2025年08月07日

後部甲板からブリッジに
向かう通路は屋外にある
長い(と言うか急な)
階段でした。
一般公開なので安全の
ためナイロンフェンスで
覆われていましたが、
通常は剥き出しとのこと。
高所恐怖症には向きませんw
階段に手前には再圧タンク。
潜水病にかかったダイバーを即収容して
数時間から3日間かけて治療します。

一説によると最大加圧時はバレーボールが
ソフトボール大に縮まるとか何とか。
ブリッジへの階段を昇っていて
振り返ると、手前にはクレーン、
岸壁には90式戦車が見えました。

戦車は東駐屯地あたりから陸送して来た?
ブリッジ内は省略して、艦内の通路に
飾られていた盾(寄港先から贈られたもの。)

右下のゴールデンイーグルスはアメリカ海軍の
第9哨戒飛行隊なので、多分ハワイ州に行った際
贈られたんじゃないかと想像します。
格納庫に近い通路で見た(多分)油圧ジャッキ。

機雷をバラストごと持ち上げて運ぶのかな?
40分かけて艦内を観て回りました。
駐車場は艦首側ですが、艦尾側に行ってみます。
警備の人が一人おりまして、わざわざ艦尾を
見に来る人は珍しいみたいでした。

直前の硫黄島での演習で、中央扉の
グレーチングを一部欠損したそうです。
艦齢的にはお婆ちゃんだし、仕方ないか?
左右に2つずつある扉は機雷敷設用扉です。
掃海ヘリコプターのMH-53Eが老朽化したので
MCH-101に更新したら、ペイロードが足りず
色々と苦労している…と聞かされました。

※↑海上自衛隊より転載。
一番の苦労は、新入隊員不足。
給料よりも、休みが取り難くて携帯電話が
通じない事の多い点が敬遠されるとか。
その点では、陸自の方がちょいマシかな?

珍しい艦船に続けて乗れて、満足度の高い日でした。
Posted at 2025/08/07 23:08:06 | |
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観光 | 日記
2025年08月06日

巡視船れぶんの次に乗艦
したのは海上自衛隊の
掃海母艦 MST-463
うらがです。
掃海艇への補給の為の
艦艇なので、なかなかの
サイズ感。
基準排水量は5,700t
なので、以前見た補給艦
ましゅうの約半分の重さです。
タラップがなかなかの長さ(高さ)で、
上るときは下を見ないようにしましょうw
甲板からブリッジを見上げると、フェイズド
アレイレーダーもCIWSも無いシンプルな眺め。
舷側を歩いていると、海保の巡視艇とまかぜが
広報活動に勤しんでおりました。

指示灯に「学生募集」らしき文字が見えます。
後部甲板(兼フライトデッキ)には掃海作業用
ゴムボートが展示中でした。船外機はスズキ製。
最後尾には機雷(海底設置式の訓練弾)が
展示されていました。
こちらは係維式の機雷。
上の丸い部分に爆薬とセンサーが入っており、
下の箱状の部分が重りになっています。

敵が上陸してきそうな拠点付近に機雷原を
敷設した際は、これだけ浮かべておいて
相手を牽制する…といった使い方も可能です。
また、相手の海上通商路を機雷で封鎖することも
理論上は可能です(80年前のアメリカ軍は
飢餓作戦で実践しました。)
ヘリコプター用(?)格納庫。

護衛艦では見られた誘導マーカーとか
見当たらんと思っていたら、ここでは
ヘリコプターの整備はできないとのこと(驚。)
重いものを運ぶためのフォークリフト。

これとは別に、艦の数か所に折り畳み式
クレーンがありました。
格納庫内に貼られていた任務の紹介写真。
ヘリコプターが既に退役しているMH-53E
だったりするのはご愛敬。

現在は後継機のMCH-101を使っておりますが、
MH-53Eよりもペイロードが少ないので色々と
使い勝手が宜しくないそうです。 (続く)
Posted at 2025/08/06 22:51:58 | |
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観光 | 日記
2025年08月04日

港まつりに合わせて
苫小牧港で色々と
一般公開されるので、
観に行ってみました。
どんよりとした天気で、
写真的にはイマイチですが
今回もE-M1 Mk.3 &
mZD8-25mmの出番です。
室蘭海上保安部所属の巡視船、PL72 れぶん。
全長90m、総トン数1,200トンで、
網走で見慣れていたPM11 ゆうばりよりも
一回り以上大きく感じました。
排水量としては釧路のPL02 えりもといい勝負。
消火作業以外にも色々使われる高圧放水銃。
その後方には(最後に実弾を撃ったのはいつか
聞き忘れました)主砲塔が鎮座しております。

エリコン30mm機関砲みたいです。
ブリッジにも入れました。
印象的だったのが知磁気センサー式羅針盤
(って言うのか?正式名称は不明です。)
普段はGPS連動式(5基搭載)を使い、
こちらはサブということでした。
光ってるスイッチが並んでいたのでついつい撮影。
空調装置の操作パネルです。

写真はありませんが海図の周囲にファクシミリが
最低4台は見えて、通信環境が多少悪くても
送受信可能で枯れている(トラブルの起き難い)
機材の重要性を感じました。
色分けされたバルブも気になりましたが、
傍に船員さんがいなかったので何かは不明。

20分程度の乗船の後、次の船へ向かうのでした。
Posted at 2025/08/04 18:54:35 | |
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観光 | 日記
2025年08月02日

金曜日の仕事帰り、
苫小牧港に寄ってみると
海上自衛隊の掃海母艦
MST-463 うらがが
入港しておりました。
一般公開前なので、
フェンス越しに
撮っております。
隣には海上保安庁の巡視船
PL72 れぶんが停泊中でした。

こちらは室蘭が母港です。
少し離れて、国道に近いキラキラ公園へ行くと、
海技教育機構の練習船 日本丸が停泊中。

今夜から始まるとまこまい港まつりの
目玉でもあるので、色々と準備中でした。
このTOMAKOMAIの文字が、夜間は光ります。
実際に見ると、うらがは予想より一回り
大きくて、日本丸は一回り小さい印象でした。
土曜日は曇り時々雨で、日曜日は別件で
ここに来られなさそうなので、朝家を
出るときにカメラ積んでくれば良かった…。

でも、人でごった返す前に見られて幸運でした。
Posted at 2025/08/02 18:57:56 | |
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観光 | 日記
2025年07月21日

再来週(8/1~3)に
苫小牧中央公園で
とまこまい港まつりが
開催されますが、それに
合わせて海技教育機構の
練習船 日本丸と海上
自衛隊の掃海母艦うらがが
来港する予定です。
札幌から比較的近い分、
日本丸の一般公開は
混みあいそうな予感。
(ただ、外から眺める
だけなら8/4でも可能。)
MST-463、掃海母艦うらがは掃海艇への
補給や機雷の敷設を行う船で、こちらの
ほうが内部を見てみたいところです。

この船(対艦ミサイルの射程が伸びまくっている
現代において)、CIWSも積んでいないのが意外。
姉妹艦のぶんごは75mm砲積んでるんですけどね。
Posted at 2025/07/21 21:30:00 | |
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