
先日、ドライブの道中(個人的に)
大変珍しいオートバイとすれ違いました。
ホンダCB400SFバージョンR。
(1994-1997)
走っているのを見るのは3度目か
4度目。多分カワサキZ2より稀少です。
今じゃすっかりネイキッド400ccの
国内No.1ブランドであるCB400シリーズですが、
NK-4レースも考慮して登場したこのマシン、
中身はベースのCB400SFから大幅にアップデートされていたにも
関わらず、販売面ではパッとせずに4年でカタログ落ちしました。
ちょっと勿体ない話ですが…。

で、それに対抗してヤマハがXJR400Rを一部変更して出したのが
自分の乗ってるR2なんですが、こっちは2年で消え去りました(苦笑。)
同型車が走っているのを見たのは今まで2回しかありませんwww
(購入時の不評っぷりを考えると2回見ただけでもラッキーかも。)
角目2灯だけでなく、デジタルタコメーターが大不評だったみたいで、
個性なんてものがあっても世間一般から「カッコ悪い」とか
「使い難そう」って思われたら商品としては受け入れられないという
キビシー現実を突きつけられた気分です。まぁ当然といや当然か。

少し違うパターンですが、
全日本ラリーでスバル・ヴィヴィオRX-Rに勝つ!と執念で造られた
ダイハツ・ストーリア×4はクラス常勝を手にしたのに、販売台数は
最後まで年間2500台を超えられず(FIAのホモロゲが取れなかった)、
何の変哲もないグレードをトヨタが「ヂュエット」の名前で売ったら
ヒットしたという話がありまして、ちと悲しくなる部分ではあります。

もっとも、ヴィヴィオもRX-Rが速いだけで売れたのではなく、
日常的な使い易さをよく考えて造られていたからロングセラーに
なった訳ですから、見方を変えるなら「真っ当な実用車が
競技の世界で活躍していたけれど、そっちの面は世間からは
注目されなかった」というありがちな話なのかもしれません。
と言う訳で「個性が大事!」なんて大声で言ってる人の言葉は
ハナっから疑ってかかれよ…ということで締めさせて頂きます。
(ついでに書くと、若者は当blogの中身も疑うようにw)
Posted at 2016/10/27 22:13:03 | |
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