SBK最終戦カタール、レース２はまさかの雨で中止

WRCスペインと同時期に開催された
SBKのカタール戦。
レース１は平常通りに開催され、
ヤマハのロウズとアプリリアの
ラバティによる熾烈な３位争いが
すっごく面白かったんですが
（まさか最終ラップの最終コーナー
までもつれ込むとは！）、
レース２はまさかの豪雨でサーキット内に川ができて
キャンセルされてしまうというまさか過ぎる幕切れ。
来シーズンはカワサキとドゥカティがニューマシンを
投入するとか、ヤマハがサテライトチームを用意して
某ワークスライダーを引っ張ってくるとか、
色々と大きく変わりそうな噂が多いです。
でも、来シーズンもジョナサン・レイが強い事だけは
大きく変わらないんだろうなー。

さて、WRCスペインのほうは、ラトバラが久しぶりに
首位をキープし続けて「これは優勝か？」と思った
途端にパンクで後退し、ワークスドライバーでただ一人
ハードコンパウンドをチョイスしたシトロエンのローブが
優勝するという。予想外のような？そうでもないような
展開を見せてくれました。

「ラリーは経験がものを言うモータースポーツ」とは
よく言われますが、他の３ワークスに比べて一段
落ちる仕上がりのマシンで勝っちゃうのは、流石
希代の秀才セバスチャン・ローブ！･･･と言うべきかな。

しかし、メイクスタイトル、ドライバーズタイトル共に決着は
最終戦オーストラリア（11/15-18）まで持ち越されまして、
今シーズンのWRCはもうちょっとの間楽しめそうです。