
今年も陸別町でラリーセミナーが開催されました。
今回で4度目なので、
正直座学にはあまり関心がなかったんですが
(とは言え、受講できなかった他のメンバーにも
役立つの筈なので、記録はしますけどね)、
上級者(それも全日本の現役選手)から
実践的なアドバイスをもらえるなら
十分価値がある!
…かもしれないと思って行って来ました。
なんと8:30の時点で外気温が+23℃、初夏?
前日の北見市内も(釧路市内に比較して)暖かくて過ごしやすかったです。
でも室内はちょっと涼し目でした(やはり内陸の山間部。)

今回の特別講師は、元SRTJのラリードライバーで、今年はチームNENCから
全日本ラリーに出走する(福島と洞爺と北海道の予定)
鎌田卓麻選手。
印象に残った話は(意訳すると)、
・複合コーナー(切り返し)では、前半でKeep Inを使うことが多い。
少々進入速度を下げても、脱出速度を上げた方がタイムは縮まりやすい。
・世界のトシ新井選手は普通50km/hが限界のところに55km/hで進入して、
普通はコースアウトするところを、そのまま55km/hで通過してしまう。
・複合コーナー(多角形)では、曲率+直線+曲率と書くよりも、
更に緩い曲率1つで済ませた方がシンプルかつ速いことが多い。
・レッキの2走目では、ペースノートの修正や追加が普通なので、
文字間・行間共に余白を多めにしておいた方が良い。
こう並べて書くと簡単そうだけど、一朝一夕に身に着く訳でもないと思います。
昼ゴハンはカレーライスを食べさせてもらった。

午後から、中級車コースは2名ずつ(ドライバー&コドライバー)組を作って、
舗装林道を自走してレッキの練習。今回ビビオが故障して、インプレッサで走りました。
1走目で、コドライバーはドライバーの言うコースを全部書き取り、
2走目で、読み合わせ&修正(読まなくても、駐車帯や目印もメモしておきます。)
3走目が通常本番(スペシャルステージ)なんだけど、今回はセミナーなので、
座学会場に戻り、自分らのペースノート(写真右)と、既に鎌田卓麻選手作成済のもの
(写真左:スタート位置が少し違います)と比較しました。

シンプルでドライバーは解り易そう・・・なんだけど、今自分が(コドライバー視点で)
この書き方をしたら、スタート後1kmでロスト(自車位置を見失うこと)しそう(汗)
今でも2km辺りでロストしてますが(苦笑)
方向表示は「右・左」だと書くのに時間がかかるので、「R・L」「口・エ」に
変更しようかと思いました。アンダーラインは「続けて読む部分」で、
可能なら蛍光ペンを2、3色使って読み易くしておいた方が間違いなさそう。
ちなみに、シャープペンシルの芯は0.9mmのHBを使っています。
長いストレートの始まりでは、ラリコンの積算距離をメモしておくと
ロスト対策になるので、今回助手席のダッシュボードに
タブレットPCを設置したら、
最初のうちは2,540mと2,550mでそこそこ使えそうと思ったものの、
最後は大幅に狂って7,000mとか表示してビックリ!?(雷雲の影響でGPSの精度が落ちた?)
だが、今はラリコンに7万円を使うなら、タイヤ買った方が・・・。
17:00頃に閉会して、帰ろうと思ったら朝とは間逆で雷雨に。

車に落雷しそうな勢いで、雷が光ってましたが、トラブルなく帰宅できました。
(それでも雪じゃなくて良かった・・・と思ったら、5/12になって雪が降りました。)
Posted at 2012/05/12 12:31:47 | |
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ラリー | 日記