒加算されちゃうパターンです。
(冷静に見られるならば、倒してあるパイロンで識別できるようにはなっています。)
先に走っている車を眺めてコースを覚えられる点で、先行側は不利ですね。
因みに「慣熟歩行」はありません。
未経験者に慣熟歩行はどうか?とも思いますけどねw

簡易版ジムカーナと言うのが、経験者には分かり易い表現ですけれど、
基本は「一時停止」と「車庫入れ」と「転回」ですから、モータースポーツ
未経験者には、「普段乗りを、ちょっと高度にしてあるけど延長したもの」と
言ってあげた方がいいような気がしました。
この競技では、停止ラインを前後どちらかだけ跨いで停車にしていますけど、
普段は一時停止線にバンパーがかからない様に停車している事の応用だし、
車庫入れは買い物に行ったら誰でも普通にやっているし、
360度ターンはなかなかやらんけど、急制動とパイロンスラロームは、
緊急時の危険回避技術として、運転免許を持っていたら身に着けていて
当然の技術ですから、実は「特別な技術」は求められていないです。
因みに、サイドブレーキターンと、ドアを開けてのバックは禁止でした(苦笑。)

86/BRZは軽そうでしたけど、バックでの車庫入れで苦労していました。
一時停止と車庫入れでは、オフィシャル同士の確認の為にフラッグ(緑色と黄色)を
振る人が近くで見ていましたが、オフィシャルがどちらの旗を振るか判断する時間と、
旗が振られたのを視認する時間が勿体なかったので、自分は2走目からは旗は
全く確認しないで走っていました(元々、赤旗・黒旗が無いせいもあります。)

今回履いて行ったタイヤが、
18,000km走ったヨコハマ・ブルーアースA
(エコタイヤ)だったんですが、予想以上にコントロールが利くタイヤでした。
ブレーキパッドがエンドレス・MX-72ですから、ちょっとチグハグな感は
ありますが、4走目のパイロンスラロームからの右回り急制動では
かなり助けられました
(これが普通のアスファルト路面だったら、タイヤ1本分滑っていたかも…?)
走行タイムだけ見れば、クラストップからトータル3秒遅れですから、
次回はタイヤをアドバン・スポーツか、ネオバに替えて…(嘘。)
そこまでやるんなら、「未経験者向け」の趣旨から外れるので、
「ライセンス所持者だけのクラス」を設定した方がいいですね…(汗。)
それで全員熱くなり過ぎて、セクションペナルティを貰いまくると(爆笑。)

今回、入賞者への副賞は「フロントガラス用ひさし」と「バスタオル」でした。
(参加料金が3,000円だから、副賞が出るだけ有難いのかも?)
しかし、クローズド競技とはいえ、JAF公認競技で「ヘルメット不要」の
イベントが出来たのはちょっとした驚きです。
これで「試しに自分の車でジムカーナコースを走ってみるか?」という
人が増えると面白いことになるかも?…と少し期待しておきます。
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サーキット | 日記
Posted at
2015/07/14 23:54:43