
軽飛行機用の水平対向6気筒
ターボエンジン、何cc?
閑話休題。
昭和天皇の写真を燃やしたうえ
踏みつける作品が原因で大炎上
した挙句、脅迫状が届いて(犯人
が捕まったのに)展示会の一部が
中止のままという、何だかなー?
って顛末なんですが、まず第一に
「反権力・反権威」って言うなら
権力側である県と組むのが既に
ロックじゃないよな~。
だいたい、(黙っている人が多いが)今でもファンの多い
昭和天皇の「悪口を言ってるような」作品なんて展示したら
(右翼のおっかないお兄さん達はさておき)、政治的に
中立な人等でも怒り出すなんて高校生でも思いつくのに、
責任者(県知事含む)は警備を強化することもせず、理論
武装を整えることもせず、覚悟すら決めないで開催した
ことにビックリです。

そして「ヘイトだから芸術じゃない」「いやヘイトに見えん
」という議論もあるのですが、そもそも「世の中の芸術作品の
99%はガラクタであり崇高なモンじゃない。芸術家にすれば
作品を作る行為は例えが悪いけどウ〇コするようなもの。
そうしないと4ぬ病気に罹っている可哀想な人達」と見方を
変えると、怒りもちょっとは収まると思います。
茶化している訳でもなくて、
・クルマ好きがヒマになるとドライブする
・カメラマンが気に入ったものは何でも撮ろうとする
・読書家が読む時間は無くても本を買い込んでしまう
…あたりも似たような症状ですから変人扱いはし難いかと。

だから、脅迫状が1通来ただけで責任者がとっとと逃げ出した
挙げ句「私の責任じゃない」って連呼した日にゃ、日ごろ
苦労して作品に取り組んでいる連中にしたら「裏切り者」と
いうか「卑怯者」にしか見えないだろうな~とも思ったり。
これで「文化祭とか芸術祭とか、脅せば中止にできる」って
宣伝する形になっちゃったのはマズいよな~。せめて「警備
体制を見直すから一週間閉鎖のち再開」くらいに言っときゃ
よかったのに…と考えてしまいます。

再開できても運が悪けりゃアタマのおかしい人の襲撃で
大損害ですけど、そもそも芸術家って「遊んで稼いでいる
変わった人たち」ってのが世間の認識なんですから(←
偏見)、悪口言ってるように見えちゃう作品を飾りつつ
「表現の自由を守れ!」って立派な事を叫ぶなら、同時に
「これに人生賭けているんです!!」って覚悟を示さないと
ダメじゃないかな~?と思わずにおれません。
「悪口じゃない」って言っても、芸術作品ってのは
「美(醜)は観る者の心の中に宿る」ですからね…。
基本的に「まったく応援しないけれど、責任者の首を
すげ替えた上で展示は再開すべし」と考えておりますが、
感情的には不愉快な話です。色々と。
ブログ一覧 |
雑感 | 日記
Posted at
2019/08/22 23:04:57