
こないだ、けろりさんがインプレッサに付着した鳥の糞を、アルコールティッシュで実に手軽そうに落としていました。「ほう! 貸して!」と自分も同様にインプレッサに付着した鳥の糞をアルコールティッシュでぬぐってみると、驚くほど簡単に落ちます。
「スゲーーーーーーーー!」
いままでバケツに水を汲んでスポンジで落としていた苦労が吹き飛ぶほどの威力です。アルコールが鳥の糞に効果があるのか! 青空駐車の俺にはピッタリだな! と思って、薬局で無水エタノール(アルコール)を購入してきました(写真)。
ぼろ切れに無水アルコールを染み込ませて、インプレッサに付着した鳥の糞をぬぐってみると、いとも簡単に落ちます。「でも、エタノールなんて使っていいのかな?」といろいろといろんな箇所を擦ってみました。
▼ガラス面に付着した鳥の糞を無水エタノールで擦る
すげー簡単に鳥の糞が落ちます。効果あり。
▼ガラス面のウロコ状になった跡を無水エタノールで擦る
効果はまったくなし。意味はありません。
キイロビンで擦ってみたところ、キレイに落ちました。キイロビンは最強です。
▼ガラス面の内側(室内側)を無水エタノールで擦る
特に効果なし。ふつうのキレイな布で擦るとの違いがわかりません。
▼ボンネットに付着した鳥の糞を無水エタノールで擦る
鳥の糞は一瞬で落ちますが、擦った跡が白く残ります! 冷や汗ものです!!
冷静に考えると、エタノールで擦るっていうのは油分を取り除く、つまり脱脂をする行為です。エタノールで塗装面が剥がれたのではなく、塗装面の上に乗っているコーティング層(わたしの場合はポリラック)が剥がれ、その箇所だけツヤというかテカリがなくなって白く見えるわけです。
というわけで、無水エタノールは購入して洗車に利用するほど効果があるわけでもない…って感じです。
たしかに無水エタノールは鳥の糞を実にお手軽に落とすことができますが、同時に施工したコーティングなりワックスの層を中途半端に剥がすことになります。そのあと洗車してコーティング、あるいはワックスを施工しなければならないので、素直にバケツに水を汲んでスポンジで落とすのが一番のようです。
同じような実験を行う人が出ないように、パーツレビューにも掲載しておきました。
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Posted at
2013/08/04 22:11:51