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2019年01月24日

Ryzen環境を更新

Ryzen環境を更新 Core i7-2600KからRyzen 7 1800Xに乗り換えて使い続けてきましたが、そろそろRyzen第1世代の問題点を解消しようと考えました。マザーボードASRock X370 Gaming K4では、いくつかの問題が発生していました。

■X370のUSBが不安定な問題

Ryzen 1800XとX370マザーボードの組み合わせで起こります。USB接続のハードディスクがうまく認識されないと報告され半信半疑でしたが、ウチではUSB接続のハンディカムを接続したときに、接続と切り離しを延々と繰り返すという状態になりました。BIOSをアップデートしても改善されないためにUSBカードを増設しましたが、できれば使いたくない。X470マザーボードではUSB問題が報告されていないので、Ryzen第2世代用のX470マザーボードに交換すれば解消するのでは?と考えました。

■瞬間的にフリーズする問題

マウスを動かしていると、ピタッと瞬間的にフリーズしてまた復活する問題です。はじめはCrucial SSD特有の現象かと考えていたのですが、BIOSでC6 StateをDisableにすると解消しました。

■メモリが回らない問題

Intel用のメモリがRyzenだと遥かに低クロックでしか安定して動作しない問題です。そもそもの原因は、Intel用のオーバークロックメモリがAMD用の読み書きタイミングとは異なっていること。もうひとつは、マザーボードのメモリ周りの配線がシビアなため、マザーボードの配線でメモリの限界速度が決まってしまうことです。

ASRock X370 Gaming K4とCrucialのメモリ(DDR4-2666)の組み合わせでは、BIOSを更新すると動画の早送り中にOSが落ちる現象が発生するので、あまり配線のいいマザーボードの配線とは言えませんでした。Ryzen第1世代では、各メーカーの最上位マザーボードならメモリも回ったんですけどね。

Ryzen第2世代用になってから、マザーボードメーカーも学習してメモリ周りの配線が改善されました。メモリもAMD用のオーバークロックメモリが登場したので、第2世代のX470マザーボードと組み合わせればメモリもほぼ問題なく回ります。

ということで、X470マザーボードとAMD用のメモリを購入することにしました。ただし! 夏にはRyzenの第3世代が登場してPCI Express 4.0に対応したX570マザーボードが登場する予定なので、マザーボードはなるべく安く済ませました。

購入したのはこちらです。


▲ASRock X470 Master SLIとG.Skill F4-3200C14D-16GFX

ASRock X470 Master SLIはヤフオク!でマザーボードのみ出品されていたのを送料込み9250円で落札。Intelのネットワークコントローラーが載っていて、メモリが回るのがポイントです。音源はサウンドカード(ONKYO SE-300PCIE)があるので、なくてもいいぐらいです。

G.Skillのメモリはツクモでツクモの通販と同じ値段(約2万7000円)で買いました。G.Skillのこのメモリを選んだのは、確実に3200MHzで動作するからです。さらに高クロック版もありますが、レイテンシが詰まっているほうを優先しました。メモリのオーバークロックは簡単ですが、レイテンシを詰めるのは時間が掛かるからという理由です。


▲バックプレートがないので、PPシートをカッターで切って制作

付属品が何もないので、バックプレートはPPシートをカッターで切って自作しました。もうちょっとキレイに切れれば良かったのですが…。


▲CPU、メモリ、CPUクーラーを装着

X470 Master SLIにCPUとメモリを乗せて、CPUクーラーのCryorig H5 Universalを乗せます。とても装着しやすいCPUクーラーなのでCryorigはお気に入りですが、日本の代理店が変更になって一気に品薄になっちゃいました。


▲Antec P182に裏配線で搭載

PCケースはP182を使い続けています。頑丈で裏配線ができて、静音で5インチベイの多いケースって、いま売っているのはCM690 IIIぐらいじゃないかな?

電源を入れて動かしてみると、メモリも3200MHzであっさりと動きました。USBのほうは、ハンディカムを接続しても切れることなく問題なく認識しています。なんというか、モヤモヤしていたことが一気に解決して何も発生しないので、拍子抜けで脱力感でいっぱいです。

Ryzen発売当初はマザーボードが入荷されなかったし、動くメモリもわからなかったし、AM4ソケットに装着できるCPUクーラーもなかったから、あのときに比べればめちゃめちゃ改善されましたね~。

これでCPUを第3世代のRyzenに交換することもできますし、そのまま使い続けるってもアリです。

第3世代のRyzenでは、いくつか心配事もあります。

・第3世代のCPUで必要な電力が不明。場合によっては電源ユニット交換。
・AMDが設計するPCI Express 4.0の回路周りは不安。
・PCI Express 4.0に対応するNVMe SSDの発熱は猛烈であろう。
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Posted at 2019/01/24 22:29:47

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東京都出身のイケぽんです。 WRX STI スペックC 17インチタイヤモデルでクルマは4台目。 ガソリンエンジンのクルマにあと何年乗れるかなぁ…。
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