朝鮮国連軍後方司令部は今は横田

もう６４年間も休戦しているから大半の人が
忘れていそうな話ですが、朝鮮戦争は
終結しておりません。
なもんで、国連軍司令部は韓国のソウル
（38度線まで近過ぎ！）に、後方司令部は
東京都内、横田飛行場に置かれています。
形式的なものかと思いきや、アメリカ軍
以外にも8か国（イギリス、フランス、
オーストラリア、カナダ、トルコ，ニュージーランド，
フィリピン，タイ）の駐在武官（軍人外交官）が
各国大使館に常駐しております。

朝鮮国連軍は，日本国内７か所の在日米軍施設・区域
（キャンプ座間，横須賀海軍施設，佐世保海軍施設，
横田飛行場，嘉手納飛行場，普天間飛行場，
ホワイトビーチ地区）を使用することができることが
決まっておりまして、文言通りなら、
フランスが国連軍として空母シャルル・ド・ゴールを
横須賀に寄港させたり、大英帝国が同じくトーネード
攻撃機部隊を横田に派遣することも可能なんだ！
…と少し想像し難い事態を妄想してしまいました。

日本は表立って国連軍に加わってはいませんけれども、
当時の掃海（機雷の除去）は旧帝国海軍の退役軍人を
派兵しておりましたから、実は「紛争当事国」だよなぁとか
考えてしまうのでした。

拉致問題があるから更に事情がややこくなるんですが、
今アメリカが空爆したら（弾道ミサイルでの反撃は準備が
間に合わないとしても）、横田界隈で何らかのテロが
起こりそうな予感はあります。
それで共謀罪云々で大騒ぎしていたのかもね？と
連想しちゃう部分もありますが、事態がどう転んでも
ロクな方向に進まなそうなのが困ったところです。

シェルターがある訳でも無いから、自分は静観するだけ
なんですけどね。今回オチはありません。