美瑛番外地のブログ一覧

北海道ローカル放送で道東の
大樹町が特集されておりまして、
2020年には低軌道衛星の
高度まで届くロケット打ち上げを
計画中という話。
（某ホリエモンも一枚噛んでいます。）

20年以上前から大樹町は「土地はあるから航空宇宙基地を
誘致したい」と言っておりまして、自分は「赤道から離れているから、
結構不利じゃないかなぁ？人工衛星打ち上げビジネスって
需要少なそうだし。」と眺めていたんですが、
当初の構想から30年も経つと民間企業で運用できそうな
超小型で最低限の機能（信頼性は？）の人工衛星が
造れるようになってきまして、世界では年間20回の衛星
打ち上げが行われるようになりました。

打上げ価格と信頼性が両立できれば、大儲けは無理でも
ビジネスとして成り立ちそうな気はします。
（ロシアだってウクライナから打ち上げているし。）

そういや、これ用のロケットモーターってどこ製なの？と
検索してみたら、赤平市にある株式会社　植松電機さん
　　資本金　 1000万円
　　従業員　　20人
　　業務内容　　車両搭載型低電圧電磁石システム設計・製作・販売
てっきり、三菱重工かIHIだと思っていました。

赤平市って先週ドライブで通ったばかり。
先に知っていたら、工場の看板くらい撮ってきたのにｗ

そしてロケットの燃料は「ポリエチレン + 液体水素」のハイブリッド。
ポリエチレンって、レジ袋とかペットボトルのキャップと同じなんですが、
ロケットの燃料になるんだ…驚いたというか、感心しました。

推力１．５トンなのでペイロードはかなり少ない反面、打上げ費用も
恐ろしく易く済ませる計画なので、中企業・小企業連合体向け
ビジネスとするならもしや･･･？と想像してしまいます。

ちなみにアリアン5型の１回の打ち上げが200億円を切る程度。
トヨタだったら単独で出資できそうｗ（WRC参戦費用のン分の１です。）