１万本のヒマワリと、オーヴェールの丘

日曜日は早朝からバイクを出そう！
…と前の日には思っていたんですが、
実際に走り出したのは、陽も高い11時。

大きく寝坊した訳ではありませんが、
何となく眠気が抜けずダラダラしておりました。
走り出せば、眠気は抜ける！と言いたい
ところなんですけど、疲れが溜まっていると
バイクだって居眠り運転に陥ります。
冗談抜きで。

アイスコーヒーをちびちび飲みながら、みんカラを見たり、写真整理をしていたら
体調が回復してきたので、ツーリング開始。
網走の名所、能取岬を眺めたら、北海道の風物詩（？）大型コンバインを撮影。
後タイヤが、乗用車のそれとほぼ同サイズだと思ってください。

軽トラや乗用車、できればロールベーラーも並んで撮れたら最高です。

農作業の邪魔にならず、農地を見下ろせる位置を探して土手（砂利道）を
走っていたんですが、農地と反対側の原野に何か白い鳥が見えました。

アオサギより大きいからオオサギかな～？と望遠レンズ（今回は60mm）を
向けてみたら、タンチョウでした。夏は「道東各地で暮らすようになってきた」と
聞いてはいましたが、ちょっと意表を突かれました。

成鳥は大抵つがいで行動しますから、まだ若いのかもしれません。

お昼ゴハンは女満別のセイコーマートで調達し、「いい景色でも眺めながら
食うか～♪」と、女満別空港の裏手にあるリサイクルセンターへ移動。

なんと！ヒマワリが満開でした。
駐車場は人が多いので、100m程奥に進んで駐車。

こんなに咲いているなら、60mmじゃなくて40-150mmを持ってくれば良かった
…と少しだけ後悔しつつ、ヒマワリとバイクをセットで撮ってみます。

（↑Blog用に拡大してあります。）

この時は東から風が吹いていたので、ヒマワリと飛行機を一緒に撮るには
やや不向きでした。個人的には、西から風が吹いている時に着陸態勢の
飛行機を撮るのがモアベターだと思います。

B-737でも流石新型、離陸は結構急角度で上昇していきます。

青空とヒマワリ。

ありがちな構図でゴメンｗ

美幌町のバイク屋さんでスパークプラグを４本とも交換してもらって、
機嫌よく走りながら、帰りも再び女満別へ。

朝日ヶ丘公園から「映画ロケ地」の看板のとおりに走ってやって来たのが
黒澤明の映画「夢」でロケに使われた「オーヴェールの丘」

車が５、６台停められえそうな駐車場があるんですが、砂利も敷いていない
部分は「私有地？」と警戒して停められず、出入口の脇に停車の図ｗ

何分昔（1990年）の映画なモンで、ここを観に来る人は少なめです。

小麦畑と防風林のコントラストが目玉なんですが、なかなか満足いく
出来の写真は撮れません。メインはツーリングと言っても、少し残念。

定点カメラを置いて、麦藁ロールが並ぶところまで撮ると面白そうです。

この日はずっと「暑い暑い。でも暑さ寒さも彼岸まで。」とか考えながら走っていました。
北海道の夏は駆け足で過ぎていきます。
お盆を過ぎたら、暑かったのが嘘のように涼しくなります。

短い夏なら、酷い暑さも貴重な気がしてくる…かもしれません。