2019年02月26日
ATOKのために一太郎2019を買った
いままでパソコンでの日本語変換にATOK 2012を使ってきましたが、そろそろバージョンアップしようと考えました。ATOKはパッケージで店頭販売されていましたが、いつのまにかATOK Passportという名前で月額約300円のオンラインソフトウェアとなっています。
月額で約300円なら年間約3600円なのでお得だと感じるかもしれません。でも、ATOK Passportは毎月課金が発生するだけでバージョンアップは年に1回。そもそも毎年しなくてもいいかなって類いのソフトです。できれば購入してずっと使い続けたいのでパッケージ版を調べましたが、継続販売されているATOK 2017はちょっと古い。ということで、オマケでATOK 2019が付いてくる一太郎2019を購入しました。ATOK 2012を持っているので、特別優待のダウンロード版が約8000円でした。
最新のATOK 2019を使ってまず感じたのは、機能をいろいろと盛り込みすぎて迷走した部分もあるな~と。ATOKのいちばんの強みは、長い文章を入力して変換したときの連文節変換です。文節単位よりも精度の高い変換結果になります。でも、たとえばスマートフォンだと入力中に「これを入力したいのじゃ?」という単語の候補が次々と表示される推測変換がありますよね。ATOKもこの推測変換を搭載しているのですが、さきほどの連文節変換とはベクトルが逆方向の機能です。たしかに短い文章を入力するときには便利ですけどね。
ATOKの辞書も強力になって、プレミアム版には辞書にない最新用語をクラウドから取得する機能もあります。その辞書機能がある意味で行き着いたといえるのが、ATOKインサイトという機能です。ブラウザやテキストファイルなど、パソコンで表示されている画面の用語を拾って変換候補にするという、ある意味末期的な機能です。ブラウザでニュースのページを開いておくと、政治家の名前や事件などが変換候補としてバシバシ表示されるので気持ち悪いぐらいです。
わたしが便利さを実感したのが、メールを書くときの名前です。「斉藤」とか「渡辺」って複数の字体がありますよね。間違えると失礼だからコピペするか、みたいな。でもこのATOKインサイトを使うと、メール中の「渡邉」という単語が変換候補の一発目にバシンと出てくるので腰を抜かして便利さを感じますよ!
ATOKインサイトの登場当時はCPUパワーを喰われるしアプリケーションが落ちると評判が悪かったそうです。でも、こういう機能はいまのマルチコアCPUなら計算能力が余りまくってますから、これから活きてくるのじゃないかな?
いい感じで気持ちよく入力できるのでほとんど文句はないのですが、1つ残念なのは、このATOKをレビューしているサイトがほとんどないということです。もちろん、マスコミによるレビューはありますよ? でも、ATOKはパッケージ売りしていないから、通販サイトでのレビューコメントが存在しないんですね。実際に使ったユーザーの肉声が見えないというか。そういう意味で、ジャストシステムはパッケージ売りを軽視しているかなって気もします。
わたしが知らないだけで、ATOK Passportを契約している人がものすごい数いるのかもしれないけれど!
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Posted at
2019/02/26 21:59:09
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