
今回は、ドライバーなら知っていて
当然の話なんですが、
経験年数の短いドライバーにとっては
かなり重要な事なので、
改めて書いてみました。
事故処理の関係で、
保険会社の担当者と話した後、
ちょっと気になる部分があったので、
かなり久しぶりに
「保険のしおり」を見直してみました。
保険契約において、契約者(大抵はドライバー本人で契約していると
思います)には、保険会社への「告知義務」があります。
告知しなくてはならない内容は(保険会社によって多少違いますが)、
契約者の住所、氏名、免許証の種類、生年月日、車両の仕様、
初年度登録年月、型式、ナンバー、車種、車の所有者、使用目的、
使用の本拠地、以前の契約内容…等々です。
この内容に誤りや嘘偽りがあった場合には、保険会社は保険金の支払いを
拒否できます。悪質な場合には、保険契約を解除し、それまでの保険料の
返還すら拒否できます。
(実際には、保険というものの公共性から寛容な対応がなされる事もあるようですが、
原則は「告知内容に虚偽のある保険契約は無効」と思っておいてください。特に、通販型はかなりシビアらしいです。)

対面型の損害保険なら、大抵は契約時に証明書類(車検証や運転免許証、
住民票等々)を確認する訳ですが、人間のやること、稀にミスも起こります。
そこで、契約時に書面をドライバーに送って契約内容に誤りがないか、
再度確認します。(最近割安と宣伝している通販型の自動車保険は、
この手順も省略しているものが多いようです。その分、安価な訳ですが。)
もし、ここで保険会社(又は代理店)が重要事項を間違って記載して、
ドライバーも確認を怠ったら、最終的に困るのは誰でしょう?
保険金を未払いにできる保険会社・・・ではなさそうです。
代理店がミスをしたとしても、ドライバーが確認を怠った事実は変わりないでしょう。

最後まで読んだドライバーが、この内容を全部理解していなかったとしても、
保険契約書を引っ張り出して(大抵、車検証と一緒に保管していると
思いますが)、記載事項に誤りがないか?隅々まで確認して頂けたら、
これを書いた甲斐はあったと思います。
Posted at 2013/11/28 20:52:18 | |
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