2019年06月13日
PASMOでいろいろと苦労した
PASMO定期で勤務先まで通勤していますが、いろいろと面倒くさいことを味わったので、それをづらづらと書きます。
■PASMO定期で通勤経路変更はしづらい
PASMO定期は有効期限の2週間前から駅の多機能券売機で更新できますが、通勤経路が変更になる場合はちょっとややこしい。帰り道にPASMO定期を解約して新しい通勤経路の定期に書き換えることはできますが、PASMO定期を発行した鉄道会社の定期売り場でしか解約できないし、下手をすると帰りの電車賃を自腹で払う羽目になります。
最後までPASMO定期を使って、新しい通勤経路を使う朝に新通勤経路のPASMO定期に書き換えることも考えましたが、地元の最寄り駅の多機能券売機を使うのはイヤだし(理由は後述)、やっぱり事前にPASMO定期は用意しておきたいですよね。
結局のところ、いままで使っていたPASMO定期のほかに、新しい通勤経路のPASMO定期を作りました。新しいPASMO定期を使い始めてから、古いPASMO定期はチャージ分とデポジット500円を払い戻してもらいました。
■連絡定期の鉄道会社には限界がある
PASMOでも複数の鉄道会社を乗り継ぐ連絡定期が作れますが、できない区間がけっこうあることに驚きました。わたしの場合は3社4路線(鉄道乗り入れの関係)となるのですが、1枚のPASMO定期ではムリでした。多機能券売機では候補として表示されるのですが、よく見ると東武野田線で春日部駅まで行って、東武伊勢崎線を使って北千住駅に出るという遠回りで時間もかかる誰も使わないルートでした。恐ろしいことに、そのほうが運賃はつくばエクスプレスを経由するより安いことに腰を抜かしました。結局PASMO2枚持ちという、わけのわからん展開になりました。
■PASMOと組み合わせるクレジットカードには大きな差がある
定期を買うのに大金を運ぶのもイヤなので、東武鉄道の最寄り駅の多機能券売機でクレジットカードで買おうとしたんですよ。クレジットカードを何度入れても戻ってきちゃうので「おかしいな~」と思ってふと券売機を見たら、「クレジットカードは東武カードしか使えません」というテプラのシールが貼ってありました。
東武カードを作ればいいのかな? と思って調べたらものすごいカードでした。お買い物をしたりすると東武ポイントが貯まるのですが、そのポイントは東武系列でしか使えないという縛りです。しかも、ポイントは電子マネーじゃないので直接買い物などの支払いはできず、いちど東武お買い物券(1000ポイント)を経由する必要があります。トドメとしては、ほかのポイントには変換することができません!
PASMOのオートチャージを利用したかったのでクレジットカードは新しく作るつもりだったのですが、東武カードは勘弁。いろいろと調べた結果、東京メトロのTo Me CARD Primeを作りました。
選択理由は単純で、クレジットカード会社のポイントのほかに、東京メトロを定期区間外で1回乗るたびに10ポイントずつ貯まること。還元率にすれば5%近くなります。そして、このポイントがPASMOのチャージに変換できることです。これはうれしい。
東京メトロのTo Me CARD PrimeにはPASO一体型もありますが、載せられるPASMO定期の発行鉄道会社は限定されています。つくばエクスプレスは対象外だったため、PASMO定期とクレジットカードは別になりました。
■PASMOのオートチャージ登録は時間がかかる
PASMOでオートチャージを登録するには、けっこうな手間と時間がかかります。PASMOとクレジットカードを用意して、専用の用紙に番号を記入して、自分で用意した封筒に用紙を入れてPASMO(企業)に送ります。PASMO(企業)から登録したという内容のハガキが届くので、駅にPASMOを持って行って駅員に登録してもらうという流れです。
ちなみに、わたしの場合はクレジットカードを作るのに6営業日、封筒を送ってからハガキが届くまで10営業日かかりました。忍耐力が必要です…。
■還元率に関しては、ビューSuicaにはかなわない
JR東日本のビューSuicaは定期を買ったりしたときの還元率は1.5%ですが、PASMOとクレジットカードだと1%です。PASMOはあらゆる点でビューSuicaに劣っています。
ただ、PASMOのなかでも東急電鉄だと、PASMO・定期・クレジット・キャッシュカードの一体型PASMO定期が作れます。東急沿線だとポイントが貯まりまくるし、財布に入っているカード類が減ります。欠点は、その一体型PASMO定期を落としたらたいへん面倒なことになることでしょうね。
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Posted at
2019/06/13 23:26:07
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