
毎朝徒歩で職場に向かっていると、
交通量が少なくて油断しているのか?
一時停止の停止線をまたいで止まる車が
圧倒的に多くて、「何だかなー」って気分に
なっておりますが、
もし交差して自転車が走って来たら
撥ね飛ばしそうです。きっとその時は
「運が悪かった」って言い訳するんだろうな~。
(´。` )
強化クラッチも踏まなくていいオートマ車で、何で一時停止をきっちり
できないのか?理解し難いんですが、くれぐれも人を撥ねないで
いただきたいものです。
余談ですが交通事故統計によると、男性ドライバーが事故を起こす
パターンは「追突」が単独トップですが、女性ドライバーの場合は
「追突」と「出会い頭事故」のツートップだそうです。
この辺は男女の性格差があるのかもしれません。
話を一時停止に戻します。
まず道路標識は道路法第45条によって、
道路管理者は、道路の構造を保全し、又は交通の安全と円滑を
図るため、必要な場所に道路標識又は区画線を設けなければならない。
2 前項の道路標識及び区画線の種類、様式及び設置場所その他
道路標識及び区画線に関し必要な事項は、内閣府令・
国土交通省令で定める。
3 都道府県道又は市町村道に設ける道路標識のうち内閣府令・
国土交通省令で定めるものの寸法は、前項の規定にかかわらず、
同項の内閣府令・国土交通省令の定めるところを参酌して、
当該都道府県道又は市町村道の道路管理者である地方公共団体の
条例で定める。
…となっております。

標識の寸法等々は、
道路標識、区画線及び道路標示に関する命令(昭和35年12月17日
総理府 ・建設省令第三)に、細かく定められています。
色々あるので、寸法の一部だけ抜粋。
1 寸法が図示されているものについては、図示の寸法(その単位は
センチメートルとする。)以下この備考において同じ。)を
基準とする。
4 高速道路等に設置する警戒標識については、設計速度が
60キロメートル毎時以上の高速道路等に設置する場合にあっては
図示の寸法の2倍まで、設計速度が100キロメートル毎時以上の
高速道路等に設置する場合にあっては図示の寸法の2.5倍まで、
それぞれ拡大することができる。
9 規制標識及び指示標識については、道路の設計速度、道路の形状
又は交通の状況により特別の必要がある場合にあっては、
図示の寸法の2倍まで拡大し、又は図示の寸法の2分の1まで
縮小することができる。

1は標識の寸法にも「標準サイズ」がある事が決まっていて、
4は、高速道路に設置する警戒標識(黄色菱形の標識)は、ドライバーが
遠くから判別できるように2倍又は2.5倍のサイズに拡大できるという事で、
9は、ケース・バイ・ケースで、2倍か0.5倍に変更できるという話です。
何で小さく?と思ったら、設置スペースの関係で標準サイズの標識を
設置できない時のためにあるようです。(標識を設置する高さにも
規定がありますから、高過ぎたり低過ぎたりしないよう決まっています。)
で、某農免農道にて見かけた「十字路あり」の標識。
最初ここを通った時は「十勝型事故」を警戒して、交差する道路に車が
いないか警戒してひたすら首を振っていたもんで、「一時停止」の
マークに気がつきませんでした(汗。)
よく見たら、交差点にも停止線がありません。

つい最近まで交通量の殆ど無い交差点だったところに、自動車専用道の
出入口が新設されたので、急遽一時停止の表示(標準サイズの2分の1より
小さく見えますから、厳密には道路標識では無い?)を追加したように
見えます。
一時停止標識は「規制標識」ですから、設置は公安委員会の管轄に
なりますが、標識の設置だってタダじゃないし、ここに必要か?
と考えると…。
ウーム
なお、北海道内(帯広市の郊外が特に多いです)の見通しのいい
交差点では「一時停止無視&交差車両見落とし」で大事故が
ちょくちょく起きていますから、相手側の一時停止標識だけ見て
「こちらが優先だから安全」と思い込んだら危険です。
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Posted at
2015/11/19 22:16:55